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以前このページに書きましたが、昨年の暮、偶然安く手に入れたバイオリン。
最初の頃は付属のテキストを参考に我流で弾いてそれなりに楽しんでいましたがある日、弦が1本切れたので市内の楽器店に買いに行きました。
その店では以前から楽器のレッスン教室も行っており、そこに今までなかったバイオリン科が新設されて、丁度その生徒を募集中でした。
タイミング良く来店した私に女性店員から入会を薦められ、迷いながらもついその気に。
この私がそのバイオリン科の最初の生徒になったのでした。
1月から月に2回のレッスンを続け、ようやく1年になろうとしていますが、今のところ結構面白くて飽きずに通っています。
もともと弦楽器の音が好きで、チェロかバイオリンを自分で弾いてその音を楽しめたら良いだろうなー、と日ごろから思っていました。
バイオリンなら小型なので会社にも持って行って暇なときにも弾ける。そんな手軽さも良かったので・・・・
レッスンが進むにつれて最近は練習曲がだんだん難しくなってきましたが趣味として焦らず長く楽しんで行きたいと思っております。
家族にはノコギリ弾きが始まったと嫌われ、部屋を追い回されていますが・・・・
最近気が付きましたが、バイオリンはその日の天候によって音が良かったり、ひどい音だったりします。
雨降りの日はやはり湿気っぽい音で響きが鈍いです。
またオーディオと同じで弾く部屋が畳やじゅうたん、フローリングなど、環境によって結構音質が変わることにも気付きました。
先生も言われていましたが、なぜか、畳の上で弾くと響きの痩せた、一番ひどい音に聴こえます。
その店の主催で毎秋開催されているらしい、生徒を対象としたミニコンサートがあり、日ごろの練習成果の発表の場として行われているとのことで、私にも出ないかと先生からお誘いがありました。
しかし、まだとても人前で披露できるような腕前ではないので「とんでもない」と辞退しましたが、後で考えたらそういう励みになる目標があればもっと練習に熱が入るのでは?と思い、「長谷川家の恥じ」と反対する家族を尻目に、思い切って参加することにしました。
殆んど身内だけのコンサートで、皆同じような初心者と聞き、1、2曲に絞って練習すれば何とかなるだろうと、約1ヵ月半、同じ曲ばかり集中練習してその日に挑みました。選んだ曲はヴィヴァルディの「四季」の春と「ムーン・リバー」。
四季はアップテンポの曲だが早い曲の方がかえってごまかしが効く。
スローなムーンリバーの方が難しい。ゆっくり弓を引くときに少し緊張しただけで弓が震えて小さなバウンドを繰り返して止められない。
先生の前でも少し緊張しただけで震える。まして身内とはいえ20〜30人を前にして弾いたらきっとそうなる。
それだけが不安でしたが、「そうなったらそうなったで良いではないですか」と先生に励まされて当日を迎えました。
バンド演奏、フルート、サクスホーン、アコースティックギター、ボーカル、そして私のバイオリン。
皆、開演前に1階のロビーで練習していたので、私も音の混じらない裏玄関の静かな場所で充分練習して自信をもって本番を待ちました。
若いグループのバンド演奏が最初で、続いて踊りのパフォーマンスを交えて歌った男性のボーカル、フルート、ギター演奏とボーカルのグループ。
皆さん上手く演奏されていましたが、やはり緊張で普段通りにはいかなかったみたい。
そして休憩を挟んで私の番。聴いているお客様は参加者とその家族、友人のみ。
やはり殆んど身内みたいだったので緊張もなく上がっていないつもりだったが・・・・
司会者の紹介でステージに立ち、弓を構えて、先生の弾くキーボード伴奏(録音)の前奏をしっかりと聞く。
日ごろの先生の教えを思い出しながら弾き始めた「四季」は少し萎縮して弓の引き幅が少なかったが元気良く弾けたので、自分なりにまあまあ納得できる出来だったと思いました。
しかし2曲目のムーンリバーでは緊張はしていないつもりでしたが、心配していたように最初から弓が震えてしまい、ひどい演奏になってしまいました。
「この曲は面倒だ、間違うかもしれない、間違ったらどうしよう?」と演奏前に考えてしまい、自信を無くしたせいか手が震えてるわけではないのに僅かな心の動揺で弓がバウンドする。
ゆっくり弓を引き、気持ちよく音を伸ばすこの曲のサビの部分なのに、弓がリズミカルにバウンドする。
丁度弓がバネのような効果を発揮するので一度バウンドするとなかなか止まらない。
まるでショックアブソーバーのない車のように・・・・
ムーン・リバーに豊かなバイブレーションが加わった。
弓の引き幅も少なかったので音が小さく、伴奏の音にかき消されて良く聴こえなかったみたい。
一番難しい曲を選んだのかもしれない。
仕事柄大勢の人の前で話すことが多いので、舞台度胸はあるつもりでしたが、楽器の演奏は別ですね。
あれだけ練習したのだから平常心で弾けたら絶対上手く弾ける自信があったのに、無念!
プロの演奏家だって演奏前に夫婦喧嘩でもすれば心が乱れ演奏にも影響するのでしょうね。
多分、演奏前には心のスイッチを切れ変える、プロなりの要領を会得されておられるのでしょう。
いや、それ以前に日ごろから心が平らで豊かでないとプロにはなれないのでしょうね。
終わってのインタビューで司会者が「こういう場を最低3回は経験しないと、」とフォローしてくれました。
来年には自信を付けてもう一度チャレンジしたいです。
「まーだ懲りない」と家族に言われているが・・・・
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会場は市内の青少年センターの音楽室。ボーカル、ギター、ベースでDriver's High。
防音上、ドラムが禁止なのが残念。
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フルート科の生徒さんはメヌエット(ヨハン・クリガー)とエーディルワイス。
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変曲「ムーン・リバー」を演奏中の私。
ヘンリー・マンシーニもビックリ!
このあとのトークはピカイチだった、と友人。
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10歳の女の子が大きなサクスホーンを心地良く吹いていました。映画スウィングガールに刺激されたのがきっかけとか。 |
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