バックロードホーン−長谷弘工業 バックロードホーン 気ままな「じょんのび日誌」お買い物カゴ通信販売表記HOME

 ・ 気ままな「じょんのび日誌」
 ・ 試聴された方の感想
 ・ 企画中の商品
 ・ イベント案内 NEW!

バックロードホーン

 ・ バックロード自作キット
 ・ ハイブリッドホーン
 ・ RR-10
 ・ バックロード・カースピーカー
 ・ アクリル・クリアスピーカー
 ・ 卓上型バックロードスピーカー
 ・ ピアノフィニッシュ・スピーカー

ヒダスキ

 ・ SSC
   スーパーサウンドコーティング

 ・ SSC 薄型平面スピーカー

ヒダスキ

 ・ インシュレーターヒダスキ
 ・ イオンヒダスキ
 ・ レコードスタビライザー

オプション

 ・ ユニット
 ・ グレードアップ用部品
 ・ 逆バックロード用バッフル
 ・ コーリアンボード
 ・ 戸澤式吸音レゾネーターミニ

インテリア

 ・ スピーカースタンド
 ・ 重ねて作るAVラック

 ・ スピーカー開発ストーリー
 ・ 「緋襷(ヒダスキ)」ストーリー

 ・ バックロードホーン試聴貸出
 ・ 通信販売表記
 ・ 弊社のご案内 (地図)

 ・ ご意見・ご感想はこちら
 ・ 楽しい仲間たちのリンク

 〒955-0845
 新潟県三条市西本成寺2-6-11
 (株)長谷弘工業
 TEL 0256-34-8890
 FAX 0256-35-1952

 
 
  過去(2004/11〜)の日誌についてはこちら・・・ (別ウィンドウで開きます)
 

| 最新号 | 1月〜5月号 |
2008/ 1月〜3月号 | 4月〜6月号 | 7月〜12月号 |
| 2007/ 1月2月号 | 3月4月号 | 5月6月号 | 7月8月号 | 9月10月号 | 11月12月号 |
| 2006/ 1月2月号 | 3月4月号 | 5月6月号 | 7月8月号 | 9月10月号 | 11月12月号 |
| 2005/8月号 | 9月号 | 10月号 | 11月号 |12月号 |
| 2004/12月号 | 2005/ 1月号 | 2月号 | 3月号 | 4月号 | 5月号 | 6月号 | 7月号 |

2010/9/3

UMU−121SS,UMU−121SSRのページをUPしました。

毎日暑い日が続いてうんざりですね。熱中症にならないようにと毎日水(含ビール)ばかり飲んでいたら、今度はお腹を壊してしまいました。
本当に青空が恨めしいこの頃です。

大分遅れましたが、UMU−121SSとUMU−121SSRのページをUPしました。
短い説明文でその音をイメージしてもらうのは大変難しいと思いますが、皆様が想像される以上に上質な音質のスピーカーを製作できたつもりです。
今後、試聴会などでの反応が楽しみです。

http://www.hasehiro.co.jp/product/umu-121ss.html

| このページのTOPへ戻る |

2010/8/27

新潟試聴会のご案内。

TOPページでも告知しておりますが、以前お知らせしました新潟県人会大交流祭がもうひと月ほどで開催されます。
東京新潟県人会の100周年を祝った記念事業で、新潟市内の朱鷺メッセ会場を中心として色々なもようしが行われます。
弊社はその中のウェーブマーケット大物産展に出展し、一般の方を対象にハセヒロ・バックロードが奏でる生々しい音楽を会場で聴いていただきます。

大物産展という名のイメージ通り多彩な商品の展示会ですが、実際には地元の食品関連企業の出展がメインになっています。
3万人くらいの入場者を予定しているようですが、多分、新潟市近隣のご夫婦、ご家族連れのお客様が中心になるはずです。
数年前までこの同じ会場で開催されていた「スローフード、スローライフ展」と似たようなお客様層だと思いますが、そのときの経験ではジャズやクラシックを鳴らしても殆ど反応はありませんでした。そのときに流行っていたトレンディドラマの主題歌や洋楽のスタンダード曲、流行のJポップなどが受けた記憶があります。なので今回も同じような曲を流そうと思っていますが、メインに流したい、これはという曲、歌手が中々決まりらず悩んでいます。

オーディオを趣味とするお客様は多分殆どおられないと思いますが、音楽を好きな方はいっぱい来られるはず。その方々にミニコンポや携帯プレーヤーで聴く音楽との違いを実感してもらいたい。
そして、今回初めての試みですが、液晶テレビを持ち込んで音楽や映画のDVDを流してみようと思っています。
前にもお話ししましたが薄型液晶テレビの音があまりにも悪く、外付けのスピーカー、特にバックロードシステムで音がこれだけ向上するということを、オリジナルの音と聴き比べてもらおうと思っています。

| このページのTOPへ戻る |

2010/8/23

本当に切なくなってくるのです。

毎日暑い日が続いていますが、皆様は大丈夫でしょうか?私の知り合いにも熱中症で倒れた人がいます。どうか無理されずに、この長期亜熱帯地獄を無事に乗り切ってください。

その暑い中、試作機のUMU-121SSの無塗装とラッカー塗装タイプをお盆休みも利用しながらずっと聴き比べています。
今回UMU-121SSで初めて試みたラッカー塗装でしたが、この塗料でこれほどまでに音質が変わるとは思いませんでした。
今までのウレタン塗装やポリエステル塗装、カシュー塗装とは明らかに違う響きをする塗料です。
この塗料は固まっても塗膜が柔らかい性質の塗料で、その柔らかい塗膜がエンクロージャーを柔らかいまま押さえるデットニング効果だと思いますが、箱の付帯音が大変少なくなって音消えが早いのです。箱の響きがスッと消えるみたいで、とにかく再生音がスッキリしています。

その違いはボーカル曲を聴くと一番解りやすいです。音消えが早いと歌手の肉声が本当に生々しいです。ビブラートや息継ぎが凄くリアルにハッキリ浮き出てきます。日本語で歌うバラードを聴くと、そのあまりのリアルな肉声に、その歌詞の意味から受ける感動の度合いが違い、歌い手の気持ちが自分に感情移入するのです。勿論、歌のうまい歌手でなければですし、その曲、歌詞の内容にもよりますが・・・。例えば尾崎豊のI LOVIE YOUを歌う中島美嘉。彼女、歌が上手いですね。その素晴らしい歌詞を擦れ声で切なく歌う彼女の声に感情移入して、自分もうら悲しい気持ちになってきます。すぐに他のスピーカーで聴き比べると、声の擦れ具合のリアルさが違い、うら悲しさの程度が違います。このスピーカーで聴くと感情を込めて丁寧に歌っているのが良く解ります。
宇多田ヒカルのヒット曲のFlavor of Lifiを聴くと、「アリガト〜と君に言われ〜〜ると何だか切なぁ〜い」の、かすれ声で歌う“何だか切なぁ〜い”の部分の切なさ、声のかすれ方が違うのです。本当に切ない気持ちになってきます。

今更言うことではありませんが、プロの歌手はどうやって歌えば聴き手に感動を伝えられるか、感動させられるかと、曲ごとに歌い方の工夫をしているはずです。この部分は声を絞って、この部分は息を多めに吐きながら、この部分をビブラートを効かせて、盛り上がり部分は特別感情を込めて、とか工夫しているはず。それらがこのスピーカーで聴くと非常に良く解り、リスナーは歌い手の思惑通りに心を動かされるのです。
これらはラッカー塗装だけの影響ではなく搭載したPARC AUDIO DCU-F071Wユニットの優秀さにもよります。多分このネオウジムマグネットのウッドコーンユニットでないとこれだけの感情表現はできないと思います。

他にもJポップで色々なバラードを聴いてみました。徳永英明、森山直太郎、小田和正、絢香、aiko。やはりこのスピーカーは今までのスピーカーとメッセージ力が違います。
これは私だけの感覚かなと心配になり、丁度集金に来られた銀行員に森山直太郎の「さくら」を聴いてもらったら、書類に判子を押す手を止めて目を閉じて聴き入っていました。他の数機種でも聴いてもらいましたが、やはりこのラッカー塗装の機種に特別感動すると言ってくれました。
しかし、別の女性訪問者に同じ曲を聴き比べてもらうと無塗装のUMU-121SSの方が優しい声に聴こえるので癒されると言われました。

“メッセージ力”と言えばよいのか?“感動力”と言えば良いのか?こういう性能は測定器では測れません。グラフにすることが出来ません。聴く人の心、感性が測定器です。測定値も人によりまちまちです。音質はあくまでも個人の好みになりますが、これからの、この2機種の皆様の評価が楽しみです。

| このページのTOPへ戻る |

2010/8/13

ラッカー塗装仕上げの音質は?

UMU−121SSのラッカー塗装の試作品にスピーカーユニット(DCU-F071W)を入れました。



新機種、UMU−121SSは無塗装タイプだけを販売しようと考えていましたが、先日行った先行販売でオーダーを頂いた方からの特注で「どうしても塗装タイプを」と依頼されて受身な気持ちで試作品を作りました。無塗装タイプの特長である柔らかい響きが消えないようにと、初めてラッカー塗装を試してみましたが・・・。その結果が素晴らしいことに・・・。お陰さまで素晴らしい機種が完成しました。ご依頼されたそのお客様に感謝しなければなりません。
その音質の素晴らしさに急遽ラッカー塗装タイプも定番として加えることにしました。

その音の特徴を文章で表現するのは大変難しくて苦労しますが、専用ページ作成のまだ下書き途中の文章を以下に記載しました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
UMUシリーズの特長であるエンクロージャーの響きを消さないように、音が柔らかくなると言われているラッカー塗装で試してみました。予想は的中!これがまた無塗装タイプのUMU-121SSとは違った鳴り方をする大変魅力的な機種になりました。

ラッカー塗装を塗ったことにより音場の拡がり感は無塗装タイプよりも少なめですが、その柔らかい音質をそのままに、全帯域に厚みのある重厚な音質のスピーカーになりました。ラッカー塗装は固まっても塗膜が柔らかい性質です。その為、不要な残響音がスッと消えて各楽器の音がスッキリしています。派手さのない落ち着いた響きをし、ボーカルは優しさをそのままに声に厚みがあります。強磁型ユニットとの融和で繊細なビブラート、抑揚、息遣いが・・・。楽器演奏者のテクニックがハッキリ聴きとれるので、歌い手や演奏家の感情、メーセージがリスナーの心に熱く伝わってくるスピーカーです。感性をくすぐる、強い“メッセージ力”を持ったスピーカーです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

| このページのTOPへ戻る |

2010/8/4

三尺玉の波動。

この夏、全国津々浦々で開催される夏祭りのイベントで花火大会が行われているはずですが、皆様の地域ではこれからでしょうか?私の町では先週末に行われました。
花火大会といえば、新潟県内では信濃川河川敷で行われる長岡花火が全国的に有名です。世界最大級の正三尺玉(世界一は長岡市片貝町の正4尺玉)が売りなのですが、今年も8月2日、3日の2日間盛大に行われました。
私はもう何十年も見に行っていませんが、初日の2日の日、その三尺玉の音が25キロほども離れた私の町まで聞こえてきました。計算すると70秒以上かかって届くことになりますが、70秒経っても音があまり衰退せずに、ここまで結構大きな音で聞こえてくるから不思議です。しかし翌3日の日はなぜか耳を澄ませても何も聞こえてきませんでした。昨日は家の中まで聞こえてきたのに・・・。風向きなのかな〜?湿度の関係なのかな?またまた音の不思議さを感じました。
この夏、全国で何万発の花火が打ち上がるのだろうか?なぜか誰も問題にしないが、空にあれだけの火薬を爆発させてダイオキシンなどの問題は発生しないのだろうか?などという無粋なことを言うのは止めた方が良いですね。

8月7日、8日、試聴室はお休みさせていただきます。この暑い時期、京都へ1泊のバス旅行に出かけます。京都は盆地なので多分新潟よりずっと暑いのでしょうね。6月に旅行社に申込んだのですが、夏がこんなに暑いということを当時は忘れていました。

UMU−121SSのラッカー塗装の試作品ができました。いつもの塗装屋に依頼していたのですがラッカー塗装は面倒なのか、1ヶ月以上も待たされました。まだユニットは装着していませんが、初めてのラッカー塗装の音はどんな感じか?後日また報告したいと思っています。

| このページのTOPへ戻る |

2010/7/28

世代が一巡。

毎日暑いですね〜。家に帰って、風呂上りにクーラーの効いた部屋でキンキンに冷やしたビールを飲むのが一番の楽しみですね〜。

ビールといえば、1ヶ月ほど前の日経流通新聞に「スーパードライ若返り作戦」というタイトルで、アサヒの魂「脱・オヤジビール」という記事が載っていました。
「ビール系飲料でトップのシェアを保っていたアサヒ・スーパードライも近年は格安な第三のビールに押され、また購買層の高齢化が進んだためにシェアを落とした。そのドライの立て直しがアサヒビールの至上命令。若者を取り込めー。合言葉は“脱・オヤジビール”」

この記事を見てちょっとショックでした。スーパードライが発売されたときに、その新鮮なロゴマーク、銀色を使った斬新なデザインの缶、苦く重いキリンに対しキリッとした辛口の味、全て若々しく新鮮なイメージで、当時の私はその若々しい新鮮なイメージが好きで、その後もずっとドライ派でした。若者はアサヒ、キリンは親父のビールというイメージがずっとありましたので、ドライがオヤジビールという記事に驚いたというかがっかりしてしまいました。若者好みのビールを飲んでいるつもりが知らない間にビールと共に歳を取ってしまったのですね。気持ちと体力はまだ40才代の気でいましたが、私はもうあの頃の親父と同じ年代なのだ・・・。その事実をあらためて思い知らされたような記事でした。人生、時の経つのは早く、世代はあっという間に一巡してしまったのですね。

先週末に中学の同級会が10年ぶりにあったのですが、気持は中学生に戻っても見た目はそれなりに皆老いていました。髪の毛が真っ白だったり後頭部が薄くなったり(私も人のことは言えませんが・・・)。クラスのマドンナだったK子ちゃんは4人の孫がいるお婆ちゃんになっていました。欠席者の返信ハガキには「軽い脳梗塞が出て今リハビリ中・・・」とか「母の介護で行けない・・・」とか歳を感じさせるメッセージが・・・・。物故者もクラスで4人もいます。
会社勤めの何人かはすでに定年を向かえ、家でのんびり趣味などを楽しんでいるそうです。自営業の友人も社長の座を息子に譲り、会長として半日くらいしか会社にいないそうです。そういう話を聞くと時間と責任に縛られない気楽な生活を少し羨ましい気持ちにもなりますが、当社の経営を継いでくれるであろう私の息子はまだ学生。私の場合はまだまだ10年は頑張らなければならない。

幸いなことに音楽で感動できる心のゆとりは歳を重ねると共に拡がってくる気がします。長く生きた分、オヤジなりの感性が育つ。そういった意味ではこの仕事はまだまだ続けられる気がします。まだまだリタイヤはしたくはありません。
もっと音楽の感動を伝えることのできるスピーカーを開発しなければ。弊社のスピーカーで多くの方から音楽を心から楽しんでいただきたい。それが私どもに課せられた使命のようにこの頃感じています。


| このページのTOPへ戻る |

2010/7/23

新潟試聴会。

新潟県の県庁所在地、新潟市は現在人口が81万人。千葉市、堺市に続く全国ランキングで16番目で、本州の日本海側では唯一の政令指定都市になっています。人口が多いので当たり前かもしれませんが、弊社のスピーカーのお客様は県内では新潟市の方が圧倒的に多いです。その新潟市内でも試聴会を行いたいと以前から思っていましたが、どうせやるなら一般の方も含めて多くの方から参加して頂きたい。そういった意味で、より集客力のある他の大きなイベントに参加するのが一番良いのですが、数年前まで参加していた「スローフード・スローライフ展」という一般人を対象にした展示会が3回目で廃止になってしまいまい、それ以来新潟市では試聴会を行っていません。何とかそれに代わるイベントはないものかと情報を探しましたが、市内では業者対象の展示会しかなく、イベントホールを借りて弊社単独で行うしかないかと諦めていました。

そんな中、県からのメールで出展案内が来ました。東京新潟県人会100周年記念のイベントが今年の9月、新潟朱鷺メッセ会場で開催されことになりそのイベントのひとつ「新潟大物産会」に出展させてもらうことになりました。「大物産展」のいう名がちょっとスピーカーのイメージと違うかな?と思いましたが、農産物、食品産業、工芸品等の他、全国に誇れる素晴らい産品の出展もOKという事なので1小間分で申し込みをしました。日時は9月25日(土)〜26日(日)です。今年1回限りのイベントと思いますが、久しぶりに一般の新潟市民の方にハセヒロ・バックロードのサウンドを聴いていただけます。詳しくは後日また情報UPします。

| このページのTOPへ戻る |

2010/7/20

家庭菜園の楽しみ。

昨年からはじめた私の新しい趣味、家庭菜園。 会社脇の僅かな土地に今年は枝豆、 トマト、ミニトマト、そしてイチゴを植えました。今年初挑戦のイチゴは植える時期が遅すぎたため僅かに2個しか実が付かなかったが、その2個が大きくなるのを待っていたのに収穫直前にナメクジに食われてオジャン。
モモミと言う変わった品種で桃色の苺でした。味見だけでもと、ナメクジが食べたその裏側を僅かにかじってみたが、その甘かったこと。残念!
しかし枝豆やトマト、ミニトマトは順調に育っています。 枝豆はビールのつまみに、トマトは冷やしてそのままか、輪切りにしてサンドイッチに挟んで食べるのを楽しみにしています。



枝豆は種から育てましたが、芽の出る頃に鳩やカラスにやられてしまいます。昨年もお伝えした、お客様企業とのコラボで生まれた防鳥商品「カラスなぜ逃げる?」を設置して鳥の被害から守りました。
ギラギラ異様な光を放って害鳥を脅して寄せ付けないこの商品はテレビ東京のワールドビジネスサテライトや日本農業新聞など、多くのマスコミ報道と、実際に効果があったという農家さんの口コミのお陰で大ヒット商品に育ちました。
写真のタイプは今年新開発した、更に強力タイプ「カラスなぜ逃げる?風力回転タイプ」で、畑ではその実験を兼ねています。風を受けてランダムに回転するというアイデアで、実際これを設置すると畑には全く鳥が来なくなります。



7月中旬現在、鳥による被害が全くなく、順調に育った枝豆にやっと実がつき始め、もうすぐ収穫できそうです。来年はイチゴに再挑戦。いっぱい収穫して試聴室に来られたお客様に自家製デザートとしてお出しできるのが夢です。

| このページのTOPへ戻る |

2010/7/13

ストラディバリウスの音色。

10日の土曜日、お隣加茂市で行われた、川井郁子とN饗メンバーによる弦楽アンサンブル、「川井郁子とN饗の仲間たち」を楽しんできました。今回は演奏自体の他に、もう2つの楽しみがありました。ひとつは女優も兼ねるほどの美人でモデルのようなスタイルの川井郁子本人をじかに見れること。そしてもうひとつは彼女の持つ名器ストラディバリウスの音色を聴ける事です。

川井郁子を紹介するHPの動画を見ると、スリムなボディをくねらせたり、妖艶なムードでバイオリンを弾いているが、実際、薄い布を細い体にぴったり巻き付けたような悩ましい衣装で現れた彼女は音楽に合わせ、動画と同じように体をくの字やSの字にくねらせ、長い黒髪を振り乱し色気たっぷりに弾いてくれる。後ろにいるエンビ服でお堅い雰囲気のN饗のメンバーとどこかミスマッチだったが、こういうビジュアルを意識した色っぽい雰囲気の演奏法も目が楽しめて良いですね。特に男性は・・・・。前から5列目で良かった!

肝心のストラディバリウスの音色ですが、やはり全く別物でした。バイオリンとは違う種類の楽器かと思うほど素晴らしい音色でした。太い弦を弾くと弦の音ではなく胴鳴りの木質の音しかしてない感じで、胴体が唸るように大きく響く。木がよく乾燥していて密度が軽いというイメージ、滲んだような音で、どこか懐かしく、ノスタルジーを感じさせる切ない音色が心をえぐる。300年以上も色々な名手に受け継がれて弾かれて、木の持つ固有振動が弦の振動共振数に適合してくるのだろうか?
一番細いE線の高域は普通金属的できつい音になりがちですが、それが何ともまろやかで優しい音色。N饗メンバーのバイオリンだってそうとう高価なものだと思うが、一緒に聴くとその違いが良く解ります。

この名器を思い通りに弾きこなす川井郁子のテクニック、感性で、「惑星」「タイスの瞑想曲」「四季」などの名曲を思う存分楽しめました。そしてストラディバリウスの音色にすっかりはまってしまいました。悲哀を感じさせる 憂いにとんだ、なんと魅力的な音なんだろう。会場のロビーに売られていたCDを買って早速会社で聴いていますが、CD再生でもストラディバリウスの音色の違いはよく解ります。DCU−F071Wを積んだUMU−121SSで聴くのが一番良いみたい。一緒に買ったDVDは当日の演奏を思い出しながら、家で一人楽しんでいます。

| このページのTOPへ戻る |

2010/7/9

カシュー・ピアノ塗装仕上げのPMP−151Sにウッドコーンを搭載。

O様ご依頼のPMP−151S、特注品が完成しました。
PMP−151Sは以前イタリア製べラボックス13cmユニットを装着し、その鮮明な音質が好評でしたが、このユニットも生産中止になってしまい、泣く泣く廃盤にせざるを得ませんでした。

「それと同じ箱にPARC AUDIOの限定販売バックロード専用ユニット、DCU−122Wを入れてください」とのご依頼で久しぶりに製作したPMP−151Sですが、DCU−122Wを入れてみてカシュー塗装独自の響きの魅力をあらためて確認しました。ウッドコーンで鳴らしても、やはり、ピアノ演奏の響きは明るく艶やかで、その音色は正にピアノそのものです。弦楽器の高域も艶やかに気持ちよく伸びます。シンセサイザーやエレキギターなどのエレクトロニックサウンドもカシューの響きに合うようで、結構リアルに楽しめます。DCU−122WはWマグネットの強磁型ユニットで全体に歯切れが良く、カシュー独自の厚い塗膜はデットニング効果のオマケもあり、より鮮明な演奏を楽しめます。

ウッドコーンの木目と艶あり黒のコーディネートは好みが分かれるかもしれませんが、機会があれば13cmウッドコーンのDCU−131Wでも試してみたいですね。どなたか試される方いらっしゃいませんか?


| このページのTOPへ戻る |

2010/6/25

MM−121SSをUMU−121SSに改名。

MM-121SS。このスピーカーでヨーヨー・マが弾く「踊り明かそう」を聴いていると、東京大田区で作られていた今は幻のアルニコ16cmユニット、ロイーネRA−160を積んだWCW−2016Rの音色を彷彿させます。
そのWCW−2016Rの奏でる音には音楽の雰囲気があり、心を揺らがす深みのある演奏を楽しめるスピーカーでした。女性的でしっとりとした音色で、音楽をより魅力的に再生する素晴らしいスピーカーでした。しかし、口コミでその評判が広がりつつあった、人気の真っ最中に突然ユニットが生産中止になり廃盤せざるを得ませんでした。

そのWCW−2016Rでこの曲を聴くのが好きだったので、その音色を今でも良く覚えています。しかし、MM−121SSでそのCDを鳴らしたとき、優しく始まるピチカートに厳かな静寂感、雰囲気があり、それがあの時とそっくりなのでハッとしました。ロイーネに似たチェロの物悲しい音色。すくい上げる様に高い音階にスラーするところでは胸がス〜っとする、その美しさはやはりロイーネに良く似ていて懐かしい。激しい演奏箇所では巧みな弓さばきが目に見えるよう。最後に太い弦をブルルンと弾いてフィニッシュだが、この部分も力強さこそ敵わないが、やはり似ている。それがたったの5cmユニットの小型BOXで再現できるのだから嬉しい。
それらの演奏は目の前の演奏ではなく、リスナーとは少し離れたステージ上に位置している。無塗装ゆえに楽器の音に落ち着きがあり、逆に大人の音を感じさせる。
スケールこそWCW−2016Rに及ばないが、あのときの雰囲気、感動をMM−121SSで再び楽しめることができる。ハセヒロの新たな逸品になるだろう。

このMM−121SSはまだ価格が決まっていなかったのにもかかわらず、試聴頂いた方、まだ音を聴いてない方も含めて数台のオーダーを頂いています。
先日の日本橋、NICOの試聴会でその価格を発表しましたが、無塗装品タイプで1ペア=42,000円(税込)です。
只今、先行予約をお受けしています。

UMU−131XSも音響用塗料を塗って箱を強制的に響かせているが、このMM−121SSの響きは少し落ち着いた響きで、その為音が箱の間に定位します。
箱鳴りを伴い指向性が弱いと言う意味で、分類をMMではなくUMUシリーズにしたくなりました。UMU−121SS。こちらの方が似合う感じます。
なので改名。この商品の名はUMU−121SSです。

UMU−121SS(無塗装)の先行予約をお受けいたします。
以下に記載頂き、コピーしてメールに貼り付けてお送りください。


UMU−121SS (無塗装 1ペア 42,000円)を先行予約します。
○郵便番号
○ご住所:
○お名前:
○お電話番号:
○メールアドレス:
○ご注文機種:UMU-121SS
○数量:
○お支払い方法: 銀行振込・郵便振替・代金引換払い


送り先はこちら hasehiro@spnet.ne.jp

| このページのTOPへ戻る |

2010/6/25

「第12回 聴こう!ハセヒロ・バックロード in 日本橋」の開催報告。A

2日目は前日にワールドカップの日本対オランダ戦があったせいか、出だしは少人数で聴いていただいていましたが、昼頃からは多くの方に集まって頂き、ジャズ、クラシック、フィジョン、Jポップ、演歌、アニメソングなど多くのリクエストを頂きました。
今回もいつものNICO常連さんから多く参加頂き、愛聴盤を何枚も持って来て下さり、試聴会を盛り上げてくれました。
その常連さんご持参の曲で坂本冬美も良かったですが、ちあきなおみも歌が上手くて、あらためてじっくり聴くと良いですね。こういったジャンルの曲は今まであまり好きではなかったのですが、歌詞の意味をかみしめながら聴いているとジーンとしてきます。


「ハセヒロ・オーディオ音楽会」の垂れ幕が効果があったのか3時近くからショッピング帰りのご婦人たちやご夫婦連れも多く入ってこられ、リクエスト曲を一緒に楽しんで頂きました。
一人で入ってこられた70才代の男性は直前に他メーカーのスピーカーを予約されたとのことですが、WCWを試聴されてビックリされ、その予約を取り消すと言われ、WCWを仮予約されて行かれました。
この方は理想のスピーカーに会えてよほど嬉しかったらしくて長時間後ろに立っていた私に、「WCWはまるで別物だ。偶然この前を通って本当に運が良かった。デザインに自信がないと言われるが、これを機能美という。機能から生まれたデザインなので私は気に入っています。私も実は新潟の生まれで・・・・」などと長い時間お話させて頂きましたが、試聴に集中されている方にちょっとご迷惑をお掛けしてしまったかもしれません。


後ろの椅子で長時間聴いておられた中年のご夫婦がおられましたが、そのご婦人も私に話してこられ、「素晴らしい音ですね〜、家にあるスピーカーと何が違うんだろう?聴いてて感動があります。私の息子はピアニストで嫁さんはバイオリンを弾きます。その彼等たちも言うんですが、音楽には素晴らしい力があるんですよ。このスピーカーにはそれを伝える表現力がある。このスピーカーにも興味があるが、私はこれを作られたあなたにも大変興味がある」とまで言って頂きました。

スピーカーユニット裏面から出る音を箱に封じ込めないため、伸びやかで開放的な音。管楽器のように自然なカーブを描くホーンで音楽を吹き鳴らすこのエクスポネンシャルホーンシステムには、従来のスピーカーには足りない演奏者の気持ちを伝える能力があると思う。これがご婦人の言われた表現力だと思う。
こういった一般のお客様も多く参加して頂けるのが、ガラス張りで外から丸見えのこの会場の特長です。オーディオには全く興味がなくても音楽をお好きな方はいっぱいいられるはず。こういったオーディオマニア以外の方へもこのシステムを知ってもらうには素晴らしい会場と思っています。ご参加頂いた皆様に感謝いたします。
次回は11月20日(土)、21日(日)です。

| このページのTOPへ戻る |

2010/6/23

「第12回 聴こう!ハセヒロ・バックロード in 日本橋」の開催報告。@

週間天気予報から開催期間中は雨と覚悟していたが、日ごろの行いが良いせいか?2日間とも雨に降られずにすみました。初日の土曜日は余裕を見て11時30分の開演でしたが、機材のセッティングが意外とはかどり、10時半にはほぼ終わってしまい、もっと早い時間に開演すれば良かったと後悔しました。それでも数名の方が11時頃に集まってくださり、予定より少し早めに開催できました。

いつもの通り、初めは私共のCDで一番小さなUMU-131XSから一通りの機種を聴いて頂き、その後、お客様が持って来て下さったCDを順番に聴かせて頂きました。
並んでいる10機種ほどの中からご指定の機種で聴いて頂くのですが、リクエストの多いのはいつもダントツWCWーF200Aです。しかし、今回はそれに負けないくらい人気だったのが、新製品のMM-121SSでした。無塗装で小さくて、広い会場では何ともみすぼらしく見えるスピーカーですが、5cmユニットながら箱全体で音楽を奏でる、そのサイズからは考えられない雄大な音に皆様大変興味を持って頂いたようです。


今までのMMバックロードは箱鳴りが少なく、音が真っ直ぐリスナーに向かってきて、演奏会で言えばステージ下の最前列、あるいは録音したマイクそのままの位置で聴いている感じですが、このMM-121SSはステージからちょっと離れた客席中頃、スピーカーを耳の高さより少し低めにセッティングすると客席からステージを見下ろしている、そんな雰囲気を味わえます。ボーカルや管楽器の柔らかい音色も好評でした。試作品のパイン材141Sも優しい音で好評でした。これで坂本冬美の「君に恋してる」を流したら、「坂本冬美って、こんなに歌が上手かったんだ。このスピーカで聴くと全然違いますね」と私に話しかけられてこられ、パイン材の141Sに大変興味を持って帰られました。ショッピング途中にたまたま入ってこられた中年の女性です。スーザン・ボイルの「夢破れて」を何回も掛けましたが、気持ちを込めたその素晴らしい歌唱力に感情移入して感きわまり、側頭部にピリピリと電流が走ったのはやはり特別な解像度、情報量を持つWCW-F200で聴いたときでした。歌い手のメッセージ、感情の高まりをリスナーへストレートに伝え、心を打つことができるのは、この世界唯一のシステム、ハイブリッド・コンクリートホーンのみが持つ独自の世界だと思います。

でもお客様の好み、感性は十人十色、評価は分かれると思います。仕事や趣味をしながら音楽を癒しやイージーリスニングで聴く人には、あまりに鮮明な音質では気が散ってしまう。実際、購入された方のご意見でも「WCWの唯一の欠点は仕事をしながらだと聴けないスピーカーだ。あまりの生々しい演奏に、つい仕事を止めソファーに身を沈め聴き入ってしまう」と、よく言われます。

同じ生々しい音質でも、もっと柔らかく、構えなくても聴ける音が良い。そう言われる方も実際に多いです。その十人十色、個々のお客様の感性をくすぐるスピーカーをもっと品揃えしなければと、会場でお客様の後姿を眺めながら考えていました。(続く)


| このページのTOPへ戻る |

2010/6/18

「第12回 聴こう!ハセヒロ・バックロード in 日本橋」がいよいよ。

仕事の合間を見て、1週間ほどかけて試聴室の機材を段ボール箱に詰めて、昨日NICOに向けて荷物を発送しました。毎回のことですがこの荷造り作業が大変で、この作業さえなければもっと試聴会の回数を増やしても良いかと思うほどです。
当日の東京の天気、残念ながら雨になりそうですが、地下鉄を利用されれば雨に濡れることも少ないと思います。
東京駅からは徒歩10分ですが、東京メトロ丸の内線「大手町」乗換え、半蔵門線「三越前」もご利用頂けます。
大勢のご参加を心からお待ち致しております。試聴用CDもお忘れなく。
私も、ジャズやクラシックの他に、絢香、いきものがかり、阿部真央、aikoなどのJポップなども持参します。どうか色々なジャンルの曲をご持参ください。

| このページのTOPへ戻る |

2010/6/15

「第12回 聴こう!ハセヒロ・バックロード in 日本橋」がもうすぐ。

6月に順延していた、東京日本橋での試聴会「聴こう!ハセヒロ・バックロード in日本橋」がいよいよ今週の土、日になりました。
今回は新しい機種の発表としてPARC AUDIOの5cm口径ユニット、DCU-F071Wを装着したMM-121SSを聴いてもらいます。今までの指向性の強く解像度の高いMMバックロードと違って、あえて無塗装にして箱鳴りを利用したちょっとフォーカスの甘い癒し系のバックロードです。
ヒーリングジャズ、ボーカル曲、クラシック室内楽などを優しく再生します。
先回、パイン集成材を使ったMM−151Sを出展しましたが、今回は積層板を1枚減らしたMM−141Sのパイン材仕様を聴いてもらいます。接着一体型のBOXで、8cmユニット専用になります。これもフォーカスの甘い癒し系の音質です。まだ試作途中ですが皆様のご意見を聞きたくて試聴会の仲間に入れてもらいます。

今回も是非、皆様の愛聴盤を何枚も、何枚もご持参ください。毎回言っていますが、クラシックやジャズだけが音楽ではありません。ロック、ポップス、Jポップ、映画音楽、シャンソン、ボサノバ、歌謡曲、ジャンルは問いません。当日は色々なジャンルの音楽を皆で楽しみましょう!
昔、あるオーディオ店に試聴に行かれた若い方が、このCDで聴かせてと、持参したJポップのCDを出した途端、店員に蔑んだ態度をとられた、と話されていましたが、こんなんだから若い人がオーディオに入って来れないのだと思います。オーディオ機器は本来、音楽を聴くための単なる道具だったはずです。それがいつの間にか、その道具の方が主役になって、道具が鳴らす音楽を選んでしまっている気がして、なにか間違っているよな〜、と思うこの頃です。

持参されるCDの音質の良し悪しもあまり気にしないで下さい。あくまでもご自宅で聴かれる音質とハセヒロ・バックロードの音質を聞き比べて頂ければ良いと思っています。
当日使用する機器は自作の300B真空管アンプ、CDPはアーカムのCD192。両者ともそれほど高価な代物ではありませんし、SPコードも1M300円くらいの普及品です。そんな普段着のままの試聴会です。是非遠慮なく愛聴盤をいっぱいお持ちください。

ハセヒロのスピーカーにはブランドエンブレムも付いていません。デザインも平凡な四角形。MM-121SSなどは完成品なのに何と無塗装で販売しようとしています。外観に関してはあまり自信はありませんが、その代わりそこから出てくる楽器演奏、ボーカルの生々しさには自信を持っています。生演奏の再生能力、歌い手、演奏家のメッセージを伝える能力はハイエンドと言われているメーカー品には負けないと自負しております。まだエクスポネンシャルのハセヒロ・バックロードを聴かれたことのない方、是非この機会に「聴こう!ハセヒロ・バックロード in 日本橋」にご参加ください。
http://www.hasehiro.co.jp/event/event_nico_nihonbashi.html


関係ない話ですが、先日生まれて初めてヘリコプターに乗りました。
たまたま寄った道の駅のイベントで6300円を払って4分間のフライトを楽しみました。
上空500mから眺める田園地帯、信濃川、新潟のビル群。カメラを持参しなかったのが残念。小さくてボロッちいヘリコプターでちょっと怖かったですが、上空では鳥の気分。気分は最高!良い思い出になりました。


| このページのTOPへ戻る |

2010/6/11

お寺で瓦を叩く、お経とコラボのジャズ。

毎年恒例になっている隣町の燕市にある、福勝寺のジャズコンサートを今年も楽しんできました。
「お経は音楽」という、住職のこだわりで始まったお寺でのコンサートは今回で37回目にもなるそうです。「パーカッショニストの岡部洋一が安田瓦を叩く」というサブタイトルに誘われて先週の日曜日の午後、ビールを飲みながら本堂での演奏を楽しんできました。安田瓦は県内で唯一の瓦メーカーのブランド。中央でも活躍している岡部さんはいつもトリッキーなパーカッションを見せてくれるが、今回はその安田瓦を叩くという前代未聞の演奏。


ウッドベースを伴奏に、いろいろなスティックを持ち替えながら瓦を叩く。ハンマーまでスティックにした時に、勢い余って1枚割ってしまったが、転んでもただで起きず、その欠片を両手に持ってスティックの代わりに・・・。


今回も色々な打楽器を叩いて楽しませてくれました。これらは殆ど手作りの楽器と思われる。金属加工を得意とする、ここ燕三条地区で作ったものかも?
奥にあるUFOみたいな楽器は電子打楽器?これはメーカー製と思うが、叩く位置で音階が変わる。ドラム缶から作られたスチールドラムの音を再生する電子楽器みたい。エレキスチールドラム?


ピアノ、トランペット、テナーサックス、ギターが加わっての第二部。「処女航海」「ワンノートサンバ」「ジョージア オン マイ マインド」など。本堂の高い天井にトランペットとサックスの音色が伸びやかに響く。


リクエスト曲代わりに、と始まった最後の曲は住職のお経とジャズのコラボ曲。南無阿弥陀 南無阿弥陀。 

| このページのTOPへ戻る |

2010/6/8

WCW-F200Aの納品遅れのお詫び。

WCW-F200Aのオーダーを頂いている方にこの場を借りてお詫びさせていただきます。

この春の天候不順の影響で、お約束の納期から皆様2〜3ヶ月位遅れています。WCWのコンクリートは特殊な高流動性セメントを使いますが、今年の1月に、コンクリートを練って型枠に流す際、その流動性が全く出なく、ボタボタの状態になり、型枠の狭い隙間にコンクリートが流れて行かなくて、折角練ったコンクリートを全て捨ててしまいました。
この特殊なセメントは大変繊細な製品で、そのときの気温、湿度によってその性能が大きく変わります。過去にも同じ経験があり、メーカーに問い合わせましたが、それはどうしようもないことで、作業の前に少量でテストしてみて、ダメならその日は作業を中止して欲しい、といわれる有様。特に気温の低い日は避けて欲しいとのこと。 そこで2月の暖かい日に・・・ 3月になれば・・・と、気温の上がる日を待ったのですが、今年はいつまで経っても暖かい日が無く、4月になってからやっと製造を開始させてもらいました。
そんな状況なので、オーダーを頂いている皆様には大変な納期遅れでご迷惑をおかけしております。暖かい日が続く今が絶好のチャンス。数セットを続けて製作していますので順次、納品させていただきます。大変恐縮ですが今しばらくお時間を頂きたく思っています・・・・


| このページのTOPへ戻る |

2010/6/1

豪農の館で楽しむヴィヴァルディの四季。

「長谷川さんの会社ですよね? 私○○病院の看護婦のKです。お久しぶりです。あの時お話ししていた椿寿荘(ちんじゅそう)でのコンサートが明日土曜の6時半からあります。新潟室内合奏団がヴィヴァルディの四季をフルに演奏します。私が参加するコーラスグループの先生も歌いますので是非来て下さい」 今年の3月まで母が入院していた際、大変お世話になった看護婦さんからの電話で、私の会社の名前、電話番号が解らない為(個人情報保護法で患者の名簿を閲覧できないそうです) あちこちに尋ねてまで電話してくれたとのこと、行かない訳にはいかない。でも、このコンサートのことは忘れておらず、元々行くつもりでいました。椿寿荘は隣の隣の町にある豪農の館で、町の観光施設になっていますが、ここでは月に1〜2回、地元の人を対象に、こういったコンサートが行われています。

新潟室内合奏団は新潟市とその周辺に住むアマチュア音学家により結成されていて、25年ほど前、モーツアルトを演奏したいと願っていた人たちの熱い期待を集めて結成されたものだそうです。ヴィヴァルディの四季は誰でも知っているバロックの名曲。大好きな弦楽奏なので楽しみにしていましたが、道が混んでて会場に着くのが遅れ、ホール?入り口の“ふすま”を開けると同時に演奏が始まってしまった。
もう、空いてると場所は後ろの隅しかありませんでした。耳に馴染みの<春>。畳の上での弦楽奏は篭った演奏になるのでは?と思ったが、これがまた結構良い響き。後ろの床の間、低い天井が、良い意味で音を反射させているようです。十数台の弦楽器が奏でる何とも素晴らしいハーモニー。バイオリンの美しいストリングス、その高域にチェロとコントラバスが低音を心地良く重ねる。最近は弦楽器の音色が益々好きになり、 弦の瑞々しい音色を聴いていると、心と体が浄化されるような、そんな清清しい気分になります。
<夏><秋><冬>と、聴きなれた曲、全ての弦楽器が心地良く調和。聴いてて本当に気持ちが良くなりました。この深みのある演奏、時として低音楽器による荒々しくザラザラとした演奏のオーディオ再生は、音が綺麗過ぎるCDでは無理な気がしました。アナログ盤で四季を1枚だけ持っていて、暫く聴いてないけれど、この盤で聴くのが一番生に近い気がしました。


それにしてもリードバイオリンの男性奏者が素晴らしく上手い。自信を持った弾き方で楽々と演奏し、メンバーをリードしている。私の位置からは後姿しか見えなかったが、演奏後の挨拶で初めてわかりました。何と、その奏者は私のバイオリンの先生だったではありませんか。私はこんなに上手い先生から習っているんだ。そう思ったら、励みになり、もっと練習をしなければと、やる気がまたUPしました。

第二部の声楽も地元で活躍する音楽家で、これも聴きなれた「私を泣かせてください」などを弦楽奏をバックに熱唱。この至福の時間がずっと続いてほしいと願いましたが、あっという間に閉会。その余韻を残したままの帰り道は寂しい田んぼの中の一本道。月だけが道連れの一人のドライブも神秘的で素敵な気分でした。


| このページのTOPへ戻る |

2010/5/25

MM−121SSのその後。

以前に紹介しました、PARC AUDIOの5cmウッドコーン、DCU-F071W+MM−121SS接着1体型の試作品。その後もずっと試聴室で聴いていますが、その音に魅せられ、最近はこのスピーカーばかりで聴いています。
試聴室常連さんにも好評で、特に普段辛口のEさんが大変気に入ってくれて、ちょくちょく聴きに来てくれます。ウッドコーンのDCU-F071Wのユニット自体が素晴らしいことは確かですが、それとMM−121SSのBOXがぴったり合ったみたいです。
5cmというサイズから考えられない豊かな音、濃淡の表現は多分ネオジウムマグネット仕様によるもの、雄大な響きは無塗装で薄い壁厚ゆえの箱鳴りするバックロードBOXによるものと思います。でも何よりの魅力は演奏家の感情を伝える能力、音楽の感動を感じさせる力が強いことなのです。
特にクラシック室内楽で。このスピーカーに関しては一般的なオーディオ用語で語りたくありません。とにかく聴いてて音楽が楽しいのです。感動があるのです。
室内楽ではステージの奥行き感が感じられ、ホールの残響音や、広さ、雰囲気を感じます。そのとき小さく鳴っている楽器も含めて、ひとつひとつの楽器が個々に生き生きと自分を主張しているのです。楽器がただ所定位置で鳴っているという感覚ではなく、その楽器を弾いている演奏者の息吹き、姿までをも連想させます。
それは私だけの感覚かも知れませんが、実際にピアノ演奏で椅子に腰掛け鍵盤を叩いているピアニストの姿が想像で見えるのです。ピアニッシモで指の力を抜き、気持ちを込めて丁寧に弾いているのが良く伝わり、聴き手の感受性をくすぐります。

今は無塗装の状態ですが、色を塗るのが怖いです。
最初はSSC,ウレタン、ピアノ塗装、どの塗装が合うか考えていましたが、どの塗装でも解像度がUPして、オーディオ的には性能が良くなるのは確かです。しかし、特に室内楽を聴く分には今の状態が最上で、塗らない方が良いという予感がします。
ユニットの口径サイズが特殊で他のユニットと互換性がないのでキット品としての販売ではなく、完成品として製品化したいのですが、無塗装だと見た目で高級感がない。せめて全面研磨で化粧をし、シンプルで素材を生かした無印良品のようなイメージでリビングに置いて頂ければよいのではと考えています。


| このページのTOPへ戻る |

2010/5/18

テレビは素敵なオーディオ機器。

1年も前から画面が黄色に変色。買い換えなければと思っていた一階ダイニングルームのブラウン管テレビがついに故障。丁度4月の末の日でした。エコポイント制度が終わってしまう、と勘違いし、焦ってその夜のうちに大手家電店へ行って液晶テレビを買い求めました。
我が家の液晶テレビはこれが二台目ですが、最初に買ったシャープのアクオスの1ビットアンプ付きが結構良い音だったので、今回もこれにしようと決めていました。しかし案の定、もうそのアンプを内蔵した機種はなくなっていました。仕方なく展示されている機種の中でスピーカーが画面の横に付いているタイプのアクオスを選びました。画像のきれいな新しいテレビに家族は喜んでいましたが、やはり2階で観ている1ビット付きのテレビに比べると音が貧弱。バイオリン演奏の音楽番組を観ていてあまりに金属的な音にがっかりしました。このときすぐ2階に上がって1ビットのテレビを点けて聴き比べましたが、こちらはきれいな音色で演奏していました。低域もバスレフ方式の2階のテレビの方が出ています。ニュースのアナウンサーの声も遠くまで届かない。せっかくの美しい画像と音があまりにアンバランス。家電各社は美しい画像を競っていながら、音に関してはおまけ程度にしか考えていない。「コスト競争で音まで構っていられない」、そんな感じがしました。

やはり、バックロードを繋がなくてはと思い、古い半導体アンプとアルテック付きのRR-10をセッティングしました。それでやっと美しい画像と音が吊り合う様になりましたが、弦楽器の音に拘ると、やはり真空管アンプで聴いてみたくなります。遊んでいた300Bとプリアンプを自家製ラックとテレビの裏に設置して、普段の番組は半導体のアンプで、音楽番組は真空管アンプでと繋ぎ変えて聴くことにしました。良い音で聴けるようになると音楽番組を観るのが大変楽しくなります。
楽器の演奏風景を見ながら音楽を聴けるのが楽しくて、毎晩新聞のテレビ欄とにらめっこ。意外と音楽番組はないのですが、NHKハイビジョンで毎朝6時からの「クラシック倶楽部」。同局の月曜日夜7時からの「名曲探偵アマデウス」(再放送、日曜のBS2の夜6時から)、同じく日曜夜8時からの“自由で新しい音楽の楽しみ方を提案する番組”「どれみふぁワンダーランド」などは見逃さないようにしています。そして偶然見つけたこれだけはどうしても見逃したくない番組はBS-TBS、夜7時30分からの「音旅」。“美しい風景と共にクラシックの新しい楽しみ方を提案していく番組”で、若手女性アーチストが全国の景勝地などを旅しながら、気に入った景観をバックに野外でバイオリン、チェロなどを演奏してくれる。若い女性アーチストの演奏風景とバックの素敵な風景を一緒に楽しめる、今お気に入りの新番組です。早朝、誰もいない京都清水寺でのカノンの演奏は涙ものでした。 他には、福島の花見山公園の満開の桜をバックに・・・。 千葉の水族館の水槽の前で、踊るイルカをバックに「動物の謝肉祭、水族館」を弾く2人のバイオリスト、など。

是非皆様も遊んでいるアンプがありましたらバックロードで音楽番組を聴いてみてください。今あるテレビが素晴らしいオーディオ機器になりますよ。
2階のテレビはイケメン俳優出演の連続ドラマばっかり見ているテレビ奉行(妻)に占領されている。やっと私の居場所が見つかった。

| このページのTOPへ戻る |

2010/5/7

ショパンとバロック。

皆様、連休を楽しく過ごされたことと思いますが、私たちは予定通り新潟ではじめて行われたクラシック音楽の祭典、「ラ・フォル・ジュルネ新潟」を連休初日に楽しんできました。
今回の連休は全国的に好天に恵まれたようでしたが、こちら新潟も気持ちの良い青空が朝から続き、行く道中から浮き浮き気分。会場周辺はいつもと違って大勢の人がいて大変にぎやかで、まるでお祭りのような雰囲気でした。
駐車場の屋上を利用して建てられた芝生張りの空中庭園や会場の周りに牛丼、カレーやクレープなどの食べ物屋さんがいっぱい出ていて、そこには普段クラシック音楽会にはあまりいないはずの子供連れのヤングファミリーがいっぱい。このコンサートの特長のひとつで子供連れでも入場OKだからです。普段子育てに手が掛かってコンサートに行けない若いカップルも、子供と一緒に気楽に、しかも安価で参加できるコンサートなのです。

東京のラ・フォル・ジュルネではテーマが「ショパンの宇宙」でしたが、新潟は「ショパンとバロック」。1日で2つの会場、3つのホールで4つのコンサートをハシゴしましたが、ショパンなのに選んだ演奏はピアノ協奏曲第1番以外はヘンデルやバッハなどの弦楽奏ばかり。やはり弦楽奏にこだわってしまう。せっかくの機会、世界の一流のバイオリニストの演奏を聴きたいと思ったからです。新潟出身のバイオリニスト、奥村愛や枝並千花もトークも交えて地元開催を盛り上げていました。
演奏中「いやだ〜、いやだ〜」などと子供のぐずる声、抱っこして子供をトイレに連れて行く親などもいましたが、観客も演奏者も気にしない。逆にクラシック演奏会独自の緊張感がなくて気楽に聴ける。 驚いたのはその子供たち。演奏のクライマックスに差し掛かり、何とも心地良い気分になると、子供たちも同じみたいで、誰一人声を出さず、さっきまでぐずっていた子もじっと静かにしている。心地良さは大人も子供も同じ。むしろ純粋な心を持つ子供たちの方が本能的に音楽の美しさを感じているのかもしれない。

客席1900のコンサートホール、客席500ほどの音楽文化会館、舞台をL字型の客席で囲む能楽堂、各音楽ホールの響きの違いも良く解りました
フランスのイケメン男性若手演奏グループの弦楽四重奏、枝並千花のバイオリンソロを客席300程の能舞台の能楽堂で聴きましたが、クラシック専用ホールと違って楽器の直接音がすぐ側で聴けました。演奏はもちろん、チェロ、バイオリンの楽器自体、何とも美しい音色。この音色、雰囲気をそのまま自宅に居ながらに楽しんで頂ける、感動して頂けるスピーカー作りを今後も目指さなければと思いながら、あらためて音楽に関連した仕事にたずさわっていることの楽しさ、やりがいを感じました。


次の演奏までの待ち時間に空中庭園の階段を下りれば、信濃川河川敷公園のやすらぎ堤。ときどき大学のクラブのボートやヨットが行き来するのどかな風景を楽しめます。近くには白山公園。市の中心に位置しながら都会の喧騒とはちょっと離れた静かな環境に囲まれているので、それが序曲になって会場に入る前から気分が穏やかになる。ラ・フォル・ジュルネのフランス主催者も今回の盛り上がりと、この川辺の風景を大変気に入られたようで、市からの要請があれば来年以降も新潟で開催してくれるようです。

| このページのTOPへ戻る |

2010/4/30

試聴室、連休の予定。

試聴室は連休最終日、5月4日(火)、5日(水)のみ営業いたしております。
営業時間は午前10時〜午後4時頃までとさせて頂きます。
試聴にお越しの際は、事前にご連絡を頂ければ幸いです。
    TEL 0256-34-8890

5月1日(土)〜4日(火)の4日間、お休みとさせて頂きます。
よろしくお願いいたします。

| このページのTOPへ戻る |

2010/4/27

PARC AUDIO 5cmウッドコーンユニット。

以前ご紹介しました、PARC AUDIOの5cmウッドコーン、DCU-F071W+MM−121SS接着1体型の試作品が完成しました。
やはり音は期待以上でした。豊かな音量で、とてもこの小さな口径の可愛らしいユニットから出てくる音とは考えられません。10cm、13cm口径ウッドコーンを取付けたMM−151などと同じく、このユニット独自の優しくてふくよか、温かな感じの音質で音楽を楽しめます。やはりボーカルが温かくて心地良いですね。中低域も力強いので演奏楽器にも重厚さがあります。また、小型機ならでの歯切れのよさも魅力です。MM−131SSよりも積層板が1枚少ないタイプなので、品番がMM−121SSになりますが、箱とのバランスもベストと思います。ただ、縦35cm、奥行き20cmに対し横幅が9cmしかないので見た感じ、安定性がないのが気になります。底の部分だけワイドにするような工夫が必要かと考えています。


| このページのTOPへ戻る |

2010/4/22

接着一体型、SSC−MM−151T特注品の完成。

T様ご依頼の特注品、接着一体型、MM−151Tがようやく完成いたしました。支給して頂いた天然素材の接着剤が気温が低いとくっ付きが悪いため、暖かくなるこの時期まで加工を待っていただいたこともありますが、ご注文いただいてから1年以上も経ってしまい本当に申し訳なく思っておます。

振動板が純マグネシウムのFOSTEX MG100HR−Sは元々スピードがあり、音離れの良いユニットですが、SSC塗料を塗って積層板を接着した一体型のSSCーMM−151Tに入れて鳴らしたら、想像していた以上に解像度の高い、クッキリ鮮やかな音質になりました。切れの良い、スピード感のある音質です。ドラムセッションなどではソファーがマッサージチェアーに早代わり。地を揺らすような凄い低音です。とても10cm口径のユニットからとは思えません。
きっとお気に入りいただけると思います。
今回のご依頼で初めてTタイプの接着による一体型を作らせて頂きましたが、大変良い経験になりました。いつかTタイプの一体型完成品を企画してみたいと思っています。


| このページのTOPへ戻る |

2010/4/14

PARC AUDIO 5cmウッドコーンユニット。

PARC AUDIOさんから最近発売になった可愛らしい5cmタイプのウッドコーン、DCU-F071WをMMのバックロードBOXに入れてみようと思います。以前、UMU−131XSの開発時に色々な5cmユニットを取寄せて聴いてみたことがありますが、その殆どのユニットがツイーターのようなか細い音しか出なくて、とてもバックロードに使えずガッカリしたものでした。
このユニット、まだ裸の状態でしか聴いていませんが、その力強い、図太い鳴り方には驚きました。ネオジムマグネット使用とのことですが、これはバックロードBOXとの面白い組合せができそうです。同じ5cmユニット仕様のUMU−131XSとは違った自作キットのBOXで考えてみたいと思います。早速試作を始めました。乞うご期待。


| このページのTOPへ戻る |

2010/4/6

4月6日 ラ・フォル・ジュルネが新潟へ上陸。

数年前から毎年、ゴールデンウィーク中に東京国際フォーラムなどで行われているクラシック音楽の祭典、ラ・フォル・ジュルネ(LFJ)が「ショパンとバロック」というテーマで、ここ新潟でも行われることになりました。
LFJ発祥の地、フランスの港町ナントと新潟市が姉妹都市であることと、主催者がナントに似ている新潟の町並みを大変気に入られたことなどから新潟でも行われることになったみたいです。他に金沢、大津でもほぼ同じ時期に開催されますが、新潟は4月30日(金)と5月1日の2日間、市内の中心地にある白山公園や信濃川河畔のやすらぎ堤周辺にある音楽会場数ヶ所で行われます。

1公演が45分でチケットが1500円〜2000円と、大変手頃なのと、各会場が近いのでコンサートのハシゴをすることができます。 私もいくつかの公演をハシゴするつもりでチケットを購入しましたが、すでに売れ切れの公演もあります。
チケット売り場の担当者に「今後は毎年の恒例イベントになりますか?」と尋ねたら、今回の成功次第だそうです。
この素晴らしい祭典が来年以降も続きますように、是非皆様からも盛り上げて頂きたく、ここに紹介させていただきました。
県内のクラシック好きの方はもちろん、近県の方も是非ゴールデンウィークの旅行でも兼ねて来場下さい。LFJ関連グッズ売り場や食と花の交流広場、まちなか交流イベントなど楽しい企画も用意されているようです。

ご興味がございましたこちらをご覧下さい→ラ・フォル・ジュルネHP

| このページのTOPへ戻る |

2010/4/2

4月2日 PARC AUDIO ウッドコーンユニットのバックロードタイプ。

PARC AUDIO様からお借りしてしておりましたウッドコーンユニット(DCU-F122W)のバックロードタイプの試作機をMMシリーズのいろいろな機種で聴いてみましたが、やはりMM−151Sが一番相性がよいみたいです。元々低域が出ているユニットなのでホーンの短いSタイプで丁度バランスが取れます。 強磁型マグネットユニットというと、“低音は出て歯切れが良いけれど、きつくて優しさのない音というイメージを私は持っていましたが、さすがPARC AUDIOさん、 このウッドコーンに関しては全くそんな心配はありませんでした。ウッドコーン独自の音の温かさ、心地よさを残したまま、低域が増幅され歯切れの良い魅力的な音質になっていました。

PARC AUDIO様はこのDCU-F122Wを組み合わせるバックロードBOXとして、弊社のMM−151Sを推奨していただくことになりました。5月中旬頃の発売予定らしいですが、先行して秋葉原のコイズミ無線様本店にて4月29日(木)14:00〜16:00にMM−151SにこのDCU-F122W搭載した試聴会が行われます。ご興味のある方、この機会に是非ご参加下さい。



| このページのTOPへ戻る |

2010/3/30

天国と地獄。

先週の土曜日、甥(妹の長男)の結婚式に招待されて、東京目黒区の結婚式場、目黒雅叙園に妻と娘の3人で行って来ました。目黒雅叙園は東京の人ではその名を知らない人がいないほど有名な式場らしいですが、私ははじめて聞く名で、事前に調べて知った由緒あるこの会場を見れるのも楽しみのひとつでした。そこには滝の流れる広い庭園があり、それを囲むように会場が作られていて、各階からその庭園を見下ろせる想像以上に素晴らしい会場でした。スタジオで記念写真を撮った後、本格的なチャペルでの挙式。花嫁が父に導かれバージンロードを祭壇に向かってゆっくり歩きはじめると、パイプオルガンが柔らかい音で奏でられ、男女コーラスがミサを歌う。そこにトランペット、バイオリンも加わる。思いがけない生演奏。コーラスのハーモニーが心地よく、そのコーラスの感動なのか?挙式の感動なのか?涙が少し滲んできた。その後の披露宴は職場の同僚、友人が主体で、こちらは親戚テーブルでゆっくり式と料理を楽しませてもらいました。モデルの様にきれいな新婦、一流商社に勤める努力家の花婿は、大勢のお仲間に祝福され大変幸せそうでした。

「日ごろの看病疲れを忘れて、東京観光したら?」という妹の計らいでホテルを一泊とってもらって、翌日の日曜日はゆっくり東京見物することにしました。しかし、普段東京へは仕事でしか来たことがないので、いざ「どこへ行く?」となるとどこへ行ったらよいか解らない。午後から雨になるかもと、一番にいつかは行ってみたかった上野公園の花見を楽しんできました。上野駅公園口から予想通りの大混雑。まだ3分咲きくらいでしたが、歩きながらの缶ビール1本でも花見気分は十分味わえました。

花も縮むほどの寒い日でした。缶ビールを買ったものの冷たくて持っていられないほど。


テントがいっぱい並んだ野外イベント会場でパキスタン料理を食べながらパキスタンの民族楽器の演奏も楽しみました。

民族楽器の名前は何度聞いても覚えられませんでした。

続いて、最近人気の新しい観光スポット、建設途中のスカイツリーを見に浅草へ。駅前から見ただけで十分満足したので建設現場まで行かず、急遽予定を変えて隅田川の水上バスを楽しみ、そのあと国立新美術館を見てもまだ時間はたっぷり。最後に東京ミッドタウンでショッピング。予想とおり素晴らしい造形の建物。テナントのお店も商品もファッショナブル。その殆どが女性向けの店。娘が入ったファンシーショップのコーナーにかわいらしいデザインの小型スピーカーが数点飾られていました。その何台かが音だしされていましたが、よくあるブーストを掛け過ぎたような篭った低音。私的にはとても我慢できない音だが、それでもデザインと手軽さが受けるみたいで、女性客がそのカタログを片手に店員の説明を熱心に聞いていました。別のショップにも個性的なデザインの小型スピーカーが何台か置いてあり、そこもiPodにつなげて8ビートの曲でいかにも「低音が出てるぞ!」という鳴り方をしていました。こういう鳴らし方をした方が客集めできるのでしょうし、実際多くの若い人はこういう音の方が好きなのかも知れませんね。好みなので、それはそれでとやかく言うことはありませんが、普段からピュアな生演奏を聴いている方には生とは違う音と気付かれると思います。あらためて、これからも音楽で感動してもらえる、より生に近いサウンドのスピーカーを追求していかなければとこういう店を廻って感じました。

久しぶりに楽しかった休日でしたが、翌日の月曜日に地獄が待っていました!朝から歯が痛くてご飯が食べれない。歯科に駆け込んだら「こりゃ、だめだ」と言われ、その場で歯と神経を削られた。そして、麻酔が切れた途端、キリに突かれるような激しい痛みがはじまり、頭まで痛く、それが一日中続いた。前日、美味しい料理を食べたとき、慣れない肉料理で歯が欠けたらしい。天国から地獄へと墜落。頂いていたメール多くのメールにやっとのおもいで返信させてもらいました。

| このページのTOPへ戻る |

2010/3/23

言語の違いと音楽的センス。

3連休の中の日曜日、この日は午後から試聴のご予約を頂いていたのですが、午前中はのんびりと家に過ごさせていただきました。
ゆっくり朝寝坊し、バイオリンの朝練習にも飽きた10時頃、何か面白い番組はないかとテレビのチャンネルをまわしていたら、BSジャパンのビジネスハンターという番組が丁度始まろうとしていた。たまに見る番組だが、その日紹介される企業の欄には「○○音響研究所」と書いてあった。新進のオーディオメーカーかな?よく見るとそうではなく「傳田聴覚システム研究所」。聞いたことない会社。ひょっとすると補聴器のメーカー?。コマーシャルが終わると、その社の社長がゲストとして紹介された。話の感じでは補聴器のメーカーでも、オーディオメーカーでもないみたいで、英会話などがすぐに覚えられるソフトの開発メーカーみたい。いや、アルファーファが出る癒しのCDの開発メーカーみたい?いや、違うかな?ゆっくり話を聞くことに・・・・。

インテリ風なその社長は元々はクラリネットの奏者で、ある大学音楽部のクラリネット講師をしていたそうです。その際、自分が教わったのと同じような方法で学生にクラリネットを教えても、なぜか日本人の学生はどうしても西洋人のようには上手くはなれなく、ヨーロッパ人の素晴らしい先生から習ってもやはり結果は同じだったそうです。西洋人とは根本的に音楽的なセンスが違うのだそうです。その理由を学生と一緒に考えたことがあるが「骨格が違うから?」とか的を得ない答えばかりだったとのこと。教授はずっとそのことが気になり考えていたが、どうも言語の違いが音楽的センスの違いではないかという結論に行き着いたそうなのです。“McDonald”と外人が言うと、日本人は“マ・ク・ド・ナ・ル・ド”とカタカナで翻訳する。日本語の耳で聞くので英語が聞こえない。日本語なまりで翻訳する。英語が英語のままで(頭の中で翻訳しないで)聞き取れるようになれば、西洋の音楽が西洋人並みのセンスで理解できるのではないか?日本語は人を気遣う言葉。西洋の言葉はストレートな表現。その辺の違いではないか?と考えたそうです。
(この番組を見てて思い出しました。20年ほど前のNHKラジオでゲストの学者がやはり同じようなことを言っていました。「日本人がクラシック音楽を聴いても西洋人が聴くのとは違うように聴こえているようだ・・・・」。このときの教授は右脳(左脳だったかも?)の構造の違いとか言っていた記憶があるのだが・・・・・。)

「これは日本人だけではなく、フランス人がベートーベンを弾くとホニャホニャな演奏になり、ドイツ人の演奏のジャズもなにか違う・・・」と説明が続き、言語の違いが音楽的センスの違いに間違いないと考えた所長は、その研究のため大学の職を辞め、20年間かけて “加工された音楽を専用ヘッドホーンで聴くことによりリズム感や演奏テクニックが向上し、脳と心と体のバランスが整う”商品を開発されたのだそうです。そのCDソフトには@原音、Aその原音に加工を加えた音、B原音の英語の三つの録音がしてあり、番組の司会者とアシスタントの2人が実際にそのCDを専用のヘッドホーンをして聴いた後に感想を述べていましたが、@で解らなかった英語が、加工された音のAを聴いた後は@と全く同じ録音のBがゆっくり聴こえて少し聞き取れるようになったそうです。氏いわく、「母国語の習慣が聴覚を形成し、言語や音楽における音の認知や発声、芸術における表現や思考パターン、さらには行動様式や運動能力にまで深い影響力があるということが判ってきました。つまり「言語=聴覚=リズム感覚」ということだそうです。
ご興味のある方にその研究所のHPをご紹介します。http://www.denchoh.com/what.html

確かに、言われることは本当かもしれない。英語で夢を見るほど英語が堪能な友人が私によく言っていました。「英語が解るようになったら物事の考え方、見え方が大分変わってきた」と。その友人に勧められて彼の通う英会話のサークルに参加して数年、サボってばかりで未だ満足に話せないが、音楽の感性が伸びるのならもう少し一生懸命通ってもいいかな・・・・。


| このページのTOPへ戻る |

2010/3/17

PARC AUDIO ウッドコーンユニットのバックロードタイプ。

千葉県のドリームクリエーション様は創業され僅かの期間に、PARC AUDIOブランドで8〜17cmのウッドやパルプ、PP、ケブラーコーンのスピーカーユニットを矢継ぎ早に発売され、フルレンジ、ウーハー、ツイーターとほぼフルサイズの商品を品揃えをされました。そのあまりの速さで、このコーナーでその都度のご紹介ができませんでした。アルテックなどの撤退でいつかは市場からスピーカーユニットの単体販売がなくなるのではと危惧したときもありましたが、ドリームクリエーション様の存在はSP自作マニア同様、私どもBOXメーカーとしても大変ありがたく思っております。

そのドリームクリエーション様から近日バックロードホーン向けの10cmウッドコーンが発売される予定です。
ご好意で、その試作モデルを1ペアお貸し頂いております。
そのユニットに組ませる箱として弊社のMMキットを推薦していただけそうで、大変光栄に思っております。
MMのどの機種に一番適合するか暫く聴かせていただくことに・・・・。

一番最初に発売された10cmフルレンジウッドコーン、DCU-F121Wをベースに開発されたものと思いますが、外観的に違った点はマグネットが2枚のWマグネットになり、フランジのモールにウレタンでできた可愛らしいピンク色のリングがあしらってDCU-F121Wとデザインの差別化がしてあります。ユニット単体で鳴らしただけでもマグネットの強力さが解ります。力強い低音が振動板の背面から弾んで出ます。
多分、MM−151Sが一番適合すると思いますが暫く試聴させてもらいます。


| このページのTOPへ戻る |

2010/3/9

お久しぶりです。

このコーナー久しぶりの更新です。長らく更新できない状態が続きました。すみません。

母が昨年暮れに入院してから3ヶ月、その間、仕事や家庭環境、全ての歯車が狂ってしまいました。手術後の経過が思わしくなくて病室で半日、ときには24時間付添いをしなくてはならない日が続き、殆ど仕事が手に付かない状態でした。
お客様から頂いた質問メールのお返事が2日も遅れたり、発送ミスを繰り返したりで皆様に大変ご迷惑をお掛けしてしまいました。WCWをはじめ特注品スピーカーの製作も1〜2ヶ月ほど遅れており、大変申し訳なく思っております。

幸い母の容態は好転し先週やっと退院ができましたが、後を引き受けてくれる介護病院のベットが空くまでの二ヶ月間、ショートスティなどを使いながら自宅で待機しなければなりません。なのでもう少しの間落ち着かない状態が続きますが、これ以上皆様にご迷惑が掛からないように頑張ります。

しかし、家族が一人入院するとこんなに大変なことになるとは思いもしませんでした。病人本人が一番苦しいと思いますが、それを看護する家族も大変です。付添いで殆ど眠れない日もあり、疲労と不安感でこちらも情緒不安になってしまいます。寝不足でイライラしたり、気持ちが落ち込んだり・・・・。そんな時、疲れた心を癒しリラックスさせてくれるのはやはり音楽でした。ソファーに身を深く沈めてスローな癒し系バラードを聴くのが一番の慰め。けだるい曲調のボサノバも気持ちが癒されます。好きなCDを流し、何も考えずにソファーに身を沈めてただボーっとしているだけで気持ちが落ち着いてきます。その際、歌詞の内容などはどうでもよい。単調なリズムに身を任せるだけ。優しい歌声の女性ジャズボーカルが良い。持田香織のバラード集にもだいぶ癒されました。そんなときに聴くスピーカーは決まって試作機のパイン材MM−151Sでした。指向性が弱く刺激のないほんわかとした音色。こんなときにはぴったりなスピーカーです。これぞ音楽浴、音楽療法。

| このページのTOPへ戻る |

2010/2/22

ハセヒロ・春の試聴会、順延のお知らせ。

いつもですと4月に行う東京日本橋での試聴会「聴こう!ハセヒロ・バックロード IN 日本橋」はこの4月の良い日が選べなかったのと、入院している母の転院とが重なりそうなので、毎年恒例だった4月の開催を断念し、6月に順延させていただくことにしました。
首都圏に進出したい新潟の企業のために、県が日本橋の一等地のビルを借り上げてくれているイベントホール「にいがた館NICOプラザ#2」はその立地の良さで最近は人気で中々思い通りの日にちを押さえられません。

6月19(土)〜20日(日)の開催です。まだ大分先の話しですが、その頃には新たな新機種も増えているかもしれませんので、宜しくお願いします。

| このページのTOPへ戻る |

2010/2/12

「カノン」に挑戦。

「次回からこの曲をやりましょう」マンツーマンで習っているバイオリンの先生から次の練習曲の楽譜を渡された。その曲名はパッフェルペルの「カノン」これは私の大のお気に入り曲なのでラッキーと思ったのですが、頂いたその楽譜は所々だが五線譜にオタマジャクシがぎゅうぎゅう詰めの状態で弾くのは大変難しそう。先生が1回見本に弾いてみせてくれるのですが、やはり難易度が今まで習った曲より段違いに高い。弦を押さえる指の動きの速さが今まで習った曲とは訳が違う。♯♭の記号も多く、曲の長さも8分程ある。しかも同じメロディの繰り返しは殆どない。こんなに長くて複雑な曲を弾けるだろうか? 大変そうだが私にとって初めての本格的クラシック曲。しかし楽譜を見ながらあらためて聴くと何とも変化にとんだ素晴らしい曲。この美しい旋律を自分のバイオリンで思い通りに弾けたなら気分は最高だろう。

ゆったりと始まるイントロ部分が弾けるまで1週間。美しいメロディに自分で弾いてても心地が良い。続いておごそかで尊厳なムードの旋律。その後の少し早いメロディが弾けるまでに3週間。指使い、弓使いが大変楽しい。先生から悪いところを直してもらって、この曲の一番代表的な早くて難解なメロディに挑戦。最初は難しかったが繰り返し練習していると指が自然に動くようになる。好きな曲なので家での練習が楽しくてしょうがありませんでした。毎朝毎晩練習し、3ヶ月ほど経った今では殆ど楽譜を見ないで最後まで弾けるようになりました。
普段聴きなれたメロディはこんな楽譜で書かれているんだ。全ての小節が新鮮でした。よくもこんな叙情的な美しいメロディが浮かび上がるものだ?と、作曲者の才能、感性、名曲の素晴らしさにあらためて感心しました。曲の終盤に差し掛かると前半に弾いたメロディを静かに懐かしく思い返すような、遠い昔の思い出を懐かしむような、そんなノスタルジーな雰囲気にさせる不思議な旋律になります。NHKのBS「クラシックミステリー、名曲探偵アマデウス」でもよく解説されているが、きっと半音などを使った楽譜のマジックが秘められているに違いない。クラシック音楽の芸術性、奥深さをあらためて感じました。

下手なりにも最後まで弾けると、その楽譜に2重丸をもらって次の曲に移るのですが、先生に頼んでもう少しこの曲を練習させてもらうことにしました。今のところはただ弾けるというだけで、“棒弾き”状態。楽譜には“徐々に音圧を上げて”とか“歌うように弾く”などの指示があり、まだまだ中途段階。この曲を完全に弾きこなしたい。この曲に自分なりの感情を込めて、聴く人に感動を与えられるようにもっと練習したい。それにしても、この曲は何回弾いても飽きが来ない。

| このページのTOPへ戻る |

2010/2/10

ご依頼のWCW−F200Aの製作状況

O様ご依頼のWCW−F200Aが完成いたしました。
大変お待たせいたし申し訳ありませんでした。3ヶ月掛かってしまいましたが、O様のWCW−F200Aが完成しました。ご指示通り今週末にお届けいたしますので宜しくお願いいたします。



| このページのTOPへ戻る |

2010/2/3

メープルパイン積層材MM-151SにSSC塗装のその後。

以前お伝えした、メープルパイン積層材を使用したMM−151S。その後ずっと他の機種と聴き比べていますが、どういう形で販売しようか迷ってきました。
MDFより質量の軽いメープルパインは木の響きを伴いふわっと柔らかい音質で、女性バラードなどを聴いていると包まれるような心地良さに眠気に誘われます。エンヤ、鈴木重子、ELTの持田など緩キャラな歌い方の曲は特にです。その直後に通常のMDF製MM−151SやRR−10などに切り替えるとあまりにハッキリした音質に夢心地状態のまま冷水を浴びせられ、現実に戻ったような気分になります。使用した木の材質によりこんなに音が変わることを今更ながら感じさせられました。逆に言いますと質量の重いMDFはオーディオ的に優れた材質ということがあらためて解ります。


メープルパイン製は音が緩い分、楽器の演奏にも芯がないので片側だけSSCを塗ってみました。音が締まって解像度は改善され、丁度SSC薄型平面スピーカー(写真中央)と従来のMMスピーカーの中間的な音になりました。
SSC薄型平面スピーカーはご購入頂いたお客様から「まるで日だまりのような音」とそのイメージを例えられますが、バックロード独自の音の抜けの良さはそのままに、ほんわかとしたその雰囲気を残したまま、ホーンの増幅で楽器が力強くよりメリハリのあるコントラストの強い音になりました。エンクロージャーが全体に響いているので指向性は弱く、その分演奏会場のホール感も感じられます。ボーカルが目の前に心地良く拡がります。より高解像度を求めるオーディオマニアには受けないかも知れませんが、リスナー個人にとってその音が心地良ければ、その人にとってそれは最高のオーディオ機器。しかし、私を含めそれは少数派みたいで、社内の意見もいまひとつ。
試聴室に初めて聴きに来られたお客様にとっても、志向性があって解像度の高い生々しい音質のWCWやMMスピーカーの方がより新鮮聴こえるのでしょう。
「この音を好きと言われる方もいると思いますよ」と人事みたいに言われてしまう程度。解像度の良いスピーカーに聴き慣れてしまった私にとって緩キャラはかえって新鮮なのかも?SSCをもう片方にも塗って、もう暫くお客様の意見をお聴きしてから、製品化するかどうか決めたいと思います。

| このページのTOPへ戻る |

2010/1/26

母の入院、その後。

母が入院して1ヶ月以上が経ちました。腸の手術でしたが運悪くその傷が化膿してしまい退院までまだ大分日にちが掛かりそうです。
寝たきり状態が続いたので歩行も困難になり認知度も進んできました。元々気丈な母でしたが、長い入院生活ですっかり気が弱くなってしまいました。
一人部屋なので寂しがり、食も細くなっているので、できるだけ病院へ通って無理に食べさせるようにしています。幸い家から病院まで15分くらいで行ける距離なので家族交代で日に何度か顔を出して寂しがらせないようにしています。

そんな訳で週末の試聴室は留守になりがちなので、試聴ご希望の方は必ずご予約をください。電話もつながりにくいかもしれませんが私の携帯に転送されますので気長にコールをしてください。

私と母との年齢差は24年です。そう考えてみれば私がこの仕事を続けていけるのも、もう20年位かも?20年なんてあっという間ですよね。いつか老いは必ず訪れる。なので健康に留意して少しでも長い間、この仕事を続けていけるように努めなければ。そして、少しでも多くの方にHaehiroのバックロードサウンドで音楽の感動を味わっていただきたい。これが私のライフワーク。ずっと休んでいたエアロビクス教室とバイオリンのレッスンを再開して健康維持と脳トレに励まなければ!

| このページのTOPへ戻る |

2010/1/15

雪景色。

今年はエルニーニョ現象の影響で暖冬という話だったが、それとは裏腹に昨年の年末から結構雪が多く、毎日の雪かき作業にうんざりしています。
と言っても降ってもすぐに溶ける雪なので山間部にお住まいの方に比べたらまだ楽な方だと思います。

夕方5時になると会社の近くの鉄塔から時刻を知らせる音楽が流れます。今、工場の終業ベルが壊れているので、当社の社員はいつもその鉄塔からの音楽で終業の5時になったことを知ります。しかし、最近なぜかその音楽がよく聞こえないみたいで5時を過ぎても気付かず仕事をしていることがあります。どうも降り積もった雪が吸音材になって音がここまで届かないみたいなのです。早く時計を直さなければ。
しかし雪が積もった時の夜景はご覧のように結構ムードがありますよ。


雪  三好達治

太郎をねむらせ、太郎の屋根に雪ふりつむ

二郎をねむらせ、二郎の屋根に雪ふりつむ。

三郎をねむらせ、三郎の屋根に雪がふりつむ

四郎をねむらせ、四郎の屋根に雪がふりつむ

五郎をねむらせ、五郎の屋根に雪がふりつむ


雪国の静けさ、神秘さをうまく表現した詩ですね。このように、夜、雪が深々と降り積もる静かな夜。
このように静かな夜は音楽を聴くには最高の環境なのです。流れる音楽が周りの冷たい空気に浄化されるみたいで、よりクリアに聴こえる気がします。多分それは周りの雰囲気によるもの思いますが、雪が喧騒な世界に白いベールを掛けて静かにしてくれることは確か。そんな夜、一人会社に残ってノラ・ジョーンズみたいなまったりとした曲を聴いている何とも癒される。

何年も前から考えているのですが、会社の脇に雪を積上げて子供の頃のようにかまくらを作り、その中にオーディオセットを持ち込んで音楽を聴いてみたらどんな音に聴こえるだろうか?そこで甘酒代わりにココアなどを飲みながら・・・、きっと素敵でしょうね。上手くできたら試聴室常連さん達を呼んで一緒に聴いてみたいですね。
でも、現実は雪抜け作業に追われる毎日に疲労困ぱい、それどころではありません。今年も夢で終わりそうです。

| このページのTOPへ戻る |

2010/1/8

桜材使用のWCWの製作状況。

S様の桜材WCWはコンクリート部の塗装がやっと終わり、今は木部の仕上げに掛かっています。
透明ニスを塗ったら、また写真をUPさせていただきます。



ご指示通りバッフル角のRを小さく取りました。

| このページのTOPへ戻る |

2010/1/4

新年のご挨拶。

皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年1年も昨年同様、宜しくお願いいたします。

今年は母の入院で正月気分どころではなかったのですが、親戚同士の新年挨拶の行き来を控えさせていただいた分、病院に行く前の午前中は毎日ゆっくり休むことができました。しかし雪国特有の鉛色の空みたいに晴々しないグレーな気分の正月でした。同じような病気でご家族を看護された経験のある方々から、その経験談と励ましのメールを頂き大変心強く思っています。暖かいお言葉を頂き本当にありがとうございました。


まだ確定ではありませんが、今現在の予定では今年は下記の予定で試聴会を行う予定です。



日時      4月下旬
イベント名  「聴こう!ハセヒロ・バックロード in 日本橋」
会場     にいがた館NICOプラザ#2 (東京日本橋)


日時      10月上旬
イベント名  第16回真空管オーディオフェアー
会場     東京秋葉原損保会館


日時      11月上旬
イベント名  「聴こう!ハセヒロ・バックロード in 日本橋」
会場     にいがた館NICOプラザ#2 (東京日本橋)

| このページのTOPへ戻る |

2009/12/29

アルテック似のユニット。

イタリアのSICAというメーカーの20cmフルレンジユニット(8Ω)をぜひ試聴して欲しいとある問屋さんからお預かりしています。
パッケージを開いてみると昔見たことあるようなユニット。数年前に廃盤となったアルテックのCD408-8Aと大変良く似ている。鉄板製のフランジの構造、フランジ外周に貼られたウレタン製?のクッション。振動板の材質を延長した同じ材質をエッジとして使うフィックスドエッジ。この辺が明らかにCD408-8Aを参考にして作られた感じがします。見た想像でも同じ音質で鳴ってくれそうな気がします。これなら乾いた音質で歯切れが良いアルテックサウンドを再現できるかも知れない。そんな期待感を持ち、早速MM-191Tに取付けてみることにしました。以前そのアルテック20cmユニットで使っていたフロントバッフルを利用して取付けましましたが、その取付け口径、4本のネジ穴位置が全く同一で、やはりそれを参考にして設計されたことは確かみたいです。

結果的にアルテックの音質とはちょっと違いますが、その後継機としてお勧めできるユニットで、アルテック以上にジャズを楽しく聴けるユニットです。低域は十分なのでウッドベースの低音は腹に堪えますし、オルガンは地を這うように流れてきます。男らしい黒っぽいイメージの音質、こんなところは良く似ています。厚く重そうな振動板のせいか、アルテックのような歯切れはありませんが、その分音に厚み、深みがあります。全体に中低音寄りで高域はあまり出ませんが、シンバルなどの高域が不満な場合はツイーターの追加で解消すれば良いと思います。
女性ボーカルに高域の華やかさはありませんが、逆に落ち着いた感じで長時間聴いても聴き疲れしないと思います。
今まで、20cmユニットが市場に少なく「20cmでジャズに向くユニットはないですか?」と聞かれた方には自信を持ってお勧めすることのできるユニットです。

左がSICA ZOO4950。右がアルテックCD408−8A。


| このページのTOPへ戻る |

2009/12/25

母の入院。

最近お客様へのメールの返事が遅れ気味でご迷惑をお掛けしております。
実は先日母が自宅で倒れ、市内の病院に入院中なのです。昨日検査の結果が出ましたが、手術も含め長期の入院になりそうです。一人部屋なので80歳過ぎの母が不安にならないように、またベットに寝たきりなので認知症にならないように昼夜、出来るだけ顔を出すようにしています。そんな訳でこのコーナーの更新が暫く途切れ気味になるかも知れませんが、何卒ご了承ください。また、土日も含め試聴室も留守がちになりますので、試聴ご希望の方は必ずご予約をお願いします。商品の製造、出荷に関しては出来るだけ影響が出ないように頑張ります。

| このページのTOPへ戻る |

2009/12/18

メープルパイン積層材MM-151SにSSC塗装。


先日、メープルパイン積層材に塗ったSSC塗装、完全に乾燥しましたのでユニットを取付けて聴いてみることにしました。
片側のみ塗ったのですが、鳴らす前に両者のサイドバッフルの同じ所を指で弾いてみたら音が全く違っていました。聴く前から結果は解っていますが、メープルパインは吸込み率の高いMDFほどの違いはないはず。アンプをモノラルに切替えて、まずは塗ってない写真右側でボーカル曲を数曲。MDF材のMM-151Sよりも声が締まっていてこれでも充分楽しめる気がしました。次にSSC塗装を塗った方。各楽器がクッキリと浮かび上がり、解像度は大分UPしている。声がスッキリ澄んでいる。しかし塗ってない右側も声が心地よく拡がって、特に癒し系のボーカルではこちらも捨てがたい。アコースティックギターでも弦の細さ、鋭さが違うが、胴鳴りの響きも両者で違う。ビブラフォンのカチンとした金属的な響きは俄然SSC塗装が上。しかし、オルガンの低域は引き締まってはいるけれど、無塗装の方が地を這うような雄大な低音を楽しめる。
いろいろな曲を聴いている内に、どちらが良いか解らなくなってきました。より生に近いという意味ではSSC塗装ですが、音楽を癒しとして聴きたい場合は天然木の響きを伴う無塗装タイプで充分だと思います。

そもそもこのメープルパイン積層材MM-151Sをどういう形で販売しようか迷っていましたが、 MM-131SSと同じく接着済みのエンクロージャーとして自作キット品としての販売をしようと思います。この場合無塗装を基準とします。SSCも簡単に塗れますし、ウレタン、オイルフィニッシュもMDFよりも大分簡単に塗れます。是非ご自分で塗料を選んで塗ってください。作ることが苦手な方にはご依頼によってユニットを付けた完成品として販売します。

| このページのTOPへ戻る |

2009/12/10

メープルパイン積層材製MM-151Sのそれから。

前回の日記にも書きましたが、メープルパイン積層材製にSSC塗料を塗ってみたいと思っていました。オイルスティンも木に染込む含浸塗料なので、SSC塗料をその上から塗っても染込んでくれてSSC効果が出るはず。
メープルパイン積層材製MM-151Sの新しいものをもう1セット作ってSSC塗料を塗ってみようと思っていましたが、時間が無くて中々作れません。そこで、先日作ったメープルパインにSSCを塗ってみることにしました。
ウレタン塗装など、普通の塗料の上からは塗れないが、オイルスティンは染色塗料みたいなもの、この上から塗っても多分大丈夫なはず。試しに、MM-151Sメープルパインの目立たない所に塗ってみたところ、ナノ分子のSSCはオイルスティンの上から更に奥に浸透することを確認できました。そして、6面全部を一気に塗ってみました。メープルパイン材はMDFほど激しい吸い込みがないので作業はいたって簡単でした。2日後くらいに音が聴けるはずです。片方だけ塗ったので左右で音を聴き比べてみます。



| このページのTOPへ戻る |

2009/12/2

メープルパイン積層材製MM-151Sのこれから。

メープルパイン積層材のMM-151Sに塗ったオイルスティンの色が乾燥につれ少しずつ変化してきて中々良い色になってきました。塗装屋さんが言ってた様に、亜麻仁油の乾燥につれて、しっとりした潤いのある肌触りになってきました。このオイルスティン+亜麻仁油は元々木目を生かしたレトロな感じを出したくて選んだ塗料で、音質UP効果に対しては殆ど影響は無いと思いますが、松系のメープルパイン、軽くてもやはり天然木、それ自体の響きが魅力です。特にボーカルが良いですね。一寸渋めのヴォイスで煌びやかな感じに響かないので、そういう意味ではかえって身近な声に聴こえる。
エンクロージャー全体を使って響く感じなので、SSC塗装とかウレタン塗料を塗るともっと解像度が良くなるはずですが、これはこれでこのままの方が魅力的かもしません。しかし、それでもやっぱりSSC塗装などを塗って音の違いを確かめてみたくなります。もう少しいたずらを続けてみます。

話は変わりますが、この面白い動画をご覧ください。20日の朝のNHKニュースから仕入れたネタです。
電線に止まっている鳥を音符に見立てるなんて素晴らしい発想ですね!
http://doga.nhk.or.jp/doga/viewvideo.jspx?Movie=48411824/48411824peevee284784.flv

| このページのTOPへ戻る |

2009/11/20

ピアニストから頂いたCD。

日本橋と幕張メッセでのイベントが終わり、会社へは両イベントの荷物が戻ってきて会社のシャッター入り口に山積み状態。今年最後のイベントを無事終えた安心感と疲れで放心状態が続き、荷物を開封する気力がなく暫くそのままでした。イベントの最中は気が張っているので自分でも不思議なくらい元気でしたが、最近は帰ってくると3〜4日は体の調子がなかなか戻りません。若い頃はイベント終了後に池袋のサンシャインにあるスポーツジムまでわざわざエアロビをしに行ったものでした。当時はそれでも疲れは残らなかったのですが、やはり歳には勝てないですね〜。
妻に、「あのダンボールの山いつになったら片付けるの?」と怒られ、先日やっとその荷を解きはじめました。お客様から頂いた1枚のCDを早く聴いてみたいのも意を決した理由の1つです。それは先回お話したNICOの会場で女性ピアニストから頂いたものです。
この方は1日目の土曜日に買い物途中で飛び入りで参加して頂いた方で、WCWやMMスピーカーから出る音楽に感動されて、是非自分の弾くピアノのCDをこのスピーカーで聴いてみたいと、翌日にそのCDを持参され、PMP-151Sで皆さんと一緒に聴かせていただきました。
即興で弾かれたというその曲は、川のさざ波みたいな瞑想を誘うゆったりとした旋律の曲でした。「この会場で聴くより一人で明かりを消した部屋で静かに聴いてみたい音楽ですね」と、ご本人に感想をお伝えしましたら、是非そうしてくださいと、そのCDにサインをして1枚プレゼントしてくれました。その後、後ろの席で2人、音楽の話で意気投合「音楽は感性なのですよ。コンクールで賞を取った演奏家でも、技量があるが感性のない人がいる。そういう人の音楽は聴いていて感動が伝わらない」など、そんな会話で盛り上がっていました。皆さん静かに曲を聴かれていたのに、ご迷惑をかけたかも知れません。

その頂いたCDに書かれたプロフィールには「音楽を専門に習ったことのない個性派即興ピアノ演奏家。指がまるで鍵盤に導かれるように演奏する方法は個性的でユニーク。際立つ感性が演奏を誘導しているようだ。彼女にとってピアノを置いてある場所は聖地。ピアノは祭壇。愛情深くピアノに触れ演奏する様子は慈悲深ささえ感じさせる」と書いてある。確かにピアノの鍵盤を叩く感じではなく、まるで指が鍵盤に吸い付けられているような弾き方の、ささやくようなピアノ曲。夜一人で聴いていると、弾き手の感情、気持ちが伝わってきて、心が落ち着き凄くリラックスできる。やはり一人でゆったり聴くのに適した曲でした。

しかし、今回のイベントの会期中に思ったのですが、会場のガラス越しに見える日本橋の風景が何か違っていました。昨年の11月のイベントでは近くでお祭りがあるのかと思うくらい人通り多かったはず。しかし、今回は通りを行き交う人の数がそのときの半分くらいに減っているような気がしました。セレブの町、ここ日本橋でも不況の波は押し寄せているようですね。
・・・・でもやはり日本橋、お金持ちらしい人は健在していました。会場向かいの三越本店で、高級そうな服をまとわれた、品の良いご婦人が乳母車を押して買い物。しかし、その乳母車の中のお子さんは何故か真っ白い顔?まん丸い目できょろきょろ店内を見回している。しかも耳が三角??良く見たらそれは白いネコ。どうやらそのご婦人はネコを乳母車に乗せて買い物に来られたみたい。通り過ぎるとき更に驚いた。その猫は和服を着ていた。しかも高級そうな帯まで締めていた。頭にはかんざしのような飾り。猫は乳母車に大人しく乗っている。その光景に思わずビックリってしまったが、本人はまじめな顔で乳母車を押して奥に入って行かれた。多分このデパートの優良なお客様なのでしょう。
来年の4月頃にまたNICOでの試聴会を予定していますが、その頃日本橋あたりから景気回復の波が起きていればよいですね。

| このページのTOPへ戻る |

2009/11/12

試聴会、参加頂いた方のブログです。

試聴会、参加頂いた方のブログです。

http://homepage2.nifty.com/fukui81/album/Hasehiro_11th.html


| このページのTOPへ戻る |

2009/11/10

第11回 聴こう!ハセヒロ・バックロードin日本橋の出展報告。

東京駅から、通い慣れた道を歩いてNICOへ向かうと、丁度新潟運輸のトラックが我々の荷物を降ろしている最中。なので入館と同時に荷物を開封して手馴れた順序でセッティングを開始し、開場の11時には余裕で間に合いました。やはりオイルスティン仕上げのMM−151Sが気になり、お客様が来られる前に音を確認しておきたくて、わくわくしながら初音だし。女性ボーカルで聴いたのですが結構魅力的に響いてくれる。MDF製より3.5Kg製も軽いので箱鳴りが大きくて、ホーンの輻射効率も落ち、低音も出なくて音もスカスカになるのではと心配していましたが、それらが逆に利点になり、音が適度に優しく、"ふぁ〜”っと音場が拡がり、耳に心地よく馴染む。ハセヒロ・バックロードの新しいキャラ誕生!お客様の反応が楽しみです。



この開場では必ず一番最初に来てくれるお客様がおられるのですが、今年もやはりその方が開場の10分前くらいに入ってこられ、続いて2人、3人と徐々に椅子がふさがり始め、午後1時頃が一番のピークだったでしょうか。全ての椅子を出してどうにか足りる状態でした。こちらで用意したCDを鳴らしたのは最初の30分くらいで、その後はお客様がご持参されたCDのみをお掛けしながら夕刻までいろいろなジャンルの音楽を楽しみました。
やはりジャズ、フィージョン、クラシック、Jポップなどが中心でしたが、美空ひばりが初登場、愛燦燦で会場がうっとりしました。変わったところでは北斗の拳のテーマ曲。家まで三味線のCDを取りに行ってきてくれたご婦人もおられました。個人的に欲しいソフトもいっぱいあり、参加された皆さん飽きることなく楽しんで頂いたことと思います。

時々、お客様のCDを使ってヒバ製インシュレーターのデモを行いました。MM−151Sの両方に敷いて、その後片側のみに敷いてモノラルにして左右を聴き比べてもらいましたが、多くの方が「うん、うん、違う、違う」という感じでうなずいておられました。サンプルをお廻しして青森県最北端のヒバを使っていると説明しましたが、「最北端とは風間浦のことではないでしょうか?やはりそうですか。私は青森から来たんですよ」と、お帰りの際話しかけてこられた方がおられ、お聞きすると青森から弊社の試聴会だけを目的に来てくれたとのこと、本当に感激しました。


カウンターにずらっと並んだリクウエストのCD。用意した付箋紙に希望の曲番とスピーカーの機種をお客様自身が書いてCDに貼って頂ける。終了時までそれらが途切れることはなかった。指定機種の一番人気は圧倒的にWCW-F200A、続いてピアノブラックのPMP-151S,RR-10でした。オイルスティン仕上げのMM−151Sは新顔なのでリクエストは少なめでしたが、「ボーカルが優しくて良いね」とい評価をいただきました。


この会場はガラス越しで歩道から中が丸見えなのも特長です。今回もオーディオには全く、あるいはそれほど関心はないけれど、音楽を聴くことが大好きと思われる通りがかりのご婦人方やご夫婦などが多く入って来られ、流れる音楽に聴き惚れて長時間滞在しておられました。そういう方たちは少し遠慮されて大抵後ろの壁側の椅子に座っておられますが、ちょっとお声をお掛けすると、「良い音ですね〜。聴いてて気分が良い。私も8万円くらいのシステムコンポを持っているのですが、こんなに感動する音はしない。一般のスピーカーと何が違うんですか?」とご質問を受け、「普通、メーカー製のスピーカーは密閉式かバスレフというシステムで、スピーカーユニットの裏側から出た不要な音を箱で包んで消しています。しかし、それだといくら吸音材を使っても箱鳴りがして、いかにも箱から音が出ているような感じになって、箱が演奏するような音楽になってしまう。その点、このバックロードホーンという方式は後面開放式に近いので音が篭らず箱鳴の少ない、箱を意識しない開放的な音になります。ユニットの裏側から出た音をサックスホーンのように曲線を描く長いラッパで増幅して中低域を空間に放出する方式なので、このように演奏家が目の前にいる様な、生の雰囲気で鳴るのです」とジェスチャーを加えて説明しました。こういった方たちの貴重なご意見が聞けるのもここでの楽しみのひとつです。


嬉しかったのは30代後半位の女性のお客様。やはり偶然前を通られて入ってこられた方で、暫く音楽を聴かれた後、私に話しかけてこられました。「わたし、今の曲を聴いて涙が出てきました。素晴らしいですね〜、このスピーカー。わたしは音楽家なので良く解るんです。これは聴く人の感性をくすぐる素晴らしいスピーカーですよ!」。お聞きするとこの方はプロのピアニストで、沖縄旅行の際、海岸の波の音に感動され、その音をピアノで表現したくてピアノを始められたのだそうです。
最初アマチュアで楽しんでいたのですが、その感性ある演奏に感動した多くの人に進められてプロになったのだそうです。
「こんなスピーカーを作られたあなたにも豊かな感性があるはずです。」と大変お褒めを頂きました。私に感性があるかどうかは別として、WCWやMMスピーカー、特にWCWで演奏家の気持ちが伝わるソフトを聴くと、全身あるいは側頭部表皮に微電流がピリピリと走ることが良くあります。音楽で体が反応するのは事実です。WCW、MMスピーカーのオーナーさんの中でこういう体験をされる方が多いはずです。カーブを描くホーンから奏でられる生々しい音色は確かに人の感性に訴えかける独自の力があるのではないかと、この頃感じ始めています。今後も機械的な意味での性能の向上ではなく、音楽再生に秀でた、より音楽で感動してもらえるスピーカーを開発していこうと思っています。それがハセヒロに与えられた使命だと、本当にこの頃感じ始めています。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

なお、今週いっぱい幕張でのイベント参加のため、頂いたメールへの返信が遅れると思います。試聴室もお休みにさせていただきます。ご了承ください。

| このページのTOPへ戻る |

2009/11/5

第11回 聴こう!ハセヒロ・バックロードin日本橋のサプライズの続き。

塗装屋さんはオイルスティンをその日(昨日)のうちに塗ってくれました。
濃いめの色と薄めの色を選んで左右違う色にしてもらったのですが、どちらもちょっと濃すぎたかなと後悔。私の独断で色を選んだのですが、「何でこんなに濃い色にしたの?」「変、炭みたい!」と散々。社内では誰一人良い色だとは言ってくれない。「上塗りした亜麻仁油が乾くと色が変わりますよ」と昨日塗装屋に言われたとおり、今朝会社にきて見たら色が多少薄くなり木肌が少し浮き出てきました。もう数日するともっと良くなってくるそうです。
すぐに梱包しなくてはならなかったので、その音はやはり聴けませんでした。当日の会場で皆様と一緒に聴けるのを楽しみにしています。

今回も是非日ごろ愛聴されておられるお気に入りのCDをいっぱいご持参ください。ジャズ、クラシックだけが音楽ではありません。ロックやJ−POP、映画音楽、演歌、いろいろなジャンルの音楽を聴きながら、秋の1日文化の薫りに親しみませんか。

実はこのNICOでの試聴会が終わったその翌々日に別のフェアー出展のため東京に再び戻らなければなりません。千葉県の幕張メッセで11月11日から3日間開催される「国際ガーデンEXPO」です。MMスピーカーのオーナーさんとのコラボで生まれた防鳥用品の更なる拡販のための出展です。全国の農協、園芸関連業者が3万人以上来場されますが、折角の機会ですので一緒にハセヒロ・オーディオの宣伝も兼ねればと思い、UMU−131XSを当日ノートパソコンを使って行う促販用DVDのデモの音源に使います。オーディオや音楽に興味のありそうな方にパンフレットを配ろうと思っています。

| このページのTOPへ戻る |

2009/11/4

第11回 聴こう!ハセヒロ・バックロードin日本橋のサプライズ。

秋のハセヒロ試聴会、「聴こう!ハセヒロ・バックロードin日本橋」はいよいよ今週末に迫りました。
今回は特別新しい製品がないので、前から試してみたかったメープルパイン積層材を使ったMMバックロードを作って持って行こうと思っています。今のMMキット素材のMDF材は木目が無いためNCマシンでの加工がしやすく、割れや反りもないので取り扱いも楽な素材です。また、素材が均一で比重が重いため低域も出やすくスピーカー素材としても適しているのですが、やはり木目がないのがデザイン的に少し寂しい。そこで昔から響きが良いとされているマツ系のメルクシパイン材を使って作ってみることにしました。

思い立ったのは早かったのですが、行動するのが遅すぎたため発送日ギリギリの完成になりそうです。サイズはMM−151Sにしました。装着するユニットはPARC AUDIOの13cmユニットDCU−F131PPにします。完成したメープルパイン積層材のMM−151は同じMM−151SでMDFを使ったものより3・5Kgも軽いです。でも叩くと乾いた響きの良い音がします。



今日、積層板の接着が終わりユニットを装着しようと思ったのですが、何かいまひとつパッとしない。白木調で木目が薄くて高級感がない。透明ニスを塗ってピカピカに仕上げれば?と、塗装屋さんに相談したら、「それだと安物家具のようになってしまうよ。オイルスティインを塗ればアンティック調のデザインに仕上がるはず」と提案され、オイルスティイン仕上げにして持って行くことにしした。塗装は明日の木曜日には仕上がるのですが、明日はもう荷物を出荷しなくてはならない日。CDプレーヤーもアンプも全て荷造りしてしまったので、多分その音を聴かずに出荷しなくてはならないと思います。
NICOの会場で初音出しの予定です。皆様も是非楽しみにお越しください。

| このページのTOPへ戻る |

2009/11/2

桜材のWCW製作状況。

S様ご依頼の無垢の桜材使用のWCWーF200Aの進行状態です。
天然木を使ってWCWを製作するのは初めてですが、ご依頼の“継ぎ目無しの1枚板”はやはり無理でした。割れや反りの心配を考えて結局サイド部分で3枚の積層にさせていただきました。夏から秋にかけて原木を天日で自然乾燥させていたため大分製作が遅れておりましたが、先日やっとご覧の様なBOX状に仕上がりました。いかがでしょうか?ニスで仕上げるともう少しコントラストが出ると思います。先週末にコンクリートも流し込みました。完成までもう暫くお時間ください。どんな仕上がりになるか私達も完成を楽しみにしております。


| このページのTOPへ戻る |

2009/10/28

ヒバ製インシュレーター、その後。

真空管オーディオフェアーに間に合わせるために製作したヒバ製インシュレーターをその後も試聴室で使っていますが、これは高域が綺麗に伸びるとか、低域が締まるとか、よく使われるそういった従来のインシュレーターとは違う評価をしなければならないみたいです。
とにかく不思議なインシュレーターです。言葉でどう言い表せばよいのか・・・・?楽器演奏の細やかな技法が良く解り、音楽の深みが増すのです。
従来のインシュレーターといえば大抵は硬い素材を使って作られていて、その硬さを利用して音をクリアにしているものが殆どだと思いますが、そのため、その音質自体も硬めになってしまう傾向があります。このインシュレーターのヒバ材も硬いとはいえ、手の感触では軽くて柔らかく、まるで桐の様な感じです。それが効いているのか、音が優しく柔らかいままクリアに響くのです。

試聴会定番曲のクリスティナー&ローラーの「City of Dreams」はチェロとバイオリンのムードある曲ですが、チェロの音が柔らかいままクリア。曲の抑揚、ビブラートの振るえがハッキリし、演奏者が気持ちを込めて丁寧に弾いているのがより良く解るのです。バイオリンも同様で高域が大変きれいになります。
スコットハミルトンのサクスホーンも同じく抑揚がハッキリし、吹く息に気持ちを込めているのが良く解ります。陰気なその声があまり好きでなかったハスキーボイスの女性ボーカルは、こもりが消えると結構魅力的な声だったことが解りました。一通り聴いた後で敷いていたヒバのインシュレーターを外して同じ曲を聴くと、何だこれは?という気持ちになってしまいます。従来のインシュレーターと同様に低域が強くなり、高域も伸びるのですが、違うのは低音楽器は柔らかいまま重く低くなり、高域楽器はあまり煌びやかにならず上品に鳴ります。なので音楽的、という意味での性能がUPすると言ったほうが良いと思います。

ただ、価格が中々決まりません。青森県の最北端でしか採れない直径7cm以下の木目の詰んだヒバ材を使用するので思ったより高価になりそうです。
来月のNICOプラザ試聴会に持参しますので是非その効果をご実感してください。

| このページのTOPへ戻る |

2009/10/22

琵琶演奏を聴く。

先日、母校の同窓会の支部会に出席してほしいと、その幹事をしている友人から誘われましたが、フェアーの参加などで気ぜわしくて断るつもりでいました。しかし会の始まる前に琵琶継承者として有名な同窓会会長が琵琶を弾いてくれると聞き、それならば是非にと、参加することにしました。

仕事柄、いろいろな楽器や、楽器の音色に興味を持つようになりましたが、日本伝統楽器の三味線や琴、尺八なんかも西洋楽器に負けない素晴らしい音色の楽器だと思います。以前に聴いたフルートと琴の競演は今でも耳に残っているほど素晴らしかったし、唇の形、息の吹き込み方で音色が面白いように変わる尺八にはフルートに負けない奥深さがあると思います。琵琶の音色はまだ一度も聴いたことがなく、その演奏者は全国でも極めて少ないらしくて、目の前で聴けるチャンスは今回を逃がせばもうないはず。

支部会ということで参加者は20人弱なので会場は地元の小さな料理屋でした。和室の控え室には舞台の代わりとなる座敷テーブルが用意してあり、そのテーブルの上に初めて見る琵琶が鎮座していました。想像していたよりも胴体に厚みがなく、逆に胴体に使われている板が厚く3〜4ミリもあるようでした。楽器だけの演奏かと思ったら、事前に配られたコピー紙に唄の訳が書いてあることで、語りが中心ということが解りました。

(琵琶の胴体はタモの木、バチは黒檀、弦は絹糸と細い糸はギターの弦だそうです)

お題は「(平曲、拾物)那須与一 後半部分」、ご存知源平合戦のシーンで、那須与一が沖に浮かぶ船の竿先に定められた扇の的を弓で射るシーンの語り。
ほぼ全員が揃ったところで袴姿の演奏者が登場。
最初に「べッべベーン」とバチを弾いたその音は、三味線ほど鋭い音ではなく木製っぽい音でした。しかし力強い迫力のある音でした。
バチを上から引き降ろしたり、下からすくい上げたりするのは時々で、やはり語りが中心「味方の〜〜兵ども、与一がはるかに見送って〜〜〜〜」とこぶしを付けながら大変スローに語る。その声は声楽と同じように体全体から出ているように大きく響く。

与一が放つ矢はあいにくの北風に邪魔され、また波高く竿先の扇は揺れて定まらず、射った数本の矢は扇に届かず、思わず与一はあらゆる神仏に念じる。「目を塞いで、南無八幡大菩薩、わが国の神明、日光の権現、宇都宮、那須の湯泉大明神、願わくは、あの扇の真ん中射さして給え。射損ずる程ならば、弓折り自害して、ひとにふたたび面を向ふんずべからず〜〜〜」。結末は解っているが、その語り口に思わず引き込まれて、手に汗を握る・・・、というほどではなかったが、与一頑張れと応援している自分がいた。
「扇の要際1寸ばかり置いて、ひいふっと射きったる・・・」とめでたく終わるまで約15分ほど。
娯楽の少なかった昔、武士や町人たちがこういう芸術を大いに楽しんだはず。私たちもその時代にちょっとタイムスリップしたような気分を味わえました。

この演奏家はもう70歳代、跡を引き継ぐ人はいなく、先生もすでに亡くなっているそうです、この琵琶だけではありませんが、後継者がいないため日本古来の伝統芸術がひとつふたつと消えてゆくのは本当に惜しい気がします。

この後の宴会で、演奏者にお酒を注ぎに行き、「今日は会長の琵琶演奏が楽しみで出席しました」とお礼を言ったら、「そんなのなくても、あなたは同窓会に出席する義務がある」と叱られました。

| このページのTOPへ戻る |

2009/10/16

第15回真空管オーディオフェアー、出展報告A



青森から会場に直送された、出来たばかりのヒバ製インシュレーターも無事到着。
会期中、試すタイミングが中々なくて数回しかデモできませんでしたが、音が硬くならずに解像度が上がる、従来品とは違う不思議なインシュレーターです。
サイトで事前に情報を知っておられた方2名が、もう仮予約してくれました。
封印してあるリング状の溝の中に秘密が・・・。しかし、特許が降りるまでその公開を止められています。すみません。

会期中を通してWCW−F200Aが一番の人気でした。最後、WCWでの「糸」の演奏が終わると、どっとスピーカーの周りに来られて質問攻め。「これが一番良かった!本人がここで歌っているみたいだった」「重さは何`ですか?」「ユニットはどこのですか?」「これは何の集成材ですか?」「エンクロージャーだけの販売はあるのですか?」 

パークオーディオさんの10cm試作ユニット、DCU-F121Wの強磁型Wマグネット仕様のMM-151Sも時間がなくて1回しかデモできませんでしたが、たまたま現行のDCU-F121Wを装着したMM-151Sをお持ちのオーナーさんが聴いておられ「やはり私のと音が違う。高域もハッキリ出ていますね」とご意見を頂きました。

今回も多くのMMオーナーさんから声を掛けていただきました。SSC塗装の塗り方。フロントバッフルをネジで固定したいが、どうすれば良いか?積層板を接着すると音は良くなりますか?など、いろいろ質問やご意見を頂くことができました。


PMP−151Sの構造の特徴、積層方式を説明すると、「この板をバラの状態にして自作キットとして販売されたら?」と言われ、ちょっとズッコケました。数年前まではMMキットだけを展示していましたが、最近、このフェアーでは完成品ばかりを展示しているので、新しいお客様はMMキットをご存じないということを、このお客様のお言葉でやっと気が付きました。
試聴の休み時間にMMキットの組立て実演をするなど、次回はこっちも宣伝しなければなりませんね。

この大不況のさなか、果たしてどのくらいのお客様から来ていただけるか?と心配しましたが、むしろ昨年より多かった気がします。
当社は第4回からの連続出展。設営、使用するデモ曲、商品の説明など、大分慣れてきたつもりですが、終わってみればまだまだ反省点がありました。
来年はMMキットの組立て実演などもやってみたいと考えています。

次の当社の試聴会は11月7日(土)、8日(日)、日本橋のNICOプラザにおいてですが、毎回の試聴終了ごとにその告知をしました。イベント告知のポスターを入り口に貼っておいたのですが、メモをされておられた方が結構おられたようです。皆様も予定をたてられて是非ご参加ください。

当日は、大勢のご参加本当にありがとうございました。



| このページのTOPへ戻る |

2009/10/14

第15回真空管オーディオフェアー、出展報告@

前日の土曜日、午後6時からが搬入日でしたが、私どもは午前中に東京に入り、9日から開催されている「東京ハイエンドショー」を見学してきました。
このフェアーは春と秋の年に2回開催されるのですが、秋は真空管フェアーと開催日を合わせています。会場はJR有楽町駅から歩いて0分の交通会館。まだ新しくて都会的なホール。ハイエンドという名の通り高級そうなデザインのスピーカーが・・・。我々のフェアーと同じく1ホールに4〜5社が同居の展示方法で、各社30分交代で音だししていました。
我々が借りている部屋の倍ほどの広さなので、試聴交代の際にはお客様各自が次の出展社の前まで椅子ごと移動して聴く方法でした。
真空管フェアーとはお客差様の顔ぶれが大分違うようで、この中で弊社の名前を知っている方はどのくらいおられるだろうか?。自作マニアも少ないはずでバックロードホーンの名称そのもの自体も知らない方が多いはず。今ここでRR-10やWCWを鳴らしたらどんな反響か?・・・・勝手に想像していました。




ここに来たのはスピーカーの試聴だけが目的ではなく、各社のデモの方法や展示方法などを勉強させてもらうことも目的でしたが、モニターや説明ボードなどを使っての説明方法など結構参考になりました。

会館を出て、6時の搬入までにはまだ大分時間があったので歩行者天国だった銀座で銀ブラを楽しんで時間をつぶしました。やはり銀座はオシャレですね。女性のファッションを見ているだけでも楽しい。しかし、オシャレなディオールの店の入り口に書かれた「Dior」のロゴを指差し、大きな声で「ドア」と読み「一緒に歩きたくない!」と妻に叱られた。




夕刻に損保会館に入り、無事着いていた荷物を5階の部屋に上げて、夜8時にはご覧のように無事セッティングできました。アンプも異常なし、大阪試聴会で壊れたVERAVOXユニットも今回は無事だったし、+、−、L、R、全ての配線に間違いなし。数曲鳴らして音質のテスト。ホーンからは気持ち良い響きが・・・。準備万端!手落ちなし。

さあ、明日はこのスピーカーの前に大勢のお客様がこの音を聴きに集まってくれる。すがすがしい気分で宿泊のホテルに向かいました。



初日の開会時間直前の風景。
当社の小間は狭くて目立たなかったが・・・・



当社の試聴時間になればご覧の通り。いつもですが、お蔭様で弊社の時間になるとこのように超満員!12回連続の出展で社名を大分認知して頂いたせいでしょうか?多分、私たちが思っている以上にハセヒロのホーンサウンドの音に皆様興味を持って頂いているからだと思います。
大勢の前での折角のチャンス!選曲してきた美しい曲で皆さんの感性を刺激したい。しかし演奏時間はたったの15分。 小型UMUで驚いて貰いたい。 PMPで弦楽器の美しさを、RR-10では癒し系ボーカルを、メインのWCWではできたら2曲聴いて貰いたい。合計4〜5曲を15分、各曲3分をめどに切り替えるが、流れている優雅な曲とは裏腹に、舞台裏ではCDプレーヤーのタイム表示を見ながら秒刻みで演奏時間を割り振り。喋る時間が勿体ない!つい早口になり説明がおろそか。しかし、下手な能書きより流れる音楽がそれらをうまく語ってくれるはず。

まず最初はUMU-131XS。テナーサックスを雄大に鳴らしている最中に・・・「今、これが鳴っています」に、皆さん「エー」というお顔に。やはり数名の方が本当かと前に出られ、耳を寄せて確かめられていました。
「これは特殊な塗料を塗っているのでこんなに響きが良いのです。その塗料を塗らないと全く音になりません」と、説明。

PMP-151Sでは毎回諏訪内晶子の美しいバイオリン曲で。 「良い音のするユニットですね、どこのユニットですか?」という質問が多かったです。

RR-10PAは全てボーカル曲で。徳永英明、コブクロ、諌山実生など。PARCさんのウッドコーンをご存知の方が多く「やはりこのユニット、ボーカルが良いね」

WCW−F200Aではビブラフォンの美しいモダンジャズカルテット、ウイーンフィルの「新世界より」。しかし繰り返し行っている内に、より生の感動を実感してもらうのはボーカル曲が一番ということが解り、2日目は綾戸智絵の「ヨゾラノムコウニ」と諌山実生の「糸」のみで聴いて頂きました。
両方ともピアノの弾き語りですが、歌いながら本人が弾くので感情がピアノに乗り移る。なのでピアノも歌の延長、その繊細な感情表現をWCWは上手く伝える特別な能力があると思っています。
お客様の顔をそっとのぞくと、目を閉じて心地良さそうに聴いておられる方が結構おられました。

(続く)


| このページのTOPへ戻る |

2009/10/8

真空管オーディオフェアーへの出品機種。

大型台風が通過中ですね。皆様の地域は大丈夫でしょうか?
ここ新潟も今現在、強い風が吹き始めています。仕事は早あがりになりそうです。
皆様の地域に被害のないことを祈っております。


今年で15回目を迎える真空管オーディオフェアー。
今回聴いて頂く機種は、UMU-131XS、PMP-151S、RR-10PA13、WCW-F200 A、そしてサブとして聴いて頂く、MM-151Sの5機種です。


・UMU-131XS・・・・・最小機種のこれを最初にサプライズとして聴いて貰います。テナー サックスの雄大な響きに驚いて頂きたいと思っています。

・PMP-151S・・・・・・・VERAVOX&カシュー塗装の組合せでのピアノや弦楽器はやはり素晴らしい音色です。諏訪内の弾く「4つのロマンティックな小品」のバイオリンの美しい音色で会場のお客様をうっとりさせてご覧に入れます。今回VERAVOX5Sユニットを2セット入手できました。
なので、この機種は2セットのみの限定販売です。

・RR-10PA・・・・・・・・PARCのウッドコーンはボーカル曲中心に聴いて頂きます。歌詞の内容でも感動を呼ぶように日本語の曲で・・・・。

・WCW-F200A・・・・このフェアーでは久々の登場!今回のメイン機種になるのでジャンルの違う曲を2曲聴いて頂く予定です。
綾戸の「夜空ノムコウニ」や諌山実生の「こころ」では毎回会場がシーンと静まりかえります。WCWが持つ抜群のメッセージ力は今回もきっとお客様の心を揺さぶることができるでしょう。
 
・MM-151S・・・・・PARCAUDIOさんから近日発売予定のバックロード向け強磁型10cmモデルを装着し、更にパワフルになったウッドコーンで聴いて頂きます。毎回は鳴らせないと思いますが、会場でリクエスト頂ければ対応させて頂きます。
この機種を使って先回ご紹介した新型インシュレーターも実演したいと思います。


6社が15分づつ交代でデモをしますので、1時間半ごとに順番が廻ってきます。
当社の試聴では毎回少しずつ曲を換えますので、2回聴きに来て頂ければ違う雰囲気で再度聴いていただけると思います。
「ハセヒロオーディオのスピーカーは音楽を心から楽しめる楽器のようなスピーカーだ」、というイメージを持って頂ける様に、使用するソフトもお客様の感性を刺激するものでなければ・・・・。そんな気持ちから、美しいメロディの曲、楽器の音色が魅力の曲、詩の内容で心がジーンとする日本語のボーカルを選びました。
具体的には、サックスの響きやビブラフォンが素晴らしいエディヒギンズトリオやMJQ。諏訪内晶子のCDから旋律の美しいバイオリン曲。ボーカル曲では、なぜか心捉われる徳永英明、ハーモニーが心地良いコブクロなどから詩の内容が良く、メロディの美しい数曲をセレクト。ウイーンフィルの協奏曲を数曲。毎回最後に鳴らすWCW-F200Aでは当社の定番曲、綾戸智絵か諌山実生。

真空管の自作マニアが多いフェアーなので、音楽を楽しむのが一番の目的ではないのは解っていますが、エキスポネンシャルホーンから放たれる音楽には、
感性を刺激する何かがあるみたいです。きっと多くのお客様の足を止めることができると思います。

大型台風も当日には去っているはずです。大勢のご参加を心待ちにしております。

そうだ!大風で実が全部落ちるかもしれない。会社脇にある果樹園?(プランターのミニトマト)の収穫を急がなければ!

| このページのTOPへ戻る |

2009/10/6

新型インシュレーター。

音質が超向上するユニークなアクセサリーを近日発売します!詳細はまだ秘密ですが、
とりあえず試聴サンプルが届きましたので簡単にレポートさせていただきます。
この商品は木製のインシュレーターです。
材質は、青森産の最高級ヒバ材。それも本州最北端、下北半島の突端で採れるヒバ材です。いろいろな木材を比較試聴しましたが、 最終的に辿り着いたのが青森産のヒバ材でした。
これが抜群に音が良かったのです。しかしそれだけではありません!このインシュレーターの内部に大きな秘密があります。
しかし、それは後日発表させていただくことにします。
最初に試したシステムはMM−151Sです。ユニットはPARC AUDIOのDCU-F121W。
使用したソフトはオスカー・ピーターソンの「WE GET REQUESTS」です。その6曲目の「YOU LOOK GOOD TO ME」を試聴。
まずインシュレーターなしで聴きます。ややレンジが狭く、高域が伸び切っていないという気もしましたが、長年聴き慣れた音で、これで充分だと思っていました。
ここで前に2個、後ろに1個の計3個のインシュレーターを入れてみました。それは凄い変化でした。
最初音の中に潜っていた感のあるトライアングルが、まるでツィーターを付加したかの様に奇麗に聴こえてきました!高域の伸びが全然違います。
そしてレイ・ブラウン弾くウッドベースも大きな胴体が目に見えるかのように重低音まで無理なく伸び、しかもモタツキやボンツキが一気に解消されました。ぐっと低音が締まって、 躍動感のあるウッドベースが再現されたのです!
さらに全帯域の音の1つ1つが生の音の様に確実な存在感と生命感を持って鳴るので小音量でも明確に聴き取れるようになりました。
曖昧さがないのです。ピーターソンの美しいピアノも曇りがなく、明快でリアルなタッチです。
諏訪内晶子の「四つのロマンティックな小品」で静かに弾くバイオリンが小音量でも鮮明で生き生き、演奏家の感情が伝わり、何度でも繰り返し聴きたくなります。
この音に慣れると、もうこのインシュレーター無しでは聴けなくなってしまいます。
しかし、私のつたない文章でいくら述べてもその凄さは伝わらないと思います。 今後、試聴会などを通じて多くの方から聴いて頂き、長い時間を掛けて育てていきたい商品です。
まずは、今月の真空管オーディオフェアーでご覧いただけます。
ここでは各社15分交代での音出しですので、デモできる時間は限られますが、

11月7日〜8日(土、日)の東京日本橋NICOプラザでの「聴こう!ハセヒロ・バックロードin日本橋」ではじっくり聴き比べていただけます。

より多くの方々のお越しを心よりお待ち申し上げております。

| このページのTOPへ戻る |

2009/10/2

謎のスピーカー、その後と、真空管オーディオフェアー。

息子自作のスピーカーはリアのラゲッジスペースにセットするカースピーカーでした。
配線が済んだので早速その音を聴いてみました。タボの位置が狂っていて、蓋(フロントバッフル)が完全に閉まらなく、あちこち隙間だらけ。なので、低域はいまいちでしたが、やはりMMの伝統の伸びやかで開放的なサウンドでした。
配線は車屋に勤めている息子の友人が行ってくれたそうですが、この音を聴いて「スゲー、スゲー」と連発していたそうです。ユニットを内側から付けて保護用のネットを貼り、荷物が置けるようにするそうです。私も早く完全な音が聴いてみたく、SSCスーパーサウンドを塗るようにと、勧めました。

真空管オーディオフェアはもうすぐですね。10月11日(日)、12日(月)午前10時から午後7時(最終日は午後6時)までです。会場はいつもの秋葉原損保会館で弊社は5階のリスニングルームに出展します。PARC AUDIOさんなど6社での共同の部屋です。1社15分交代での音出しです。この短時間で商品の説明と数機種のスピーカーを聴き比べて貰いますが、今週1週間もかけて、聴いて頂くCDを選曲していました。普通こういったフェアーでは優秀録音のCDを鳴らすのが普通だと思いますが、皆さんの知っている耳に馴染んだ曲の方が心地良いはず。スピーカーを機械としてみれば、性能を示す意味で録音の良いCDを掛けるべきだろうけれど、しかしオーディオの本来の目的は音楽を楽しむもの。「ハセヒロのスピーカーは性能が良い」と言われるよりも「ハセヒロのスピーカーは聴いていると心地良くなる」とか「感動を覚える」と言われたい。そういった意味でもソフトもそれに合ったものを選びたい。と言っても音楽の好みは皆さん個々に違うはず・・・・、でも私と同年代のお客様が多いこのフェアーでは音楽の好みは似ているのでは・・・・。クラシック、ジャズ、Jポップなど苦労して20曲をセレクトしました。
これらのCDを使って、ハセヒロ・バックロードの特色である、より生演奏に近い感動する音楽を2日間楽しんでいただきたいと思います。

| このページのTOPへ戻る |

2009/9/30

バイオリン色のRR−10完成。

バイオリン色のRR−10が完成し、先日オーナーさんの手元に無事お届けできました。
「HPで見たより深みのある色」と大変お気に入り頂くことができました。
SPユニットは支給頂いたFOSTEXのMG100HR-Sです。



しかし、写真の撮り方で色が全然違いますね。先回の写真は外で撮ったのですが、室内で撮ったこちらの方が本物に近い色です。
たまにであればこういった特注オーダーにも対応させていただきます。
ただしRR−10に関してはRR−10のデザイナー、橋本氏の意向でフレームの形状が円形のSPユニットに限らせていただきます。

| このページのTOPへ戻る |

2009/9/24

私のシルバーウイーク。

シルバーウィーク。皆様もこの長い連休を楽しめたことと思いますが、ゆっくり骨休みできましたでしょうか?
試聴のご予約をお受けした日以外は私もゆっくり休日を楽しませていただきました。

意外と空いていた関越高速道を飛ばして、家族で群馬の吹割の滝に日帰りで行ってきました。駐車場から続く滝への下り坂には地元特産物を売る露天に近い簡素な造りの土産物店がずらり。その中で鮎や岩魚を店頭で焼く、トタン張りで終戦後の掘っ立て小屋ような簡素な造りの食堂を発見!まだお腹は減っていなかったのですが、レトロなその造りに魅せられて中に入りました。


昔、石原裕次郎が寄った店とのことで、店内のあちこちに古い裕次郎のポスターや写真が。昼時で混雑していたが、それに動じずマイペースで魚を焼く店主のキャラに何とも味がある。長年の煙で黒くなっている壁に書かれたてんこ盛りのメニュー。店主一人の店なのに、ソバ、ラーメン、ウドン、カレーライス、トコロテンとメニューが豊富。そのアンバランスさが何とも漫画チックで楽しい。それらを頼むとやはりトタン張りの隣の店を切り盛りする奥さんらしき人が調理して道路を通って運んでくる。それがまた何ともユーモラス。店頭には棒に挿したキュウリや、トマト、山菜、羊羹など何でも売っている。
夜になると地元の人相手のスナックにもなるみたいで、大きなビンに入った珍しい古酒が数種、囲炉裏の脇にはマイクがぶらり、これまたレトロなカセットテープのカラオケデッキ、と何でもある。私たちは600円のザルソバを頼んだのにサービスだと言って野菜の天ぷらが大盛り。更におまけと肉まんのように大きな手作りの饅頭も1個お盆に乗っていた。たったの600円で儲かるんだろうか?
皆、観光客なのでサービスしてもリピーターにはならないはず。そこまでしなくても、と思いましたが、多分店主はこの店が好きで、この仕事が大好きで長年ここで仕事をしている。ほどほど儲かればそれで良い。お客様が来てくれるだけで嬉しい。金儲けより、好きな仕事をしながら楽しく生活したい。そんな風に考えておられるのではないでしょうか?こういう人に親近感を感じます。またこの店に行ってみたくなりました。


最後の休日の午後は私の以前のバイオリン教師、0先生が参加しているアンサンブルオビリーによるお寺での弦楽奏を楽しみました。
音楽好きの住職が主催して年に数回お寺のお堂で行う「お寺で音楽を楽しむ会」。春は中央からの演奏家を招いて、秋は地元で活躍する新進の演奏家に活動の場を提供。この日はドボルザークの名曲たち、というテーマで「アメリカ」と「新世界より」や歌曲で「ジプシーの歌」などのプログラムでした。



元々その音色が好きで習い始めたバイオリン。弾いている内に尚のこと弦の音色が好きになって、最近は弦楽奏以外のクラシックコンサートにあまり足が向かなくなってしまった。ふくやかな胴鳴りが魅力のチェロ、周りの空気を清める瑞々しいバイオリンの高域。その中間をつなぐ重厚なビオラ、アクセントになる歯切れ良いピアノ。生で聴く弦楽奏のハーモニーはやはり美しい。70人?位のお客様は座布団に正座かあぐら、至近距離で聴く弦のビブラートに酔いしれる。
演奏終了後、私がO先生の生徒と知った住職から頼まれて花束贈呈を私がすることに。長野の実家に帰られたO先生と半年ぶりの再会、「今も楽しく練習続けていますよ」の報告に満面の笑顔を浮かべてくれました。

| このページのTOPへ戻る |

2009/9/18

完成しました。

特注色ご依頼のRR-10の塗装が終わり、長期にお待ち頂いておりましたWCW-F200Aがほぼ完成しました。


「濃い茶色でバイオリンのような色合い」と特殊塗装仕様でご依頼頂いたRR-10.。
私のバイオリンを塗装工場に持ち込んで色見本の中から一番近い色を選びましたが、小さなカラー見本しかないので勘で判断するしかありませんでした。
案の定、1回目の塗りでは色が薄すぎて再度塗り直し。写真が完成品ですが、良く似た色が出たと思っておりますが、ご依頼者様いかがでしょうか?


I様のWCW-200Aが完成しました。いつでもお届け可能です。青空の下で撮るとWCWも美しいですね。

| このページのTOPへ戻る |

2009/9/17

「聴こう!ハセヒロ・バックロードin大阪」出展報告A

お客様が持参されたCDをかけ、 時々 曲間に機種などの説明をしたりするのですが、 ただそれだけですとお客様一人ひとりとお話ししたり、質問をお受けする時間がありません。またスピーカーをもっと傍で見てみたい、どんなアンプで鳴らしてるのだろう?こう思われている方が多いはずです。なので、皆さんから前に出ていただいてスピーカーを近くで見てもらう時間を1、2回設けました。

お顔は存じませんが、普段メールでお世話になっているお客様、PMPやMMのオーナーさんも多かったようです。折角大阪まで行ったのに、お客様お一人お一人にもっと声をお掛けすれば良かったと後で後悔しました。たぶんお客様もお気持ちは同じだったと思います。
4時の終了後にも半数くらいのお客様が会場に残られ、傍でスピーカーを眺めていただいたり、お客様から話し掛けていただいたりしました。終了後に音楽を小音量で鳴らしながらでも、皆様と気楽にお話しできる時間を設ける方法も考えなければ思っています。

4月に会場の下見に来たときに解っていたのですが、会場は広くてデッド。その場でもお客様にも指摘されましたが、300Bシングルアンプではやはり力不足で次回は考慮しなくてはなりません。また、半日程度の時間では希望者全員のCDをおかけできなく、10分以上あるクラシックなどの長い曲は途中までにしていただくとか、これも工夫が必要だと思いました。
もうひとつの反省点。これはドジな私の性格だから仕方ないのかも知れませんが、お客様のリクエストの際にセレクターの切り替え間違い、切り替え忘れ、バナナプラグの挿し忘れ。CD挿入後、頼まれた曲とは違う曲番のボタンを押したり・・・・。
途中で気付いて初めからやり直し。その都度お詫び。いつものことだが、どうしてもスマートに運営できない。「それが大手メーカーとは違う、ハセヒロさんらしくて良いんですよ」と、若いお客様からフォローして頂き、そうだそうだと居直り、全く反省なし・・・・。


大阪試聴会、最後に聴いて頂いた私からのリクエスト曲、綾戸智絵の「夜空ノムコウ」は私のお気に入り曲でハセヒロ試聴会の定番曲にしています。
丁寧に、静かにはじまるイントロのピアノ。そして物悲しくはじまる綾戸のソウルフルなかすれ声。ご存知、スマップのヒット曲を綾戸が編曲して英語で歌っているのですが、元歌とは大分違う。WCW-F200 で聴くと、彼女が目の前で歌っている様な、あまりにも生々しい歌声。初めは静かに、静かに感情を抑えながら歌い、やがてサビの盛り上がりで、我慢していた感情を吐き出すように激しく歌い上げる。詩の意味は解らないが、この独特な歌声、かすれビブラートのサビ部分にくるといつも鳥肌が立つ。泣きたい気分になる。彼女の歌の上手さ、感情表現の上手さもあるだろうが、日本人離れした彼女独特の、あの叫び声に何故か胸をえぐられる。最後にこの曲で締めたいと初めから決めていました。同じような年代の方にはきっと感じて頂けるだろうと、椅子席に目をやると、やはり多くのお客様が目を閉じて聴いておられたようです。無共振で箱の存在を感じない、しかも音像が前面に飛び出してくるコンクリートホーンには人の心を動かす何かがあるみたいです。
当日は長時間、試聴頂き大変ありがとうございました。




以下はこの日試聴頂いたお客様から頂い感想のメールです。


三重県のI様

本日(9/12)はありがとう御座いました。
大変有意義な時間を過させて頂きまして、大阪まで出かけた甲斐が有りました。

関西地区の販売店主催試聴会でバックロードを聴いた経験は皆無です。
バックロードの試聴は今回が初めてです。

第一の驚愕は、非バックロードエンクロージャで採用されているユニットより遥かに小型のユニットから豊かな音を聴けた事です。

第二の驚愕は、どなたか持参のフラメンコCDのタップ音が実に生々しく破綻なく聴けた事です(WCW−F200Aの実力かくありき!!)

スピーカのエンスーを自負していますので近々バックロードにも手を出したいと思っていますが、今回の試聴で何れの機種に決定すべきか大いに迷います。
楽しい選択の時間が終わりましたら注文を入れさせて頂きます。



大阪府 井出様

本日9/12、大阪試聴会に参加させていただきました。15時過ぎにiPodを使って一番小さなSP(UMU-131XS)を鳴らさせていただいた者です。

ソースの選択はまあまあだったかと思ったのですが、iPodの出力が足りないため貧弱な音を皆さんにお聴かせしてしまったと反省しております。私は好きな曲が多くこれと言って1枚のCDを選ぶことが出来ません。それでiPodで好きな曲を絞り込んで行く手法をとりました。これで分かったことはiPodを使用する場合トータルゲインが28dB以上のアンプであればもっとSPをドライブ出来たのではないか、そう言うシステムであればUMU-131XS の真価が発揮出来たのではないかと言うことです。
と言うことで今回のCDプレーヤー+300Bシングルアンプが試聴会のスタンダードであるならば、多様なソースに対応するためと言う意味も含めて、システムには是非プリアンプを導入いただきたいと思う次第です。

話は変わりますが、当方自宅のシステムはMM-171をフォスの168EΣでドライブしています。導入して3年経ちますがまだ納得した音とは随分かけ離れており、本日の試聴会が非常に参考と成りました。低域の不足感並びに中高域の紙臭さをいかにして消せるのかをもっと研究して行きたいと思います。

と言いつつも今日は色々なソースをバラエティーにとんだSPで聴けて楽しかったです。機会があればまた大阪に来てください。歓迎いたします。

では、失礼します。



兵庫県 T様

昨日はありがとうございました。宝塚のTです。

たいへん楽しませていただきました。まるでコンサートのようで時間を忘れて楽しみました。雰囲気も長谷川さまご家族のお気遣いによって最高でした。少々印象を書かせていただきますと。

・ウッドコーンスピーカー・・・ワイドレンジで驚きました。癒し系と言われましたが解像度も十分ですね。

・LC-12・・・忘れられない印象を残してくれました。 ナローレンジなのに、心に響くというか、ずっと聴いていたい不思議なスピーカーですね。言われるとおり弦はビンテージスピーカーの味わいです。
60年代以前の古い録音用として是非ほしい一台ですね。

・モナコールピアノブラック・・・小さいのに低音の迫力があって、力強い。まさにドイツ正統派。

・fostex20cmアルニコ、ハイブリッドホーン・・・聴かなければよかったです。別世界の表現力。
低音の迫力は生と同等。もちろん全帯域のバランスも良好。

・veravoxピアノブラック・・・実はもっとも楽しみにしていたので、片側しか鳴らず残念。でもそのWestern755をワイドレンジにしたような音楽性と解像度の片鱗も見たような。いずれじっくり聞かせてください。

・vifaピアノブラック・・・我が愛器。やっぱり最高です。絶妙なバランスと音色。でも今日は部屋が広すぎてすこし不利でした。


ということで。大きくデッドな会議室のため、小さなSPにはつらい視聴会でした。実際のリスニングルームとは違いますからね。

あと、アンプもすばらしいものですが、300Bシングルだけというのは、曲によって、スピーカーによってはつらいところもある。出来れば力があって、ダンピングファクターも高いデジタルアンプなども加えていただくと、よりフェアかと思います。

また次回楽しみにしております。

翌日は3時の帰りの電車までゆっくり大阪観光。道頓堀の他、前から行ってみたかった通天閣に登り、昼は有名な店でお好み焼きにビール。
仕事で行ったついでに観光して来れるのも役得です。いつか福岡あたりでもフェアーしたいな〜。本場とんこつラーメン。

| このページのTOPへ戻る |

2009/9/15

「聴こう!ハセヒロ・バックロードin大阪」出展報告@

関西地区で初めての試聴会。果たして何人くらいのお客様から来て頂けるんだろう?椅子はどれくらい並べれば良いんだろう?いっぱい並べても空き椅子が多いと寂しいから20脚くらいで良いかな〜。そんなことを考えながら初めての地、不慣れなホールでセッティングを始めました。
トラック便の振動でアンプやCDプレーヤーが壊れていないか?いつも確認するまで不安なのですが、CDを挿入し無事音出しできたと思ったら、ここのホールの方が飛んで来て「生演奏が始まったかと思いました。凄く良い音ですね〜」とおっしゃっていただきました。隣のホールでワインの試飲会が行われるとのことで、そのお客様も音楽に誘われて来られるかも知れないと、入り口に置く「ご自由にお入りください」の看板を急遽作ってくれました。
ホール自体がまだ新しくて、まるで歯科医院のようにオシャレな受付、スタッフの親切な対応、解りやすい立地、このホールでの開催にして良かったと思いました。

東京のNICOと同じような感じで並べましたが、NICO より広いホール、床に結構厚いじゅうたんが敷き詰められているので音の響きがデットで音圧もあまり上がらず、7Wほどの300Bのシングルアンプではパワー不足でいつもより迫力に欠けました。しかし、逆に落ち着いた上質な音で聴いて頂けたかと思います。「長谷弘さんの会社の試聴室で聴いたときより、ずっと良い音ですよ」と、言って頂いた方もおられました。

11時からの開演でしたが、その30分くらい前からお客様が入って来られ、一安心。
しかし、今回メインのひとつ、PMP-151Sの片側が具合が悪い。SPユニットの接合用ファストンが接触不良らしく、音が変。見兼ねたお客様からもお手伝いいただいたのですが、結局開始時間が迫り修理出来ませんでした。準備不足を痛感しました。

開始後は1時間ほどかけて、各機種の紹介を兼ね、こちらで用意したCDで一番小さなUMU-131XSから順に聴いて頂きました。女性コーラス(Aura)をUMU-131XSはこの広い会場でも朗々と響かせてくれました。これを鳴らすと 「本当に、UMUから出ている音なのだろうか?」と、必ず信じられなくて近づいて確認される方がおられますが、今回もやはりお一人おられました。
長テーブル上に置いたピアノブラック仕上げのPMPシリーズではフジ子・ヘミングのピアノ曲や諏訪内のバイオリン。2種のRR-10では女性Jポップやバイオリン。2種のWCWではオスカーピーターソンなどの歯切れ良いジャズ。今回一番雄大で低音の出るMM-161T では交響曲を。
しかし、今回は11時開演の4時終了。合計5時間しかなくて、私のこの時間が長かったようで、皆様のCDをお掛けする時間が最後には足りなくなりました。
ジャズ、フィージョン、クラシック、Jポップ、フラメンコなど、ご持参頂いたCDのリクエストが絶え間なく続き、会場の皆さんも色々なジャンルの音楽をハセヒロのホーンサウンドで楽しんでいただいたことと思います。

特殊音響塗装効果でホールトーンが魅力のUMU-131XS。逆にハッキリ、クッキリ音像で艶のある響き、カシュー塗装のPMPシリーズ。ユニットの個性が光るRR-10シリーズ。SSC塗装済みのMMシリーズ。無共振コンクリートホーンによる澄み切った響きのWCW。
リクエストに際しては、鳴らす機種の指定をして頂くのですが、今回は特定の機種に偏ることなく人気が平均していた気がします。

大阪府内初め、京都、奈良、滋賀、兵庫、三重県からも来ていただいていたようで。そういった意味で大阪は地の利が良いですね。おかげさまで用意した椅子が足りなくなるほどの盛況ぶりでした。出張中とのことで、東京試聴会の常連さんにも来て頂き感激しました。そしてその殆どのお客様は最後まで長時間試聴して頂きました。(続く)

| このページのTOPへ戻る |

2009/9/11

I様のWCW-F200A製作進行状況。

I様ご依頼のWCWエンクロージャーが完成しました。あとはユニットを取付けるだけですが、大阪試聴会から帰ってきてからゆっくり作業させて頂きます。
そちらでセッティングのご準備をして頂ければ幸いです。
T様のWCWも完成に近づいています。


| このページのTOPへ戻る |

2009/9/9

いよいよ大阪試聴会。

毎日荷造りを少しずつ行っています。
大阪会場までトラック便で運んでもらいますが、最小限度の荷物にしたつもりでもカゴテーナーに2台になります。
我々は会期前日の深夜出発し、当日の早朝会場に入ってセッティングを行います。
初めての会場ですので段取り通りにうまく行くか心配ですが、もし細かい部分のセッティングが遅れても、音だけは出せるようにして予定の時間には開始できるように頑張ります。

会場への出入りはどうぞご自由に。試聴時間は午前11時から午後4時までですが、どうかご都合の良い時間にお越し頂き、お好きな時間ご滞在ください。
お客様にご持参して頂いたCDを、10機種ほど並んだバックロードの中から、お好みのスピーカーを指定頂き聴いていただきます。曲の途中で機種の切り替えもOKです。
毎回言っていますが、音楽ジャンルは問いません。録音の良し悪しもあまり気にしないでください。普段聴かれているお気に入りの曲で聴き比べて頂くのが一番です。こちらからも試聴用CDを用意しますが、どうしても私好みの曲に偏ってしまいますので、どうか各自CDをご持参ください。当日会場におられる皆様からも聴いて頂きたいお勧めの曲、お勧めのアーティストなどをご紹介頂き、音楽ソフトの情報交換の場にもなれば良いと願っています。


我が長男の初めての自作スピーカー、その後の進行状況です。MM積層板を利用したオリジナルのスピーカーです。タボ用の穴を開けたり、積層板同士を接着したり、紙やすりや、穴開け作業など。その作業をその都度指図してやるのですが、私よりずっと仕事が丁寧で几帳面です。暑い作業場で汗をかきながら、一生懸命ヤスリ掛けしている姿は大変楽しそうでした。アルバイトをしている関係で作業は途切れ途切れですが、進行したらまた報告します。

| このページのTOPへ戻る |

2009/9/4

大阪試聴会はもうすぐです。

9月12日(土)開催の「聴こう!ハセヒロ・バックロード in 大阪」。いよいよもう1週間後になりました。
会場へ地下鉄ではなく、車や徒歩で来られる方への案内地図がありましたので、掲載させて頂きます。
新歌舞伎座跡地の隣のビルというと関西の方には解りやすいのでしょうか?
下図の噴出し、N.M.Bの看板を目印にしてご入場ください。エレベーターを探されて8Fまで上がってください。

当日、皆様にお会いできることを楽しみにお待ちしております。

| このページのTOPへ戻る |

2009/9/2

音楽と髭達。

先週の土曜日(8月29日)、越後長岡丘陵公園で行われた、野外コンサート「音楽と髭達」を楽しんできました。
今年はあまりに若者中心のメニューだったので「どうしようかな〜」と考えている内にチケットが売れ切れ。しかし、行けないと思うと悔しいもの。チケットを買わなかった事を後悔していました。そのことを知り合いの女性に話したら、キャンセルになった友人のチケットを2枚ゲットしてくれました。「会場暑いから」と、気乗りしない妻をチケット代取らないからと無理やり誘っての土曜日でした。
自然に囲まれた壮大な国営公園でのこのコンサートは昨年に続いて2回目です。昨年は途中で雷を伴う大雨で中止になり散々でしたが、今年は最後まで青空の下で音楽を楽しめました。小泉今日子以外は名前は聞いた事があるが持ち歌を殆ど知らない。しかし、そこにいるだけでお祭り気分。芝生を張られた丘の中腹の斜面にシートを敷いて、ふもとのステージを見下ろし、売店で焼きソバやたこ焼きなどを買い、シートの上でビールを飲んだり、寝転んだりしながらピクニック気分で音楽を楽しめる。ちょっと癖になったコンサートです。

小泉今日子だけステージ直前のスタンディングゾーンで聴きましたが、何ともカワイイ。 「凄い会場ですね。いっぱいの人。丘の一番上で長く並んでるのはトイレ待ちですか?大変ですね、漏らさないでね〜」と、テレビと同じ可愛い声で笑わせる。4曲目?に、久しぶりに歌いますと歌って大盛り上がりだった「渚のはいから人魚」などを20M程の至近距離で若者たちと一緒に手を振って楽しみました。その後はレゲエやロック、ポップスが中心でしたが、私の歳でも詩の内容を聞いていると感動を覚える曲があります。FUNKY MONKEY BABYSの「ちっぽけな勇気」はFMなどで聴いた事がありますが、あらためて生で聞くと心がジーンとしてきます。

      俺たちはまだちっぽけで手のひらの中には
       この手のひらの中には何もないけれど
           雨に打たれ 風に打たれ
       でも諦めないから でも諦めたくないから
          きっといつか何かを掴むんだ
        ねぇそうだろう? ねぇそうだろう?

      皆どこへ行っちゃたの?俺一人だけ取り残して
     神様もう一度できるなら無邪気なあの頃に戻して
       見えない未来が怖くて 周りの期待が怖くて
   ホコリまみれ古いアルバムの1ページに逃げたくなるよ
      それでも それでもまた始まるあたら新しい朝

       俺たちはまだちっぽけで手のひらの中には
        この手のひらの中には何もないけれど
            雨に打たれ 風に打たれ
       でも諦めないから でも諦めたくないから
           きっといつか何かを掴むんだ
         ねぇそうだろう? ねぇそうだろう?

http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/375143/Y042114
http://www.funkymonkeybabys.com/discography/index.html

会場の殆どが20〜30代。今回は特に若者が多い。背が高くてかっこ良く、はつらつとして、これから社会で中心になって活躍してゆくであろう若者たち。もう人生終盤に差し掛かっている私から見て羨ましい限り。しかしそんな彼らにも、彼らなりの悩みや挫折があるはず、きっと、そのようなとき、こういう歌は勇気や感動を与えているはず。「これからは君たち中心の時代だ。今度は君たちが夢を実現する番だ!くじけず頑張れよ!」と、詩の文句につられて心の中で応援したらなぜか目に涙が滲んできました。歌ってやっぱりりいいですね。

UNICORNもトークで若者を励まし、会場を元気に盛り上げました。湘南乃風も凄かったです。ライブではトークの上手さ、元気さが会場を盛り上げます。
時々吹く麓からの冷たい風に気分良くあおられて、ステージに明かりが灯る最後のKREVAまで楽しんできました。

| このページのTOPへ戻る |

2009/8/28

謎のスピーカー。

明日29日の土曜日は野外コンサートを楽しんでくるので試聴室はお休みにします。
宜しくお願いします。

長男が学校の夏休みに会社へきて作っているスピーカーですが、何ができるのでしょうか?


| このページのTOPへ戻る |

2009/8/25

まさかの準決勝進出!

いや〜、驚きました。甲子園、新潟県代表の日本文理高校がまさかの準優勝!
毎年、新潟県代表高は一回戦で敗退、たまに二回戦に進出すると大騒ぎなくらい、上位には進出できませんでした。
それが準々決勝、準決勝と勝ち進み、昨日はドキドキの決勝戦。10対4と、6点もリードされていた9回に5点も得点し、一点差まで追い上げての大健闘。
私は残念ながらその9回表の中継場面を見逃しましたが、追い込まれても最後まであきらめない文理高校ナインの激闘に新潟県民は皆勇気付けられ、感動で涙した人も多かったはずです。県民は皆、優勝したのと同じ喜び、誇り、満足感を感じています。

| このページのTOPへ戻る |

2009/8/21

薄型平面スピーカーの特注品。

最近立て続けに薄型平面スピーカーのご注文をお受けしています。
それも特殊ユニットの装着ばかりです。写真はFOSTEXの10cm限定モデル、BC10を装着したものです。普段は自作キット品なのですが、特注で完成品のご依頼です。その前にお届けしたお客様はモナコール8cmユニット2個付けでした。

SSC薄型平面スピーカーは6枚の板の裏表にSSCスーパーサウンドコーティングを目いっぱい含浸してあり、見ての想像の倍くらいの重量があります。
表面が大変硬くなり電気ドリルでの穴あけ時に煙が出ることもあります。
その理由はSSCスーパーサウンドはガラス系の塗料だからです。アルコール系溶剤に溶けたナノサイズのガラス粒子が、素材のMDFに浸透して表面内部にガラスの膜を張り、木の付帯音を止めて、くっきりと鮮やかな音質を再現します。
ユニットから発生した音が、バッフル全体にハイスピードで伝わり、ユニットとバッフル板が一対になって音を伝えてくれます。
ピアノ曲を30cmほどの近距離で聴いても、その音はユニットを中心に箱全体から出ているのが解り、ちょっと不思議な気分です。グランドピアノの大きさが感じられます。
バックロードとは逆に指向性は弱いですが、その分、音の広がりが出てきて、ホールに漂よう音場感を楽しめます。
事実、Auraの女性コーラスではサイドだけではなく、上方へも伸びやかな響きを感じられ、ゆったりと心地良い気分になります。
BC10を装着したSSC薄型平面スピーカーは乾いてサッパリとした音質で鳴ります。ジャズ演奏などに向くと思いますが、箱はユニットのキャラに順応しますので購入後もMMキットのようにいろいろユニットを交換して楽しまれてください。 


| このページのTOPへ戻る |

2009/8/18

ナットをご確認ください。

お盆休みは皆様ゆっくり過ごされたでしょうか?行楽や帰省をされた皆様はまだ疲れが残っているのではないでしょうか?
今回、私はどこへも出かけませんでしたが、普通の連休と違いお盆休みは休んだ気がしません。13日は家の大掃除。14日は朝から墓掃除。その後、家で仏を迎える準備をしなければならない。我家は法華宗ですが、この宗派は仏壇の飾り付けが大変。代々続く仏の掛け軸を先祖順に壁に掛け、仏壇の上に竹の棒を横に吊るし、それに豆、ホウズキ、リンゴ、そうめん、白ナス、赤ナス、梨、、7種類の食べ物を紐でしきたり通りに吊るす。夕方から5人ほどのお寺様が順にお経を上げに来られるが、最後のお寺様が来られるのは深夜になってしまう。翌日は親戚同士で行ったり来たりの棚参り。あっという間に休みは過ぎてしまった。

とは言うものの、家事の殆どを妻や母に任せて休みの後半は会社で待機。
今回も何組かのお客様のご訪問をお受けしましたが、福島から来られたS様は、ネジをいくら締めても積層板に隙間が空くので見て欲しいと、以前に購入いただいた組立て済みのMM−141Sを車で持参されました。持っただけでも積層板がガタガタしていて、ネジがしっかり締まっていないことは確かでした。早速L型レンチでナットを締めてみたら数本のナットがいくら廻しても空回り状態。それもそのはず、積層板を貫通するボルトが片側のナットに届いていない。

緩んでいた全てのナットを締め直した後で聴いて頂きましたが、直す前の状態で聴かなかったので、聴き比べ出来なかったのですが、明らかに音質は変わっているはずです。家に帰られてご自分のシステムで聴かれると、その違いがはっきりお解りになるはずです。

MMキットは音道を形成する複数の積層板を重ね、両脇のサイドバッフルでそれらを挟んで、その状態で本体を貫通する6mm径の長いボルトとナット数組で本体を締め付けてBOXを形成する方法です。釘や接着作業のいらない特許取得済みの方法ですが、ある理由でボルトの長さがギリギリ短くしてあり、組立て時に片側のナットにボルトをネジ込み過ぎると反対側のナットにボルトが届かない構造になっています。組立て説明書に注意事項として記してあるのですが、まだ見落としやすいみたいで反省しております。 多分、まだ他にも同じ状態で組立てされているお客様がきっとおられると思います。
MMキットのオーナー様、ナットが空回りしていないか、是非ご確認ください。またこれからは乾燥の季節、エアコンなどの影響もあり、MDFが薄くなっている可能性があります。ナットが緩んでいないか、これもご確認ください。

| このページのTOPへ戻る |

2009/8/11

お盆休み。

もう夏休みに入っている会社も多いようで、週末中心に試聴のお客様が増えています。
弊社試聴室のお盆休みをどうしようか?今頃になっても考えています。
例年ですと、連休最後の1日〜2日目だけお休みを頂いているのですが、今回はその最終日の16日にご予約を頂いていますので、13、14日を休ませて頂いて、15日と16日の二日間会社で待機していようと思っております。
朝11時から午後4時での営業になりますが、帰省や旅行で新潟来られる際にはぜひお立ち寄りください。事前に連絡を頂ければありがたいです。

| このページのTOPへ戻る |

2009/8/6

真っ赤なバックロード。

以前ご紹介しようと思いながら機会を逃してしまい、今頃になってのUPになってしまいましたが、この赤いバックロードスピーカーはRR−10のデザイナー、橋本 学教授が作られた作品です。


ご覧のように音道の構造をそのままデザインしたユニークな形状です。一様MMと同じくカーブ音道の設計なのですが、音道計算に乗っ取ったものではなく、フリーハンドで描いた疑似的なエクスポネンシャルホーンです。
材質はMDF材ですが、カーブ部分の壁は板を折り曲げたものではなく、無垢材から削り出したものだそうです。 普段、手作りで木工アートや椅子などを作っておられる教授なので、この加工は朝飯前なのでしょうね。
このようなホーンの形状をデザインにしたバックロードは以前から作ってみたかったのですが、橋本教授に先を越されてしまいました。
塗装と配線、ユニットの取り付けは当社でお手伝いしたのですが、塗装前、ユニット(PARC AUDIO DCU−F101W)仮付けで聴いた時はMDFの壁が薄いため四方八方音が漏れてホーン効果が殆ど出ていませんでした。赤いウレタン塗装を塗った後は表面が硬くなった分、多少しっかりした音に変わりましたが、無垢材から音道を削り出したような構造のRR−10とは違い、箱鳴りを伴った篭った音質になってしまいます。もう少し壁の厚みを増やすか、固い材質の木材を使うと大分違ったと思いますが、この作品があらためてMMやRR−10などの積層方式の利点を証明してくれました。

| このページのTOPへ戻る |

2009/7/31

家庭菜園始める。

この春、会社駐車場の端にプランターをいくつも並べ、見よう見まねで始めた素人園芸。私の新しい趣味です。
トマト、ミニトマト、ナス、パセリ、枝豆などで、これが結構楽しいのです。
朝、会社へ来て私の一番の仕事は菜園への水やりです。最初15センチ位だったトマトの苗が日に日に背が高くなり、やがて小さな花が咲き、それが実になる。その成長がいとおしく、会社へ来る楽しみの一つになっています。

2週間ほど前からミニトマトが収穫でき、昼の弁当に、パセリと一緒にプッチっともいで新鮮なまま楽しんでいます。
昨夜、大きなトマトも初収穫。写真のように何とも醜い容ですが、冷蔵庫で冷やして今朝食べたら、それが大変に美味い。スーパーで買うトマトよりジューシーで全然味が濃い。しかも無農薬。

最初は全く用具が無いので近所のホームセンターでプランターを5個、支柱を1束。腐葉土を数袋、ジョウロ1個、鍬1本を買ったら合計2万円近く。トマトを2万円も買えばプラコンテナ数個が山盛りになるだろうが、値段では比べられない自作の楽しさ、採れた野菜への愛着が違います。
スピーカーの自作も良く似ていると思います。苦労して完成したスピーカー。自分で作ったという愛着からその音に一層のいとおしさを感じるのではないでしょうか?
トマトのように新鮮で瑞々しい室内楽。ジャガイモのように土臭いジャズ、ブドウのような甘いささやきの女性ボーカル。音源次第でいろいろな味の音楽を家に居ながら再生できる、これが本当の家庭再演(これが言いたかっただけ!)。
どうか蒸し暑い夏の夜、クーラーの入ったお部屋でビールでも飲みながら、お好きな音楽を聴いて仕事の疲れを癒してください。
つまみは新鮮なトマトや枝豆がいいですね。

次に収穫のその枝豆が楽しみです。もぎたてをすぐに茹でると大変美味しいそうです。。


ミニトマトとフルーツトマト。皮が硬いが中身はジューシー。

| このページのTOPへ戻る |

2009/7/28

聴こう!ハセヒロ・バックロードin日本橋 11月開催日決定

春秋恒例の「聴こう!ハセヒロ・バックロードin日本橋」秋日程が決まりました。
11月7日〜8日(土、日)です。
会場はいつのも東京日本橋、にいがた館NICOプラザ#2です。
詳しくはこちらをご参照ください。http://www.hasehiro.co.jp/event/event2005.html

その翌週、日本オーディオ協会主催の「A&Vフェスタ」名称改め、「オーディオ&ホームシアター展」が11月に秋葉原で電気街店を巻き込んで大々的に行われます。先回までは毎年2月、横浜での開催でしたが、来年は会場のパシフェコ横浜が改装工事で使えないということもあり、今秋から秋葉原で開催されることになったようです。
当社へも主催者から参加を促されていましたが、あまりにもNICOプラザでの試聴会との日程が近づきすぎで準備が間に合わないので参加は見送らせて頂きました。当社としては今まで通りの2月開催が良かったのですが、毎年11月開催ですと今後も出展は難しいと思います。

次回試聴会は、9月12日(土)「聴こう!ハセヒロ・バックロードin大阪」になります。NICOプラザ同様、沢山の方のご来場心よりお待ちしております。

| このページのTOPへ戻る |

2009/7/24

K様のWCW−F200Aが完成いたしました。

お約束よりも2ヶ月も遅れてしまいましたが、WCW−F200Aを昨日発送させていただきました。

重量がありすぎる為、宅急便が運んでくれません。
なのでWCWに限って定期トラック便を利用していますが、宅急便のように融通がききません。
日曜配達はだめ。時間指定も出来なく、まして代金引換払いも不可能です。エレベーターの無いマンションなどでは特別料金(弊社負担)が加算されます。
そして玄関に置いて行かれた、その重い荷物を開封して部屋に設置されるのはオーナーさんの仕事ですが、これも大変ご苦労をお掛けすることになります。
開封するのも一苦労ありますので、以下のようにしてください。
Wカートンのダンボール箱で二重に梱包してありますが。開封にコツがあります。カッターで蓋を開いたら、その蓋を大きく開いた状態で180度床の上で転がしてください。そしてダンボールを上側に引き抜いてください。内箱も同じようにしてください。
スタンドなどに持ち運ぶ時は出来たら二人で一緒に持ってください。音道開口部に手を突っ込んで持つと持ち易く安全です。腰を出さないようにご注意ください。

全ては1台35Kg以上の、あまりにも重い重量が原因ですが、その苦労はそこまで。その重さが利点に変わります。一旦設置して頂いたその日から、S/N比に優れた、箱の存在を忘れる、生々しい音楽を、素晴らしい音質でお楽しみいただけます。


ところで皆様は22日の日食を見られたでしょうか?新潟は曇りでしたが運よく薄い雲がフィルターになり幻想的なショーを楽しむことが出来ました。
カメラを天に向けて撮りましたが、私のデジカメでは写りませんでした。
一瞬日が照ったのでボール紙に穴を開けてピンホールカメラの原理で試したらごらんのように見事に写りました。

その直後に来られた若い営業マンは「残念、仕事で見れなかった」と悔しがられていましたが、「でも、もう21年後に見れるから良いか〜」同じ年代の気持ちで喋っていたがこの言葉で年代の差を実感しショック!もう21年後・・・私はこの世にいるか?認知症を患っているか?それともまだ老骨に鞭打ってスピーカー作りに精を出しているか?

| このページのTOPへ戻る |

2009/7/22

JORDANの8cmユニット

JORDANの8cmフルレンジユニットのサンプルを入手して聴いています。
フレームのデザインを除けば兄貴分の13cmJX92Sをそのまま縮小したようなデザイン。アルミコーンのキャラか?歯切れ良くいぶし銀的に鳴る大まかな音質はよく似ているが、大きく違うのは高域。高域が何とも美しく、従来のアルミコーンのイメージを払拭する。JX92Sではバイオリン高域の再生は苦しく聴こえたが、この8cmは楽々きれいに演奏してくれる。MM−151Sに装着したところ、テナーサックスがサイズからは想像できないくらい図太く吹き上がる。ピアノもタッチがはっきりしていて高域が大変煌びやか。ウッドベースも指の弾きに力がある。クラリネットの繊細な息使いも良く解る。

美しい化粧箱に入ったJXR6HD。JX92Sにそっくりのアルミコーン。


WCW−J160とMM−151S。上下2台のジョーダンをセレクターで切り替えて聴くと、箱による違いがあるが、音色はほぼ同じキャラ。しかしやはり8cmの方が高域が
良く伸びてきれい。1ペア29,800円で近日中に発売予定です。

| このページのTOPへ戻る |

2009/7/14

「聴こう!ハセヒロバックロード in 大阪」の日程が決定。

関西地区の方、大変お待たせして申し訳ありませんでした。
新型インフルエンザの影響を考慮して延期しておりました大阪試聴会を、3ヶ月遅れの9月の12日(土)に行うことに決定しました。最初は8月後半を予定していたのですが、どうせここまで待ったんだから、少しは涼しくなる9月中盤が良いだろうと9月12日にさせていただきました。
会場は最初と同じく難波御堂筋ホールです。明細は後日お知らせいたします。

| このページのTOPへ戻る |

2009/7/10

次はいつ入手できるか?Veravox 5sユニット。

今年の春、日本橋NICOプラザにてパーフェクトな音質が大好評だった、イタリア製Veravox 5sユニットを搭載したピアノブラックPMP-151S。
私個人的にも大好きな音質で試聴会後に定番スピーカー群に加える予定でしたが、ユニットをオーダーしようと思ったら運の悪いことにメーカーは在庫切れで、この先一定数量以上のオーダーがたまらないと製造しないとの事で、次回の製造は今年の年末頃の予定とか。いかにもイタリアらしいやり方。たまたま国内代理店に1ペアだけ在庫がある事を知って購入させて頂きましたが、そのときタイミングよくオーダーを頂いたH様は運が良かったと、大変喜んでおられました。

通称パンケーキ、ウェスタン755Aの音質を目指して作られたユニットと代理店から知らされ、なるほどと納得。ざっくり鮮明な音質、落ち着いた自然な声質のボーカル、アコースティック楽器のリアルさ。まさに現代版のWE755A。

Veravox 5sはカシュー塗装の上品で艶やかな響きのエンクロージャーとベストマッチング。
定番化できればWCWに並ぶフラッグシップモデルになりそうな予感がします。
出来立てホヤホヤのPMP-151S。まだ、塗装の臭いが少し残っていますが昨日、幸運なH様の元にお届けさせていただきました。

| このページのTOPへ戻る |

2009/7/8

WCWの制作が遅れています。

WCW-F200Aのご注文を頂いているお客様にお詫びいたします。
最近ハイブリッドエンクロージャーの素材、樺積層板の入手が困難になっており、お約束の納期より一ヶ月半ほど製造が遅れております。
樺の集成材はあまり需要がないため業者倉庫に樺材自体の在庫が無く、受注を受けてから発注、材料入手後に集成材接着になるのがその理由です。
早めに発注するようにしているので現在は大丈夫なのですが、最初の遅れが未だに取り返せず、皆様に大変ご迷惑をお掛けしております。

下の写真は。兵庫県のK様分のエンクロージャーです。茨城県のT様のエンクロージャーも並行して製作しております。今しばらくお待ちください。


久しぶりに2日間の休みを頂き、先週末に友人3夫婦で田沢湖・八幡平を巡る、みちのくバスツアーの旅を楽しんできました。
新潟から仙台を通って岩手、秋田観光、往復1300キロの長旅でした。そのため殆ど移動中のバスの中。なのでビールを飲んでは寝、食事をしては寝て、帰ったら2K半も体重が増えていましたが、久しぶりに仕事を離れてのんびりと心の充電ができました。

秋田県、角館の武家屋敷です。しだれ桜のシーズンにもう一度行ってみたいです。



「たそがれ清兵衛」の妻の実家のシーンでロケに使われた岩橋家です。

| このページのTOPへ戻る |

2009/7/3

お休みのお知らせ。

明日(7月4日)、明後日(7月5日)の2日間、旅行のため、勝手ながらお休みさせていただきます。
お問い合わせなどございましたら、6日以降かメールにてお願いいたします。

| このページのTOPへ戻る |

2009/6/30

「三条クラフトフェアin三条」

6月27(土)、28(日)の2日間、地元三条市の八木ヶ鼻オートキャンプ場で第二回「三条クラフトフェアin三条」が開催され、全国のクラフトマンたちが集合。手作り作品の販売や体験などが行われた。2日間とも梅雨中とは思われない猛暑でしたが、大勢の来場者が訪れていました。

昨年は秋開催でしたが、新潟国体のカヌー競技ですぐ脇の川を利用するため今回から夏に移行しました。
陶芸、木工、ガラス、漆器、編み組細工、染織、皮革、古布、和紙、鍛冶など、北海道から長崎まで全国各地からクラフトマンたちが集合。
前回より50店ほど多い137店が出店し、昨年よりだいぶ見ごたえありました。一番遠くから来られた出展者は長崎。ほか、北海道、大阪、秋田。
今週末に、友人家族と秋田に旅行に行くので、秋田の出展者に観光地の情報を聞いたり、大阪からの出展者に新型ウイルスに関して、その後の町の様子はどうだかと尋ねたり、こういう会話をするのも楽しみのひとつです。

昨年も人気だった二連式風車。


「こんなに暑い日に、毛糸の帽子なんて売れるんですか?」と声を掛けた妻に、さすが大阪の方、早速麻で作った帽子を妻にかぶせて「これ涼しいでしょう?わ〜、凄くお似合いですよ。ねっ、お父さん。ひとつ買ってあげて!ハイ3千円」と見事なペースに乗せられて買ってしまった。


このイベントの発起人の一人。手作り家具「樫工房」のブース。
WCWの樺集成材の仕上げはこの工房に頼んでいます。


全て無垢の木から作られています。

この川の上流でカヌー競技が行われる。暑かったので子供たちの格好の遊び場になっていました。

| このページのTOPへ戻る |

2009/6/24

渡辺果樹園、キャンドルコンサート・グランドフェナーレ。

毎年紹介しておりました6月恒例、渡辺果樹園、キャンドルコンサートは11回目の今回(6月21日)で終止符を打つことになりました。
初期の目的を達成したことと、丁度このころが果樹園の品質管理、出荷など忙しい時期と重なるためだそうです。


夕刻6時から始まった、第一部はピアノ(キーボード)演奏でオペラのアリア。
ブドウにバッハを聴かせている、この果樹園にちなんで、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」を最初に聴かせてくれました。
あまりの高音、声量にマイクが割れてしまうほどで、その感情を込め、はり上げるソプラノに胸がえぐられるような感覚を覚えました。他「アヴェマリア」「浜辺の歌」「涙 そうそう」など10曲近く歌ってくれました。広大なブドウ棚の下、こんな素敵な雰囲気の会場で歌うのは初めてと言われ、「気分が良いのでつい声量が上がってしまう」と大変心地良さそうに歌っておられました。


コンサートのPA用にと購入されたMM−151Tには、オ−ナーがオークションで入手された2Wayのカーユニットを搭載しましたが、試聴の結果、音がドンシャリで中音域が抜けてるため、コンサートでは使えませんでした。しかし、低音は十分過ぎるほど出ているので、ブドウにバッハを聴かせる役にはピッタリとのこと。低周波の振動が植物の導管を刺激し水の吸い上げが良くなるらしいのです。
湿気を絶つ目的で151TにはSSC塗装を塗ってあります。


すでに数年前からブドウにバッハを聴かせているMM−171先輩。この日はサブのPAスピーカーとして活躍。

周りが暗くなった頃、フルートとキーボード演奏の第二部へ。

浅利さんのフルート演奏。彼もここの雰囲気を気に入られ、4年連続で私達に素敵な音楽を聴かせてくれました。
曲目は「白鳥」「G線上のアリア」「イエスタディ ワンスモア」「愛の挨拶」「イパネマの娘」「浜辺の唄」など。

この日は“100万人のキャンドルナイト”暗くなったブドウ園に300本のキャンドルが灯る。そのチラチラ揺れるキャンドルの灯をバックに響く、心が洗われるような美しいフルートの音色。ここは日頃の喧騒を忘れさせてくれる別世界。
こんな素敵な会場、演奏もこれが最後と思うと、本当に残念な気持ちになりました。

最後に挨拶をされた渡辺さんへの感謝の気持ちに、飲めなかったワインを花束代わりに贈呈しました。来る途中、コンビニで買った360円のワイン。もっと高いワインを買えば良かった!

| このページのTOPへ戻る |

2009/6/17

渡辺果樹園、キャンドルコンサートのお知らせ。

今年も恒例の、三条市、渡辺果樹園のキャンドルコンサートが6月21日(日)18:00から行われます。
フルートとピアノ、それに今回はじめてのオペラが加わります。
http://nature-farm.com/info/2009.html

ブドウの房や葉の木漏れ日を受けながら始まるブドウ園コンサート。曲の進行と共に徐々に暗くなって行く園内。やがて暗闇の中に燈る300本のキャンドルに囲まれての幻想的なライブ演奏。こんな雰囲気で音楽を楽しめるのはここに来られた方のみの特権。
お酒、おつまみ、持ち込み自由!

PA用スピーカーにはMM−151Tが使用される予定です。
どうか、お近くの方、ご家族ご友人お誘いの上、是非ご参加ください。
きっと病み付きになるはずです。

| このページのTOPへ戻る |

2009/6/11

特注スピーカー製作の苦労。

PMP−151Sなどの完成品スピーカーに、オリジナルとは違う、お客様ご持参のスピーカーユニットを装着させていただく、特注のオーダーをお受けすることが多々あります。
音的にエンクロージャーと合わないと思われる組み合わせは正直にご説明してお客様の判断を仰ぎますが、期待しなかったユニットが意外と良い音だったりして、未知のユニットとの組み合わせ、納品前に試聴させていただくのも、こういった特注品製作の楽しみのひとつです。

しかし、一品料理ゆえの苦労もあります。例えばユニット取付けのネジ穴位置が積層板の継ぎ目、縦溝部分に重なった場合です。普通は使用するユニットの穴をガイドにしてドリル刃で穴を開けるのですが、何回やってもドリル刃が溝部分から横に逃げてしまうのです。なぜか溝部分に穴を空けることがどうしても出来ないのです。何回か失敗してやっと原因が解りました。溝部分は積層板を張り合わせた部分になるわけですが、そこには強力な接着剤が塗ってあります。その固まった接着剤が周りの木部よりも硬いため、そこにドリルを当てても硬い部分を避けて柔らかい脇にどうしてもドリル刃が逃げてしまうのです。なのでこういったユニットの場合は穴位置を十字架状にして取り付けさせてもらっています。

マグネットの大きいユニットも大変です。マグネットの大きさに対しギリギリの取り付け穴を開けると、塗装前には入ったはずのユニットが組立て時には窮屈で入らない。スピーカーコードがマグネットに重なるので穴に入らなくなる。そのことをつい忘れてしまう。電動グラインダーでコードの通り道部分を削り落とすのですが、綺麗に仕上がったピアノ塗装に傷が付けない様、大変神経を使う作業です。

今回オーダーしていただいた、フォステクスの限定販売のユニット、 MG100HR-SをPMP‐151Sに装着させていただくタイプも完成間近に思いも寄らぬハプニング。


ピアノ塗装の場合、塗装が仕上がっても硬化を待って会社で4〜5日寝かせます。硬化後、ユニットを装着して試聴、梱包、出荷なのですが、ユニットのフランジが写真のような構造なのでナットを締付けるスパナが入らない。BOXレンチは直のこと入らない。「さぁ〜て、困った。このネジを締めさえすればもう完成なのに・・・・」あと一歩で完成のスピーカーを眺めながら途方に暮れてしまった。今回ばかりはお手上げ。

ネジ屋を呼んで相談するしかない。数万種類のネジやナット類を取扱う県内有数のネジ問屋。その営業マンが提案してくれた厚みのある円筒形のナットをビスを使ってドライバーで締付けることに何とか成功!どうにか無事に完成させることが出来ました。ばんざ〜い!


| このページのTOPへ戻る |

2009/6/5

Hasehiro Premiam のポスターデザイン。

今年も新潟大学のインターンシップ制度を活用させていただきました。今回は試聴会のときに使う、UMU-131XS、アクリルスピーカーのAMA-131SS、WCW-J160のポスターを製作していただきました。
デザイン専攻の女学生さんの作品です。苦労されたと思います。短期間に3枚の素晴らしいデザインを考えていただきました。



 

| このページのTOPへ戻る |

| HOME | このページのTOPへ戻る |

Copyright (C)2003 HASEHIRO Audio. All Rights Reserved