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2005/5/26

 NHK岡山放送局の取材

23日の月曜日に、再度テレビ局の取材をお受けしました。
今回はNHK岡山放送局です。
番組スタッフが備前焼をテーマとした放送を企画。その情報収集でホームページを検索中に当社のサイトを発見されたそうです。 そのテーマの内容が「音楽と備前焼」だったことから、是非にと言われ取材をお受けしました。
岡山からは新幹線を乗り継いでも日帰りは無理なので、前日に駅前のホテルに泊まられて、翌朝9時、重い撮影機材と共にお二人のスタッフがタクシーでいらっしゃいました。取材の構想を練るためなのでしょう、すぐには撮影はされず、世間話方々「新潟なのに何故備前焼の商品を扱うことになったのか?」などの質問をお受けしました。そして、備前焼のインシュレーターとレコードスタビライザーの効果を試聴で実際に確認された後、撮影に入られました。
地元岡山県のローカルニュースの中に5分間くらいの時間で「音楽と備前焼」というシリーズで放映されます。他にも備前焼で作られた楽器の紹介や、備前焼作家だけで集まったコーラスグループの紹介などが日を変えて紹介されるそうです。

今回はMMスピーカーキットは脇役。備前焼が主役です。
スタッフは三脚を慣れた手つきで自在に操り、ターンテーブルの上で回転するイオンデューサーを、違う角度、違う高さから何回も撮影されていました。イオンデューサーを使ったときと使わないときの音の違いをテレビで証明するため、プリアンプにテレビカメラのピンコードをつなげて直接音を入力されました。
撮影はハイビジョンカメラでステレオ放送だそうです。音の違いがはっきり出ると良いのですが・・・・・工場風景と私のインタビューも含めて、全て終わったのは4時過ぎでした。放送時間は5分くらいだそうですが、やはり撮影は1日掛かりでした。

ご名刺には報道カメラマンと書いてあり、普段はニュースの取材が中心だそうです。
先日の尼崎の列車事故現場も取材に行かれたとのこと、遺体安置所の状況は言葉では語れないほど悲惨な状況だったそうで号泣している遺族に、中々マイクを向けることが出来ずに躊躇していると、あとから民放のワイドショーなどの撮影班がドヤドヤと入って来て、遠慮なくマイクを向けて遺族を怒らせたそうです。それでも立場上取材しなければならなく、辛い思いをしなければならないことも多いと語られていました。

岡山に戻られてからイオンデューサーの窯元、難波陶房さんも取材されます。岡山県内のみですが、5月30日、午後6時過ぎのニュースの中で放送される予定です。ただし、大きなニュースが入った場合延期になります。私は見ることが出来ませんが、県内の方にご覧いただければ光栄です。

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2005/5/22

  試聴

全てを塗り終わった頃、外は大分暗くなっていました。
試聴の詳しい感想は下記の川上さんにお任せしますが、正直、期待していなかったパイオニアPE−16の塗装済みを聴いたときは驚きました。
期待していなかっただけに、聴き始めたときは魔法にかかっているのでは?と思ったくらい不思議な気分でした。こんなことって・・・??
ユニットを外したバッフル穴から刷毛を突っ込んで、それも急いでの作業だったので刷毛の届かない部分もあったはずなのですが、塗ってない片側とはまるで音の品位が違う。その素晴らしさにMMスピーカーの製作者として、ヤキモチさえ感じました。ヤマハの小型スピーカーも然りでした。
バックロードはトンネルの壁がある分、塗る面積が広く、その分音が大きく変わる。他のはただの四角の箱、それもMDFより浸透しないであろう、普通の合板や天然木ではそう効果は出ないだろう、と思い込んでいました。この塗料の凄さを改めて思い知らされました。やはりエンクロージャーは楽器なのですね。木の響きの違いでこんなに音が変わるとは。

もっと長く試聴したかったのですが、気が付いたら外は真っ暗、10時を廻っていました。新潟まで2時間半位かかるので、後ろ髪を惹かれる思いでおいとましました。

その後の連絡で、よりグレードを上げるためにもう少し塗料の成分を調整してくれるそうです。その為、この塗料の発売はもう少し先になりそうです。また、塗装の委託のご依頼も多く頂いておりますが、体勢が伴うまでもう少しお待ち下さい。まず先に、各種フロントバッフルの塗装済み商品を発売させていただく予定です。そのフロントバッフルは含浸塗料3回塗りで出荷します。フロントバッフルが一番塗装効果があります。

夕刻、まだ生乾きでしたが、待ちきれずに試聴。
上に乗っているのが、ヤマハのリア用スピーカー。
その下がパイオニアPE−16。
アンプ脇の黒いSPは小型バスレフの自作用BOX。

以下、後日、川上さんから送られて来たメールです。
*******************************

川上です。
スーパー サウンド コーテング塗料をいろいろなスピーカーエンクロージャーに塗ってみました。
その報告を お約束しておりましたので報告致します。

結論

スーパー サウンド コーテング塗装は大成功でした。
パイオニア PE−16は昔からの16cmシングルの名器と評価されていましたね。ダイヤトーンのP−610と双璧ともてはやされていたようですね。
長所は非常にバランスが良く、エンクロージャーとのマッチングで素晴らしい響き。
短所は中音中心で低音高音は限界が有る。
室内楽やボーカルはすばらしい。反面オーケストラは不向き。
最近のロックやスピード感のある演奏には就いていけない。等でしょうね。

経過 

PE−16のエンクロージャーに試聴のために片chにだけ塗装しました。
内側に荒っぽいながら入念に。外側は艶が出る程度に。
因みに、この塗装は汚れを取り除き、刷毛で塗るだけ。
乾いていなくとも2度塗りOK。
乾燥は12時間有ればほぼOK
乾燥時間を4時間程で切り上げ、試聴しました。

PE−16の試聴感想!!

オーケストラ :こけおどしのツアラトウストラはかく語りき

実は塗装前のPE−16の音確認をしておきました。
この曲は以前デモでよく鳴らされた曲。16cmスピーカーで聞く音楽ではないですよね。
無理は承知の上でトライヤル。
いよいよ トランペットのファンファーレに続く第1回目の盛り上がり。
ヘエー !! これはどう言う事なんだ!! と ちょっとびっくり。
音質も音量も塗装前とは雲泥の差。
(塗装前は分解力が弱く、歯切れ悪い音で聞くに絶えなくて掛けて直ぐにストップ。今回も この段階でCDをストップさせるつもりでした)

しかし継続してしまいました。
直ぐに2度目の盛り上がり。1番目より1段と音量が挙げるので、今度は無理だろうとリモコンのストップスイッチをスタンバイ。
ところが ところが出てきた音は! 事無げに !クレッシェンドでの割れるようなテンパニーの迫力を十分に再現。
度肝を抜かれました。
引き込まれて またも継続。いよいよ致命的ダメージを受けるだろう大合奏へ。
再度トランペットのファンファーレそしてホルンからクライマックスへ。
アー もうだめか ・・・ だめか ・・・と思いながら最後まで辿り着いてしまった。
壮大なスケールのオーケストラの大合奏と頂点の シンバルの瞬発音もまさかの再現。
ひやひや感が一気に驚愕に変わった瞬間でした。
自分でイメージした塗料であるのに、あんまりの音質アップに、自らもオーデオ感を根本から考えさせられる一瞬でもありました。
ちょっと残念な事は テンパニー?大太鼓?の16音音符の連続音が1音1音が分離をいなかった事。

次に ピアノ : 有名な月光ソナタ

塗装前のPE−16ではピアノの奥深い響きと共鳴音は絶対に出ないと思っていました。
また、ピアノの高音の鳴りに異質なニューアンスを感じていました。
しかし音が出た瞬間鳥肌が立つようでした。演奏家の表情が読みとれる程に響き渡るピアノが目の前に有りました。

澄み渡るあの有名な3連符の旋律、仄かな共鳴音、長く続く残響音。
塗装前はこんな豊かな響きが無かった。
第2楽章の軽快なリズムも第3楽章の激しい鍵盤を打つアタックも豊かな響きを伴って見事に再現。
塗装PE−16は、全てのピアノをこんなに美しく表現するのだろうか?逆に心配になって。
この塗料のピアノの音は特級品。
説明はいりません。百聞は一見にしかず ではなく 一聴にしかずです。

ジャズ : 古いのですがTAKE FIVEが私の定番。

ジャズはJBL。身体にその固定観念が染みついていますが。
しかし奇跡です。塗装PE−16は遜色がない。
テナーサックスの細かなニューアンスやリードを振るわせる息づかい迄リアルに再現。ドラムスの歯切れの良い響きやスピード感は結構いけていました。
欠点はベースのノリが弱い。そして音が綺麗すぎる。

ボーカル ; 大好きなサラブライアント タイム ト セイ グットバイ

サラブライアントの澄んだ柔らかい歌声(特に囁く声)が真ん中に定位し、呼びかけられ引きずり込まれて抱きたくなる錯覚。
最後の盛り上がりも十分に堪能しました。

もう1つ トスカの星は光ぬ

出だしのクラリネットが宙に浮いたように聞こえてきました。
悲しみのどん底を絞り出すテノールは静粛で浪々と!!オーケストラの絶妙なアシストもか細い糸のように。
深い悲しみの響きが虚脱感を誘いました。

 

何がどう変わったのか?
第1 :本当にびっくりは、ボリュームの位置が同じなのに音量が上がった事。

数デ シベルアップしたような感じ。
音質も比例してアップ!!! エンクロージャー全体の響きが豊かで音が崩れない。

第2 :低域 高域が広がりました。
響きが豊かでしっかり分解をしているから、低域も高域もダンゴ状態にならない。

第3 ;随分スピード感が出てきました。反応が早くなったのでしょうね。
PE−16は古典スピーカーですのでスピードとは無縁と思っていましたが、どうしてどうして心地良い特急列車です。

第4 :音に静粛感と透明感。
私の信条は 「 静粛なスピーカーでないと音にならない。 」 です。

共鳴、ハーモニーがスピーカーの命!!!!
良いスピーカーは音量が上が っても、うるさく感じないはずです。
塗装PE−16は音に調和。
惚れ惚れしました。

誉め過ぎ!! 嘘でしょう!! 信じられない!! と思われるのは、当然です。
少なくとも一緒に居た人達は、同じように感銘しました。

今後は、スピーカーを自作していらっしゃる方はこの塗装を塗るだけで今までの地道な苦労と努力が一瞬に報われます。
同じユニットで同じエンクロージャーでも1度塗りの音、2度塗りの音、3度塗りの音がそれぞれが違う。
自分の理想を自分で作り出す。世界で唯一のスピーカーの出来上がり.....!

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次に市販のオーデオ専門メーカーの完成品スピーカー

今までは メーカー製完成品スピーカーを改造する事はタブーだったような気がします。
しかしこれからはこの塗料を塗るだけで激烈に音がグレードアップするだろうと思います!!!!


ヤマハの完成品スピーカーにも塗装をしてみました。

低音がボンボン、高音はかすれ、中音は引き気味だったのに。
このスピーカーはヤマハの5.1chのリアなどに使用されていますが、私にとって、音の相性が悪く、貰ってくれる人もいない不人気スピーカーでした。(私の中で)このスピーカーのエンクロージャーに塗装をしました。

元ちとせが目の前で唱っています。
オスカーピーターソンのピアノが冴え渡り、ダイアナクラークがシットリとジャズの弾き語りをしていたり。
音の帯域がグーンと広がり、掠れや引っ込みが解消。低音もグーンと張り出し。
なんと 生き返りました。
次週には、買って直ぐお蔵入りしたJBLのエンクロージャーに大塗装をしなくては、と思っています。

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でも特筆物は長谷弘工業のバックロートホーンスピーカーでした。

8cmユニットをマウントして、手当たり次第に試聴。
マーラーが鳴るのですよ。ブルックナーも、シュスターコーヴィチも!!!
8cmユニットが堂々と受けて立つのですから。
ピアノは生演奏を聴いている如く。ものすごい響き。 リアルなタッチとアタック。

ヨーヨーマの無伴奏チェロが揺れている。
こんな響き/聞いたことがない。
ギターでは、指で弦を弾き、その手がギターにほんの少しさわる音までも、リアル再現。!!
この生々しさに、 新しいオーデオの世界が出現したような驚愕、心の底から興奮してきました。

アンプをモノラルに替え、バックロード/片chの塗装をしたスピーカーだけを鳴らしても、誰もが左右両方のスピーカーから音が出ていると思っている。
モノラルだと気が付く人はいない???
それだけ音の広がりが有るのです。
そんな馬鹿な!!!! と言われるでしょうが本当なのです。
立ち会った4人は全員、両方から音が出ていると感じていました。
考えられない事。なのに事実。

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この塗料を使うと、この様に思うでしょうね!!!
今まで、オーデオを極めたいと思って、努力してきたけれど、その努力は何だったの だろうか???
何しろ 立ち上げた 本人が一番びっくりしているのですから。
勿論 長谷弘工業も。 試聴にわざわざお見えになった方々も。
同じ思いになる方を募集したいですね。

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2005/5/20

  塗装開始!

MM−151Sの他にパイオニアPE16、ヤマハの5.1chのリアスピーカー、自作用の小型バスレフBOXを塗りました。

含浸塗料1,000ccでMM−151S1ペアを無駄なく塗るために、各部品の目方をグラム単位で量り、それに準じて塗料を割振りします。初めて見る塗料、透明で粘度が無く水のようにさらっとしていました。やはりアルコール系の匂いがしましたがシンナーのようなツンとした鼻を突く異臭とは違いました。
各部品の重量に適合した量の塗料をその都度量り、皿に入れて刷毛で塗ります。最初は簡単なフロントバッフルやサイドバッフルから。平面は塗料も伸びて塗り易いでした。コツとしては2度塗り禁止で、習字のように一筆で書く要領で塗ります。浸透する塗料なので2度塗り部分や継ぎ足し部分が厚く浸透し、音に影響するからです。
MDFの切削部分は吸込みが激しく刷毛が伸びません。 でも出来るだけ一筆で・・・・ 各パーツが同じ色になるように重ねて一度に塗りました。
全ての部品を塗り終え、物干し竿に掛けて乾燥を待ちます。1リッターでMM−151Sの部品全てを塗れました。この後、PE16,ヤマハのBOXも塗り終え、乾燥を待ってから、MM−151Sを組立てし試聴、メーカー品のBOXも聴いてみました。密閉やバスレフ、パーチクルボードや天然木でも絶大な効果があることが、この後の試聴で確認できました。後日感想をご報告します。
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2005/5/17

  富山県へ何しに?

朝8時、新潟名物の笹団子を土産に、富山の川上さんの会社へ向かいました。
北陸高速道が開通してから、富山へ行くのは初めてでしたが、青空の下、左手に新緑、右手に時々見える日本海を眺めて、空いている片道2車線の広い道路をフィットのオールバックロードホーンでお気に入りのCDを聴きながらのドライブは、旅行気分半分の快適な日帰りツアーでした。
新潟から20以上ある全てのトンネルをくぐり終えたところの、富山県境最初のインター、朝日インター出口で川上さんが待っていてくれました。

会社への途中、カーマホームセンターに寄ってマスク、メガネ、手袋を購入。
今回の目的は開発中の含浸塗料を再度MMキットに塗ってみて、未経験の方でも簡単に塗れるように、塗り方のマニュアルを作成することでした。この含浸塗料は結構高価になりそうで、1リッターでMM141S、151Sの左右1セットが無駄なく塗れる様に各パーツの目方を量り、それに準じて塗料を割り振りしたり、吸込みの激しいMDFへの刷毛塗りのノウハウを得てそのマニュアルを作成しようと考えました。また、メーカー製の密閉や、バスレフの箱にも塗ってみて、その効果を試したかったのです。

以前縫製工場だったというこの工場は現在、大手メーカーの委託で、燃焼可能な燃やせるごみとして使える梱包用パッキンの製造工場になっています。
敷地は100坪あり、周りは新潟と同じ田園風景ののどかな景色。
近くに朝日岳を望み、田んぼが広がる平野、近くに住宅は全く無く、隣はヤマト運輸の小さな集荷場と町民公園。
風通しも大変良く、塗装を塗るには絶好の工場です。

環境改善用天然素材の研究開発とその販売のベンチャービジネスが川上さんの本業で、新開発塗料の新しいニーズとして、このスピーカー塗料を完成してくれました。

彼は根っからの音楽好きのオーディオマニアで、数年前にMM−151のオーナーになられてからは三条市内のお取引先に来られる度に弊社に立ち寄られ、オーディオ以外にもいろいろな情報をお聞かせいただいていました。
備前焼のヒダスキ、イオンデューサーの難波陶房さんを紹介頂いたのも川上さんです。
いろいろな方の紹介、様々な提案を頂き、当社にとっては正にキューピットのような存在です。

昼食後、その工場前の小川が流れる長い公園を散策して、気分の良いところでいよいよ塗装開始です。(続く)

黒部川の雪解け水が人工の小川に流れる並木道のような公園。こんな素敵な公園がすぐ目の前に。
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2005/5/14

  アクリル・クリアスピーカー AMA−131SS

ホワイト、ブラック、シルバー、ブルー、ピンク。
AMA−131SSを作るようになってから殺風景な工場内がカラフルで賑やかになっています。
透明アクリル板は組立て時に指紋が付き易いので、綿の手袋をして作業をしています。
組立て担当の女子社員はカラフルで組立て作業が楽しいと言って喜んでいます。

弊社に良く来られるコンピューター関連会社の営業マン。
彼は全然オーディオマニアではありませんでしたが、アクリルスピーカーの試作段階からそのデザインを気に入られ、購入を約束されていました。そして、ブルーやピンクなどカラフルな色よりも、RR−10と同じウッドカラーをご希望されたのです。「デザイン的にどうかなー?」とあまり気乗りしなかったのですが、是非にと言われて特注でお作りしました。でも頂いた写真を見るとテーブルの色と合っていて、中々Goodですね。写真のようにパソコンやiPodで聴かれておられます。
ユニットも最初付いていたDIYユニットからすぐにフォステクスのFE83Eに交換。
その後、フランス製ユニットAUDAXの8センチを経てTBのW3−926SCに落着いているそうです。
ケーブルを替えたりされて楽しい楽しいと言われ、彼はすっかりオーディオマニアの仲間入りをしてしまいました。

隣町、燕市に開院されたばかりの眼科医院にアクリルスピーカーとRR−10が納入されております。
開院の一年前からご予約を頂いており、プレオープンの前日、そのご準備で忙しい最中にぎりぎり納品させていただきました。
同眼科医さんは市街地の中心、市役所近くで大変立地の良い場所でした。
その日、先生は翌日の準備の手を止めて、院内を案内して下さいました。
待合室と診療室に壁がなく、大変明るく素敵な雰囲気の病院です。
検眼室、手術室などには、大変高価そうな真新しい機械が、何台も静かに待機していました。
だだっ広い部屋に歯医者の診察椅子に似た、安眠椅子らしきものが真中にぽつんと1台だけ置いてあったので不思議に思い、先生にお尋ねしたら、その部屋は手術を終えたばかりの患者さんに、数時間の間リラックスしてもらう為のスペースだそうで、その患者さんが少しでもリラックスできるよう、そこに癒しの音楽を流したいと言われ、もう一セットのスピーカーの追加をお約束いただきました。

最近、深夜までパソコン作業が続き、目が痛くて痛くて・・・・。目薬を点しながら痛い方の片目をつむってモニターと格闘なのですが、近視でモニターに顔を接近しながらなので、なお更なんだろう。
今度、スピーカーの試聴も兼ねて、ここに行って先生から診てもらおう。これ以上目が悪くならないうちに・・・・

待合室。ラックの中には先生自ら組立てられた、真空菅アンプが入る予定。
ブルーのアクリルスピーカーは清潔感があるので病院のイメージにピッタリ・・・・
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2005/5/11

  MMテレビの取材

地元テレビTeNYの「新潟一番」での放送は5月11日に変更になりました。

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2005/5/9

  MMテレビの取材を受ける

新潟ではオーディオ関連の仕事をするメーカーが殆んどなく、その珍しさに地元の新聞、ラジオなどマスコミの取材を時々お受けします。
連休明けの6日は、4社ある地元テレビ局の内の1社、TNeYの取材をお受けしました。ディレクターは若い女性、男性カメラマンが2人。放送時間は5分間だけなのに、取材は朝10時から夕刻5時近くまでほぼ丸一日掛かりました。午前はMCマシニングでMMーTタイプの積層板を削る作業などをビデオ収録。

午後はMMキットの梱包作業、そして男性社員が組立てるMMキットの完成までを収録されました。試聴室でのスピーカーを背に、椅子に掛けての私のインタビューは大変でした。会社の前の道路は連休明けということもあり、度々うるさいエンジン音のトラックが通る。それがマイクに入るのでその度にカット。事務所の電話やファックスが鳴って、またカット。カメラが回っている前で「どういうきっかけでスピーカー作りを始められたのですか?」などと聞かれ、質問に答えるわけですが、中断で撮り直しする度に私の説明の仕方が変わってくる。そのうちに、だんだん感情が込もらなくなるためセリフを忘れたような感じで、話がつながらない。しまいにどう説明してよいか訳がわからなくなってくる。女性ディレクターがカンニングしてと紙に書いて見せてくれるが、当日コンタクトをしていなかった私にはそれが見えない。
何を言ったのか心配だが、編集でダメなところはカットしてくれるだろう。

市販のスピーカーとMM−151Sの音の違いの収録も、車が通るたびにカットされ、それで夕刻まで丸1日かかった訳ですが、これだけ苦労しても流れる放送時間はたったの5分間だけ。何と時間効率の悪い仕事。当社にたとえれば、1日100台のスピーカーを作って販売できる良品はたったの1台しかないみたいなもの。そう考えてみると放送局の1日の放送時間を埋めるには大変な人数のスタッフの労力と時間が掛かっているのだと、つくづく感じました。

収録後スタッフにコーヒーをお出しして、雑談。しかし女性デレクターの頭の中にはこのときも編集のことがあるようで、まだいろいろ質問されてきます。そして最後に「今日は本当に楽しかった。こんなに楽しく取材できたのは久しぶりだ」と言われて帰られました。放送は新潟県内しか見られませんが、大きな事件がなければ、5月10日(火)、TNeYの「新潟一番」の中でニュースの後、午後6時半ごろから放送予定だそうです。
スピーカーの音比べ、テレビでどれくらい違いが解るか楽しみです。


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2005/5/6

  含浸塗料 お客様と一緒に聴き比べ。

連休中は毎日天気が良く、清清しい青空の誘惑に負けて、店を休んでどこかに出かけたい気分もありましたが、やりたい仕事が溜まっていて遅れを取り戻す良いチャンスと自分に言い聞かせ、ずっと会社で頑張りました。特に含浸塗料の1回、2回、3回塗りの各音質の違いをレポートにしたいので、この連休中に、と考えていました。

5月の2日、3日、4日は県内外から試聴のお客様が入れ替わり立ち代りおいでになり、一緒にその含浸塗料済みのスピーカーを聴いて頂き、ご意見を伺いました。
殆んどの方は既にMMキットを所有されておられる方で、ご自分のMMキットとの違いに驚いておられました。
「塗料を塗るだけでこんなに音が良くなるなんて嘘みたいだ。いやスピーカーコードがどうだ、アンプがどうだ、カートリッジがどうだなんて言っていたのと次元が違う。私が今までやっていたことは何だったんだ?」とあきれ笑いされながら帰られた方も・・・・

そして、その塗料の販売方法などでもご意見やご提案を頂きました。
一番の問題点は「塗料を塗っただけでこんなに音が変わることを、聴いた人以外は誰も信じてくれないだろう。 聴いた人しか分からない。そういう意味で販売方法に大分工夫が要るのでは?」ということでした。
私も同感です。音の違いは一目(耳?)瞭然で、オーディオマニアでなくても簡単に聴き分け出来きるほどですが、それを文章やカタログなどでお伝えしてもどの程度信じて頂けるか?

その為には「試聴機の貸出し」「試聴会の開催」「お試し用として塗装済みのフロントバッフルの販売」をすれば良いのでは」とのご意見をいただきました。
そのどれも行うつもりで検討中です。

ゴールデンウィークは5月5日のみ休日気分を味わえました。
海岸までドライブし日本海、出雲崎の「道の駅」の岬で海を眺め、その近くの民家を改造した和風喫茶店でスパゲティの昼食。
午後から巻町にある観光ワイナリー「カーブドッチ」で広い庭園を散策。飼い放しの猫と遊ぶ。 ジャージー乳のソフトクリームを日向の椅子に腰掛けながら舐めて、お金の掛からなかった私達の平凡な連休は終わりました。

6日は地元テレビ局の取材班が会社に来ます。

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2005/5/1

  含浸塗料 塗装済みのMM−151Sが試聴できます。

研究所に依頼してあった含浸塗料の1回塗り、2回塗り、3回塗りのMM−151Sのサンプル3セットが送られてきました。
全ての部材はバラバラの状態で塗ってあります。
早速全てを組立てて、一番期待していた3回塗りタイプにDIYユニットを取付けて聴いてみました。 組立て時、部材の一つ一つがずっしりと重く、サイドバッフルに入るナットも塗装の影響で結構窮屈加減でした。
組立て最後に、そのネジをギュッと締め上げるのですが、従来の無塗装の場合は木が柔らかいので力任せに廻せばいくらでも締まったのですが、塗装で表面が硬くなった今回の試作スピーカーはまるで鉄の板を締めたときのようにカチッと止まり、それ以上廻すことは困難でした。
完成後に目方を量って見たら、何と1割(850g)も重くなっていました。
普通の塗料なら、これだけ重ければ表面に分厚く山のような塗料の塊になっているはずですが、試作スピーカーは殆んど素材のそのままです。内部にこれだけの重さの塗料が含浸している証拠です。

3月の日本橋NICOプラザでの試聴会では1回塗りの、それも片側1本のみで聴き、それでも凄い効果を実感したのですが、左右2本の3回塗りは正に異常事態でした。
丁度地元のMMキットのオーナーさんも遊びに来ておられたので一緒に聴いて頂いたのですが、「塗装でこんなに音が変わるものなのか」とあっけにとられておられました。実にリアル、WCWのコンクリートホーンに近い音になっています。 自作を超えて正にハイエンドの音です。 自作でこんな音になって良いのでしょうか?
「ハイエンドメーカーに申し訳ないね。はっはっはっ」
と、この塗料の共同企画者の川上さん。
「これだけ凄い音なんだから、キット品では勿体無い。デザインを良くしてこの塗料を塗った高級完成モデルを作って売ったら?」
と、試聴されたお客様にご提案ましたが、弊社のファンは自作マニアの方が殆んど。
やはり自作を楽しまれている方に、更に塗るだけで音質UPができるこの塗料を提供したい。
デザインやブランド力はかないませんが、ウン十万円のお金を払わなくても、それと同等以上の音がこんな価格で楽しめる。 何と痛快なことでしょう。

ジャズのブラッシング演奏が実にリアル、ワイヤーブラシでシンバルを叩く音が、束の音ながら一本一本がシャワシャワと細かくはっきりと聴こえます。この小気味の良さに、暫くはこの曲ばかり聴いていました。
オーケストラのヴァイオリン群も曇った団子にならず、気持ち良く伸び切ります。
遠くから微かに、しかしハッキリと鳴り始めたホルン、そしてそれを際立つたせる凛とした周りの静けさも塗装の効果。 ホールの残響音も見事です。
いままで苦手だったマーラー「復活」の激しい演奏でも、箱がしっかりしている為に音が潰れません。 そのスケールの凄まじさは、とても目の前の小さな箱(しかも8センチユニット)から出た音とは想像できません。 更に大きなSTタイプ、Tタイプに塗ったらどういうことになるのでしょう?

1回塗り、2回塗りタイプも聴いてみましたが、一長一短です。性能という意味では3回塗りが一番でしたが、ガチガチに固めるより適度に箱も鳴らした方が良い気がします。
フロントバッフルのみ3回塗りして他は1回とか、今後いろいろ組合せを替えて実験してみます。 アルコール系の無公害で環境に優しい塗料です。
これを1リッター缶に入れて皆様に販売できるようにいたします。近日中です。
塗り方のマニュアルも製作します。
この塗装済みのサンプルは弊社で試聴可能です。
連休中(5月5日は休業)も営業していますので、是非試聴にお越しください。

左が無塗装。右が含浸塗料3回塗り。
色は僅かに濃くなる程度ですが、ずっしりと重くなります。
半分あきれ気分で遠巻きで聴いておられます。
3回塗りは音に勢いがあるので、少し遠くで聴いた方が良いみたい。
大音量で聴く交響曲も、箱の付帯音が無い為にすっきりとして静寂感さえ感じます。
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