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2010/6/25

MM−121SSをUMU−121SSに改名。

MM-121SS。このスピーカーでヨーヨー・マが弾く「踊り明かそう」を聴いていると、東京大田区で作られていた今は幻のアルニコ16cmユニット、ロイーネRA−160を積んだWCW−2016Rの音色を彷彿させます。
そのWCW−2016Rの奏でる音には音楽の雰囲気があり、心を揺らがす深みのある演奏を楽しめるスピーカーでした。女性的でしっとりとした音色で、音楽をより魅力的に再生する素晴らしいスピーカーでした。しかし、口コミでその評判が広がりつつあった、人気の真っ最中に突然ユニットが生産中止になり廃盤せざるを得ませんでした。

そのWCW−2016Rでこの曲を聴くのが好きだったので、その音色を今でも良く覚えています。しかし、MM−121SSでそのCDを鳴らしたとき、優しく始まるピチカートに厳かな静寂感、雰囲気があり、それがあの時とそっくりなのでハッとしました。ロイーネに似たチェロの物悲しい音色。すくい上げる様に高い音階にスラーするところでは胸がス〜っとする、その美しさはやはりロイーネに良く似ていて懐かしい。激しい演奏箇所では巧みな弓さばきが目に見えるよう。最後に太い弦をブルルンと弾いてフィニッシュだが、この部分も力強さこそ敵わないが、やはり似ている。それがたったの5cmユニットの小型BOXで再現できるのだから嬉しい。
それらの演奏は目の前の演奏ではなく、リスナーとは少し離れたステージ上に位置している。無塗装ゆえに楽器の音に落ち着きがあり、逆に大人の音を感じさせる。
スケールこそWCW−2016Rに及ばないが、あのときの雰囲気、感動をMM−121SSで再び楽しめることができる。ハセヒロの新たな逸品になるだろう。

このMM−121SSはまだ価格が決まっていなかったのにもかかわらず、試聴頂いた方、まだ音を聴いてない方も含めて数台のオーダーを頂いています。
先日の日本橋、NICOの試聴会でその価格を発表しましたが、無塗装品タイプで1ペア=42,000円(税込)です。
只今、先行予約をお受けしています。

UMU−131XSも音響用塗料を塗って箱を強制的に響かせているが、このMM−121SSの響きは少し落ち着いた響きで、その為音が箱の間に定位します。
箱鳴りを伴い指向性が弱いと言う意味で、分類をMMではなくUMUシリーズにしたくなりました。UMU−121SS。こちらの方が似合う感じます。
なので改名。この商品の名はUMU−121SSです。

UMU−121SS(無塗装)の先行予約をお受けいたします。
以下に記載頂き、コピーしてメールに貼り付けてお送りください。


UMU−121SS (無塗装 1ペア 42,000円)を先行予約します。
○郵便番号
○ご住所:
○お名前:
○お電話番号:
○メールアドレス:
○ご注文機種:UMU-121SS
○数量:
○お支払い方法: 銀行振込・郵便振替・代金引換払い


送り先はこちら hasehiro@spnet.ne.jp

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2010/6/25

「第12回 聴こう!ハセヒロ・バックロード in 日本橋」の開催報告。A

2日目は前日にワールドカップの日本対オランダ戦があったせいか、出だしは少人数で聴いていただいていましたが、昼頃からは多くの方に集まって頂き、ジャズ、クラシック、フィジョン、Jポップ、演歌、アニメソングなど多くのリクエストを頂きました。
今回もいつものNICO常連さんから多く参加頂き、愛聴盤を何枚も持って来て下さり、試聴会を盛り上げてくれました。
その常連さんご持参の曲で坂本冬美も良かったですが、ちあきなおみも歌が上手くて、あらためてじっくり聴くと良いですね。こういったジャンルの曲は今まであまり好きではなかったのですが、歌詞の意味をかみしめながら聴いているとジーンとしてきます。


「ハセヒロ・オーディオ音楽会」の垂れ幕が効果があったのか3時近くからショッピング帰りのご婦人たちやご夫婦連れも多く入ってこられ、リクエスト曲を一緒に楽しんで頂きました。
一人で入ってこられた70才代の男性は直前に他メーカーのスピーカーを予約されたとのことですが、WCWを試聴されてビックリされ、その予約を取り消すと言われ、WCWを仮予約されて行かれました。
この方は理想のスピーカーに会えてよほど嬉しかったらしくて長時間後ろに立っていた私に、「WCWはまるで別物だ。偶然この前を通って本当に運が良かった。デザインに自信がないと言われるが、これを機能美という。機能から生まれたデザインなので私は気に入っています。私も実は新潟の生まれで・・・・」などと長い時間お話させて頂きましたが、試聴に集中されている方にちょっとご迷惑をお掛けしてしまったかもしれません。


後ろの椅子で長時間聴いておられた中年のご夫婦がおられましたが、そのご婦人も私に話してこられ、「素晴らしい音ですね〜、家にあるスピーカーと何が違うんだろう?聴いてて感動があります。私の息子はピアニストで嫁さんはバイオリンを弾きます。その彼等たちも言うんですが、音楽には素晴らしい力があるんですよ。このスピーカーにはそれを伝える表現力がある。このスピーカーにも興味があるが、私はこれを作られたあなたにも大変興味がある」とまで言って頂きました。

スピーカーユニット裏面から出る音を箱に封じ込めないため、伸びやかで開放的な音。管楽器のように自然なカーブを描くホーンで音楽を吹き鳴らすこのエクスポネンシャルホーンシステムには、従来のスピーカーには足りない演奏者の気持ちを伝える能力があると思う。これがご婦人の言われた表現力だと思う。
こういった一般のお客様も多く参加して頂けるのが、ガラス張りで外から丸見えのこの会場の特長です。オーディオには全く興味がなくても音楽をお好きな方はいっぱいいられるはず。こういったオーディオマニア以外の方へもこのシステムを知ってもらうには素晴らしい会場と思っています。ご参加頂いた皆様に感謝いたします。
次回は11月20日(土)、21日(日)です。

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2010/6/23

「第12回 聴こう!ハセヒロ・バックロード in 日本橋」の開催報告。@

週間天気予報から開催期間中は雨と覚悟していたが、日ごろの行いが良いせいか?2日間とも雨に降られずにすみました。初日の土曜日は余裕を見て11時30分の開演でしたが、機材のセッティングが意外とはかどり、10時半にはほぼ終わってしまい、もっと早い時間に開演すれば良かったと後悔しました。それでも数名の方が11時頃に集まってくださり、予定より少し早めに開催できました。

いつもの通り、初めは私共のCDで一番小さなUMU-131XSから一通りの機種を聴いて頂き、その後、お客様が持って来て下さったCDを順番に聴かせて頂きました。
並んでいる10機種ほどの中からご指定の機種で聴いて頂くのですが、リクエストの多いのはいつもダントツWCWーF200Aです。しかし、今回はそれに負けないくらい人気だったのが、新製品のMM-121SSでした。無塗装で小さくて、広い会場では何ともみすぼらしく見えるスピーカーですが、5cmユニットながら箱全体で音楽を奏でる、そのサイズからは考えられない雄大な音に皆様大変興味を持って頂いたようです。


今までのMMバックロードは箱鳴りが少なく、音が真っ直ぐリスナーに向かってきて、演奏会で言えばステージ下の最前列、あるいは録音したマイクそのままの位置で聴いている感じですが、このMM-121SSはステージからちょっと離れた客席中頃、スピーカーを耳の高さより少し低めにセッティングすると客席からステージを見下ろしている、そんな雰囲気を味わえます。ボーカルや管楽器の柔らかい音色も好評でした。試作品のパイン材141Sも優しい音で好評でした。これで坂本冬美の「君に恋してる」を流したら、「坂本冬美って、こんなに歌が上手かったんだ。このスピーカで聴くと全然違いますね」と私に話しかけられてこられ、パイン材の141Sに大変興味を持って帰られました。ショッピング途中にたまたま入ってこられた中年の女性です。スーザン・ボイルの「夢破れて」を何回も掛けましたが、気持ちを込めたその素晴らしい歌唱力に感情移入して感きわまり、側頭部にピリピリと電流が走ったのはやはり特別な解像度、情報量を持つWCW-F200で聴いたときでした。歌い手のメッセージ、感情の高まりをリスナーへストレートに伝え、心を打つことができるのは、この世界唯一のシステム、ハイブリッド・コンクリートホーンのみが持つ独自の世界だと思います。

でもお客様の好み、感性は十人十色、評価は分かれると思います。仕事や趣味をしながら音楽を癒しやイージーリスニングで聴く人には、あまりに鮮明な音質では気が散ってしまう。実際、購入された方のご意見でも「WCWの唯一の欠点は仕事をしながらだと聴けないスピーカーだ。あまりの生々しい演奏に、つい仕事を止めソファーに身を沈め聴き入ってしまう」と、よく言われます。

同じ生々しい音質でも、もっと柔らかく、構えなくても聴ける音が良い。そう言われる方も実際に多いです。その十人十色、個々のお客様の感性をくすぐるスピーカーをもっと品揃えしなければと、会場でお客様の後姿を眺めながら考えていました。(続く)


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2010/6/18

「第12回 聴こう!ハセヒロ・バックロード in 日本橋」がいよいよ。

仕事の合間を見て、1週間ほどかけて試聴室の機材を段ボール箱に詰めて、昨日NICOに向けて荷物を発送しました。毎回のことですがこの荷造り作業が大変で、この作業さえなければもっと試聴会の回数を増やしても良いかと思うほどです。
当日の東京の天気、残念ながら雨になりそうですが、地下鉄を利用されれば雨に濡れることも少ないと思います。
東京駅からは徒歩10分ですが、東京メトロ丸の内線「大手町」乗換え、半蔵門線「三越前」もご利用頂けます。
大勢のご参加を心からお待ち致しております。試聴用CDもお忘れなく。
私も、ジャズやクラシックの他に、絢香、いきものがかり、阿部真央、aikoなどのJポップなども持参します。どうか色々なジャンルの曲をご持参ください。

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2010/6/15

「第12回 聴こう!ハセヒロ・バックロード in 日本橋」がもうすぐ。

6月に順延していた、東京日本橋での試聴会「聴こう!ハセヒロ・バックロード in日本橋」がいよいよ今週の土、日になりました。
今回は新しい機種の発表としてPARC AUDIOの5cm口径ユニット、DCU-F071Wを装着したMM-121SSを聴いてもらいます。今までの指向性の強く解像度の高いMMバックロードと違って、あえて無塗装にして箱鳴りを利用したちょっとフォーカスの甘い癒し系のバックロードです。
ヒーリングジャズ、ボーカル曲、クラシック室内楽などを優しく再生します。
先回、パイン集成材を使ったMM−151Sを出展しましたが、今回は積層板を1枚減らしたMM−141Sのパイン材仕様を聴いてもらいます。接着一体型のBOXで、8cmユニット専用になります。これもフォーカスの甘い癒し系の音質です。まだ試作途中ですが皆様のご意見を聞きたくて試聴会の仲間に入れてもらいます。

今回も是非、皆様の愛聴盤を何枚も、何枚もご持参ください。毎回言っていますが、クラシックやジャズだけが音楽ではありません。ロック、ポップス、Jポップ、映画音楽、シャンソン、ボサノバ、歌謡曲、ジャンルは問いません。当日は色々なジャンルの音楽を皆で楽しみましょう!
昔、あるオーディオ店に試聴に行かれた若い方が、このCDで聴かせてと、持参したJポップのCDを出した途端、店員に蔑んだ態度をとられた、と話されていましたが、こんなんだから若い人がオーディオに入って来れないのだと思います。オーディオ機器は本来、音楽を聴くための単なる道具だったはずです。それがいつの間にか、その道具の方が主役になって、道具が鳴らす音楽を選んでしまっている気がして、なにか間違っているよな〜、と思うこの頃です。

持参されるCDの音質の良し悪しもあまり気にしないで下さい。あくまでもご自宅で聴かれる音質とハセヒロ・バックロードの音質を聞き比べて頂ければ良いと思っています。
当日使用する機器は自作の300B真空管アンプ、CDPはアーカムのCD192。両者ともそれほど高価な代物ではありませんし、SPコードも1M300円くらいの普及品です。そんな普段着のままの試聴会です。是非遠慮なく愛聴盤をいっぱいお持ちください。

ハセヒロのスピーカーにはブランドエンブレムも付いていません。デザインも平凡な四角形。MM-121SSなどは完成品なのに何と無塗装で販売しようとしています。外観に関してはあまり自信はありませんが、その代わりそこから出てくる楽器演奏、ボーカルの生々しさには自信を持っています。生演奏の再生能力、歌い手、演奏家のメッセージを伝える能力はハイエンドと言われているメーカー品には負けないと自負しております。まだエクスポネンシャルのハセヒロ・バックロードを聴かれたことのない方、是非この機会に「聴こう!ハセヒロ・バックロード in 日本橋」にご参加ください。
http://www.hasehiro.co.jp/event/event_nico_nihonbashi.html


関係ない話ですが、先日生まれて初めてヘリコプターに乗りました。
たまたま寄った道の駅のイベントで6300円を払って4分間のフライトを楽しみました。
上空500mから眺める田園地帯、信濃川、新潟のビル群。カメラを持参しなかったのが残念。小さくてボロッちいヘリコプターでちょっと怖かったですが、上空では鳥の気分。気分は最高!良い思い出になりました。


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2010/6/11

お寺で瓦を叩く、お経とコラボのジャズ。

毎年恒例になっている隣町の燕市にある、福勝寺のジャズコンサートを今年も楽しんできました。
「お経は音楽」という、住職のこだわりで始まったお寺でのコンサートは今回で37回目にもなるそうです。「パーカッショニストの岡部洋一が安田瓦を叩く」というサブタイトルに誘われて先週の日曜日の午後、ビールを飲みながら本堂での演奏を楽しんできました。安田瓦は県内で唯一の瓦メーカーのブランド。中央でも活躍している岡部さんはいつもトリッキーなパーカッションを見せてくれるが、今回はその安田瓦を叩くという前代未聞の演奏。


ウッドベースを伴奏に、いろいろなスティックを持ち替えながら瓦を叩く。ハンマーまでスティックにした時に、勢い余って1枚割ってしまったが、転んでもただで起きず、その欠片を両手に持ってスティックの代わりに・・・。


今回も色々な打楽器を叩いて楽しませてくれました。これらは殆ど手作りの楽器と思われる。金属加工を得意とする、ここ燕三条地区で作ったものかも?
奥にあるUFOみたいな楽器は電子打楽器?これはメーカー製と思うが、叩く位置で音階が変わる。ドラム缶から作られたスチールドラムの音を再生する電子楽器みたい。エレキスチールドラム?


ピアノ、トランペット、テナーサックス、ギターが加わっての第二部。「処女航海」「ワンノートサンバ」「ジョージア オン マイ マインド」など。本堂の高い天井にトランペットとサックスの音色が伸びやかに響く。


リクエスト曲代わりに、と始まった最後の曲は住職のお経とジャズのコラボ曲。南無阿弥陀 南無阿弥陀。 

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2010/6/8

WCW-F200Aの納品遅れのお詫び。

WCW-F200Aのオーダーを頂いている方にこの場を借りてお詫びさせていただきます。

この春の天候不順の影響で、お約束の納期から皆様2〜3ヶ月位遅れています。WCWのコンクリートは特殊な高流動性セメントを使いますが、今年の1月に、コンクリートを練って型枠に流す際、その流動性が全く出なく、ボタボタの状態になり、型枠の狭い隙間にコンクリートが流れて行かなくて、折角練ったコンクリートを全て捨ててしまいました。
この特殊なセメントは大変繊細な製品で、そのときの気温、湿度によってその性能が大きく変わります。過去にも同じ経験があり、メーカーに問い合わせましたが、それはどうしようもないことで、作業の前に少量でテストしてみて、ダメならその日は作業を中止して欲しい、といわれる有様。特に気温の低い日は避けて欲しいとのこと。 そこで2月の暖かい日に・・・ 3月になれば・・・と、気温の上がる日を待ったのですが、今年はいつまで経っても暖かい日が無く、4月になってからやっと製造を開始させてもらいました。
そんな状況なので、オーダーを頂いている皆様には大変な納期遅れでご迷惑をおかけしております。暖かい日が続く今が絶好のチャンス。数セットを続けて製作していますので順次、納品させていただきます。大変恐縮ですが今しばらくお時間を頂きたく思っています・・・・


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2010/6/1

豪農の館で楽しむヴィヴァルディの四季。

「長谷川さんの会社ですよね? 私○○病院の看護婦のKです。お久しぶりです。あの時お話ししていた椿寿荘(ちんじゅそう)でのコンサートが明日土曜の6時半からあります。新潟室内合奏団がヴィヴァルディの四季をフルに演奏します。私が参加するコーラスグループの先生も歌いますので是非来て下さい」 今年の3月まで母が入院していた際、大変お世話になった看護婦さんからの電話で、私の会社の名前、電話番号が解らない為(個人情報保護法で患者の名簿を閲覧できないそうです) あちこちに尋ねてまで電話してくれたとのこと、行かない訳にはいかない。でも、このコンサートのことは忘れておらず、元々行くつもりでいました。椿寿荘は隣の隣の町にある豪農の館で、町の観光施設になっていますが、ここでは月に1〜2回、地元の人を対象に、こういったコンサートが行われています。

新潟室内合奏団は新潟市とその周辺に住むアマチュア音学家により結成されていて、25年ほど前、モーツアルトを演奏したいと願っていた人たちの熱い期待を集めて結成されたものだそうです。ヴィヴァルディの四季は誰でも知っているバロックの名曲。大好きな弦楽奏なので楽しみにしていましたが、道が混んでて会場に着くのが遅れ、ホール?入り口の“ふすま”を開けると同時に演奏が始まってしまった。
もう、空いてると場所は後ろの隅しかありませんでした。耳に馴染みの<春>。畳の上での弦楽奏は篭った演奏になるのでは?と思ったが、これがまた結構良い響き。後ろの床の間、低い天井が、良い意味で音を反射させているようです。十数台の弦楽器が奏でる何とも素晴らしいハーモニー。バイオリンの美しいストリングス、その高域にチェロとコントラバスが低音を心地良く重ねる。最近は弦楽器の音色が益々好きになり、 弦の瑞々しい音色を聴いていると、心と体が浄化されるような、そんな清清しい気分になります。
<夏><秋><冬>と、聴きなれた曲、全ての弦楽器が心地良く調和。聴いてて本当に気持ちが良くなりました。この深みのある演奏、時として低音楽器による荒々しくザラザラとした演奏のオーディオ再生は、音が綺麗過ぎるCDでは無理な気がしました。アナログ盤で四季を1枚だけ持っていて、暫く聴いてないけれど、この盤で聴くのが一番生に近い気がしました。


それにしてもリードバイオリンの男性奏者が素晴らしく上手い。自信を持った弾き方で楽々と演奏し、メンバーをリードしている。私の位置からは後姿しか見えなかったが、演奏後の挨拶で初めてわかりました。何と、その奏者は私のバイオリンの先生だったではありませんか。私はこんなに上手い先生から習っているんだ。そう思ったら、励みになり、もっと練習をしなければと、やる気がまたUPしました。

第二部の声楽も地元で活躍する音楽家で、これも聴きなれた「私を泣かせてください」などを弦楽奏をバックに熱唱。この至福の時間がずっと続いてほしいと願いましたが、あっという間に閉会。その余韻を残したままの帰り道は寂しい田んぼの中の一本道。月だけが道連れの一人のドライブも神秘的で素敵な気分でした。


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2010/5/25

MM−121SSのその後。

以前に紹介しました、PARC AUDIOの5cmウッドコーン、DCU-F071W+MM−121SS接着1体型の試作品。その後もずっと試聴室で聴いていますが、その音に魅せられ、最近はこのスピーカーばかりで聴いています。
試聴室常連さんにも好評で、特に普段辛口のEさんが大変気に入ってくれて、ちょくちょく聴きに来てくれます。ウッドコーンのDCU-F071Wのユニット自体が素晴らしいことは確かですが、それとMM−121SSのBOXがぴったり合ったみたいです。
5cmというサイズから考えられない豊かな音、濃淡の表現は多分ネオジウムマグネット仕様によるもの、雄大な響きは無塗装で薄い壁厚ゆえの箱鳴りするバックロードBOXによるものと思います。でも何よりの魅力は演奏家の感情を伝える能力、音楽の感動を感じさせる力が強いことなのです。
特にクラシック室内楽で。このスピーカーに関しては一般的なオーディオ用語で語りたくありません。とにかく聴いてて音楽が楽しいのです。感動があるのです。
室内楽ではステージの奥行き感が感じられ、ホールの残響音や、広さ、雰囲気を感じます。そのとき小さく鳴っている楽器も含めて、ひとつひとつの楽器が個々に生き生きと自分を主張しているのです。楽器がただ所定位置で鳴っているという感覚ではなく、その楽器を弾いている演奏者の息吹き、姿までをも連想させます。
それは私だけの感覚かも知れませんが、実際にピアノ演奏で椅子に腰掛け鍵盤を叩いているピアニストの姿が想像で見えるのです。ピアニッシモで指の力を抜き、気持ちを込めて丁寧に弾いているのが良く伝わり、聴き手の感受性をくすぐります。

今は無塗装の状態ですが、色を塗るのが怖いです。
最初はSSC,ウレタン、ピアノ塗装、どの塗装が合うか考えていましたが、どの塗装でも解像度がUPして、オーディオ的には性能が良くなるのは確かです。しかし、特に室内楽を聴く分には今の状態が最上で、塗らない方が良いという予感がします。
ユニットの口径サイズが特殊で他のユニットと互換性がないのでキット品としての販売ではなく、完成品として製品化したいのですが、無塗装だと見た目で高級感がない。せめて全面研磨で化粧をし、シンプルで素材を生かした無印良品のようなイメージでリビングに置いて頂ければよいのではと考えています。


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2010/5/18

テレビは素敵なオーディオ機器。

1年も前から画面が黄色に変色。買い換えなければと思っていた一階ダイニングルームのブラウン管テレビがついに故障。丁度4月の末の日でした。エコポイント制度が終わってしまう、と勘違いし、焦ってその夜のうちに大手家電店へ行って液晶テレビを買い求めました。
我が家の液晶テレビはこれが二台目ですが、最初に買ったシャープのアクオスの1ビットアンプ付きが結構良い音だったので、今回もこれにしようと決めていました。しかし案の定、もうそのアンプを内蔵した機種はなくなっていました。仕方なく展示されている機種の中でスピーカーが画面の横に付いているタイプのアクオスを選びました。画像のきれいな新しいテレビに家族は喜んでいましたが、やはり2階で観ている1ビット付きのテレビに比べると音が貧弱。バイオリン演奏の音楽番組を観ていてあまりに金属的な音にがっかりしました。このときすぐ2階に上がって1ビットのテレビを点けて聴き比べましたが、こちらはきれいな音色で演奏していました。低域もバスレフ方式の2階のテレビの方が出ています。ニュースのアナウンサーの声も遠くまで届かない。せっかくの美しい画像と音があまりにアンバランス。家電各社は美しい画像を競っていながら、音に関してはおまけ程度にしか考えていない。「コスト競争で音まで構っていられない」、そんな感じがしました。

やはり、バックロードを繋がなくてはと思い、古い半導体アンプとアルテック付きのRR-10をセッティングしました。それでやっと美しい画像と音が吊り合う様になりましたが、弦楽器の音に拘ると、やはり真空管アンプで聴いてみたくなります。遊んでいた300Bとプリアンプを自家製ラックとテレビの裏に設置して、普段の番組は半導体のアンプで、音楽番組は真空管アンプでと繋ぎ変えて聴くことにしました。良い音で聴けるようになると音楽番組を観るのが大変楽しくなります。
楽器の演奏風景を見ながら音楽を聴けるのが楽しくて、毎晩新聞のテレビ欄とにらめっこ。意外と音楽番組はないのですが、NHKハイビジョンで毎朝6時からの「クラシック倶楽部」。同局の月曜日夜7時からの「名曲探偵アマデウス」(再放送、日曜のBS2の夜6時から)、同じく日曜夜8時からの“自由で新しい音楽の楽しみ方を提案する番組”「どれみふぁワンダーランド」などは見逃さないようにしています。そして偶然見つけたこれだけはどうしても見逃したくない番組はBS-TBS、夜7時30分からの「音旅」。“美しい風景と共にクラシックの新しい楽しみ方を提案していく番組”で、若手女性アーチストが全国の景勝地などを旅しながら、気に入った景観をバックに野外でバイオリン、チェロなどを演奏してくれる。若い女性アーチストの演奏風景とバックの素敵な風景を一緒に楽しめる、今お気に入りの新番組です。早朝、誰もいない京都清水寺でのカノンの演奏は涙ものでした。 他には、福島の花見山公園の満開の桜をバックに・・・。 千葉の水族館の水槽の前で、踊るイルカをバックに「動物の謝肉祭、水族館」を弾く2人のバイオリスト、など。

是非皆様も遊んでいるアンプがありましたらバックロードで音楽番組を聴いてみてください。今あるテレビが素晴らしいオーディオ機器になりますよ。
2階のテレビはイケメン俳優出演の連続ドラマばっかり見ているテレビ奉行(妻)に占領されている。やっと私の居場所が見つかった。

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2010/5/7

ショパンとバロック。

皆様、連休を楽しく過ごされたことと思いますが、私たちは予定通り新潟ではじめて行われたクラシック音楽の祭典、「ラ・フォル・ジュルネ新潟」を連休初日に楽しんできました。
今回の連休は全国的に好天に恵まれたようでしたが、こちら新潟も気持ちの良い青空が朝から続き、行く道中から浮き浮き気分。会場周辺はいつもと違って大勢の人がいて大変にぎやかで、まるでお祭りのような雰囲気でした。
駐車場の屋上を利用して建てられた芝生張りの空中庭園や会場の周りに牛丼、カレーやクレープなどの食べ物屋さんがいっぱい出ていて、そこには普段クラシック音楽会にはあまりいないはずの子供連れのヤングファミリーがいっぱい。このコンサートの特長のひとつで子供連れでも入場OKだからです。普段子育てに手が掛かってコンサートに行けない若いカップルも、子供と一緒に気楽に、しかも安価で参加できるコンサートなのです。

東京のラ・フォル・ジュルネではテーマが「ショパンの宇宙」でしたが、新潟は「ショパンとバロック」。1日で2つの会場、3つのホールで4つのコンサートをハシゴしましたが、ショパンなのに選んだ演奏はピアノ協奏曲第1番以外はヘンデルやバッハなどの弦楽奏ばかり。やはり弦楽奏にこだわってしまう。せっかくの機会、世界の一流のバイオリニストの演奏を聴きたいと思ったからです。新潟出身のバイオリニスト、奥村愛や枝並千花もトークも交えて地元開催を盛り上げていました。
演奏中「いやだ〜、いやだ〜」などと子供のぐずる声、抱っこして子供をトイレに連れて行く親などもいましたが、観客も演奏者も気にしない。逆にクラシック演奏会独自の緊張感がなくて気楽に聴ける。 驚いたのはその子供たち。演奏のクライマックスに差し掛かり、何とも心地良い気分になると、子供たちも同じみたいで、誰一人声を出さず、さっきまでぐずっていた子もじっと静かにしている。心地良さは大人も子供も同じ。むしろ純粋な心を持つ子供たちの方が本能的に音楽の美しさを感じているのかもしれない。

客席1900のコンサートホール、客席500ほどの音楽文化会館、舞台をL字型の客席で囲む能楽堂、各音楽ホールの響きの違いも良く解りました
フランスのイケメン男性若手演奏グループの弦楽四重奏、枝並千花のバイオリンソロを客席300程の能舞台の能楽堂で聴きましたが、クラシック専用ホールと違って楽器の直接音がすぐ側で聴けました。演奏はもちろん、チェロ、バイオリンの楽器自体、何とも美しい音色。この音色、雰囲気をそのまま自宅に居ながらに楽しんで頂ける、感動して頂けるスピーカー作りを今後も目指さなければと思いながら、あらためて音楽に関連した仕事にたずさわっていることの楽しさ、やりがいを感じました。


次の演奏までの待ち時間に空中庭園の階段を下りれば、信濃川河川敷公園のやすらぎ堤。ときどき大学のクラブのボートやヨットが行き来するのどかな風景を楽しめます。近くには白山公園。市の中心に位置しながら都会の喧騒とはちょっと離れた静かな環境に囲まれているので、それが序曲になって会場に入る前から気分が穏やかになる。ラ・フォル・ジュルネのフランス主催者も今回の盛り上がりと、この川辺の風景を大変気に入られたようで、市からの要請があれば来年以降も新潟で開催してくれるようです。

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2010/4/30

試聴室、連休の予定。

試聴室は連休最終日、5月4日(火)、5日(水)のみ営業いたしております。
営業時間は午前10時〜午後4時頃までとさせて頂きます。
試聴にお越しの際は、事前にご連絡を頂ければ幸いです。
    TEL 0256-34-8890

5月1日(土)〜4日(火)の4日間、お休みとさせて頂きます。
よろしくお願いいたします。

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2010/4/27

PARC AUDIO 5cmウッドコーンユニット。

以前ご紹介しました、PARC AUDIOの5cmウッドコーン、DCU-F071W+MM−121SS接着1体型の試作品が完成しました。
やはり音は期待以上でした。豊かな音量で、とてもこの小さな口径の可愛らしいユニットから出てくる音とは考えられません。10cm、13cm口径ウッドコーンを取付けたMM−151などと同じく、このユニット独自の優しくてふくよか、温かな感じの音質で音楽を楽しめます。やはりボーカルが温かくて心地良いですね。中低域も力強いので演奏楽器にも重厚さがあります。また、小型機ならでの歯切れのよさも魅力です。MM−131SSよりも積層板が1枚少ないタイプなので、品番がMM−121SSになりますが、箱とのバランスもベストと思います。ただ、縦35cm、奥行き20cmに対し横幅が9cmしかないので見た感じ、安定性がないのが気になります。底の部分だけワイドにするような工夫が必要かと考えています。


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2010/4/22

接着一体型、SSC−MM−151T特注品の完成。

T様ご依頼の特注品、接着一体型、MM−151Tがようやく完成いたしました。支給して頂いた天然素材の接着剤が気温が低いとくっ付きが悪いため、暖かくなるこの時期まで加工を待っていただいたこともありますが、ご注文いただいてから1年以上も経ってしまい本当に申し訳なく思っておます。

振動板が純マグネシウムのFOSTEX MG100HR−Sは元々スピードがあり、音離れの良いユニットですが、SSC塗料を塗って積層板を接着した一体型のSSCーMM−151Tに入れて鳴らしたら、想像していた以上に解像度の高い、クッキリ鮮やかな音質になりました。切れの良い、スピード感のある音質です。ドラムセッションなどではソファーがマッサージチェアーに早代わり。地を揺らすような凄い低音です。とても10cm口径のユニットからとは思えません。
きっとお気に入りいただけると思います。
今回のご依頼で初めてTタイプの接着による一体型を作らせて頂きましたが、大変良い経験になりました。いつかTタイプの一体型完成品を企画してみたいと思っています。


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2010/4/14

PARC AUDIO 5cmウッドコーンユニット。

PARC AUDIOさんから最近発売になった可愛らしい5cmタイプのウッドコーン、DCU-F071WをMMのバックロードBOXに入れてみようと思います。以前、UMU−131XSの開発時に色々な5cmユニットを取寄せて聴いてみたことがありますが、その殆どのユニットがツイーターのようなか細い音しか出なくて、とてもバックロードに使えずガッカリしたものでした。
このユニット、まだ裸の状態でしか聴いていませんが、その力強い、図太い鳴り方には驚きました。ネオジムマグネット使用とのことですが、これはバックロードBOXとの面白い組合せができそうです。同じ5cmユニット仕様のUMU−131XSとは違った自作キットのBOXで考えてみたいと思います。早速試作を始めました。乞うご期待。


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2010/4/6

4月6日 ラ・フォル・ジュルネが新潟へ上陸。

数年前から毎年、ゴールデンウィーク中に東京国際フォーラムなどで行われているクラシック音楽の祭典、ラ・フォル・ジュルネ(LFJ)が「ショパンとバロック」というテーマで、ここ新潟でも行われることになりました。
LFJ発祥の地、フランスの港町ナントと新潟市が姉妹都市であることと、主催者がナントに似ている新潟の町並みを大変気に入られたことなどから新潟でも行われることになったみたいです。他に金沢、大津でもほぼ同じ時期に開催されますが、新潟は4月30日(金)と5月1日の2日間、市内の中心地にある白山公園や信濃川河畔のやすらぎ堤周辺にある音楽会場数ヶ所で行われます。

1公演が45分でチケットが1500円〜2000円と、大変手頃なのと、各会場が近いのでコンサートのハシゴをすることができます。 私もいくつかの公演をハシゴするつもりでチケットを購入しましたが、すでに売れ切れの公演もあります。
チケット売り場の担当者に「今後は毎年の恒例イベントになりますか?」と尋ねたら、今回の成功次第だそうです。
この素晴らしい祭典が来年以降も続きますように、是非皆様からも盛り上げて頂きたく、ここに紹介させていただきました。
県内のクラシック好きの方はもちろん、近県の方も是非ゴールデンウィークの旅行でも兼ねて来場下さい。LFJ関連グッズ売り場や食と花の交流広場、まちなか交流イベントなど楽しい企画も用意されているようです。

ご興味がございましたこちらをご覧下さい→ラ・フォル・ジュルネHP

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2010/4/2

4月2日 PARC AUDIO ウッドコーンユニットのバックロードタイプ。

PARC AUDIO様からお借りしてしておりましたウッドコーンユニット(DCU-F122W)のバックロードタイプの試作機をMMシリーズのいろいろな機種で聴いてみましたが、やはりMM−151Sが一番相性がよいみたいです。元々低域が出ているユニットなのでホーンの短いSタイプで丁度バランスが取れます。 強磁型マグネットユニットというと、“低音は出て歯切れが良いけれど、きつくて優しさのない音というイメージを私は持っていましたが、さすがPARC AUDIOさん、 このウッドコーンに関しては全くそんな心配はありませんでした。ウッドコーン独自の音の温かさ、心地よさを残したまま、低域が増幅され歯切れの良い魅力的な音質になっていました。

PARC AUDIO様はこのDCU-F122Wを組み合わせるバックロードBOXとして、弊社のMM−151Sを推奨していただくことになりました。5月中旬頃の発売予定らしいですが、先行して秋葉原のコイズミ無線様本店にて4月29日(木)14:00〜16:00にMM−151SにこのDCU-F122W搭載した試聴会が行われます。ご興味のある方、この機会に是非ご参加下さい。



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2010/3/30

天国と地獄。

先週の土曜日、甥(妹の長男)の結婚式に招待されて、東京目黒区の結婚式場、目黒雅叙園に妻と娘の3人で行って来ました。目黒雅叙園は東京の人ではその名を知らない人がいないほど有名な式場らしいですが、私ははじめて聞く名で、事前に調べて知った由緒あるこの会場を見れるのも楽しみのひとつでした。そこには滝の流れる広い庭園があり、それを囲むように会場が作られていて、各階からその庭園を見下ろせる想像以上に素晴らしい会場でした。スタジオで記念写真を撮った後、本格的なチャペルでの挙式。花嫁が父に導かれバージンロードを祭壇に向かってゆっくり歩きはじめると、パイプオルガンが柔らかい音で奏でられ、男女コーラスがミサを歌う。そこにトランペット、バイオリンも加わる。思いがけない生演奏。コーラスのハーモニーが心地よく、そのコーラスの感動なのか?挙式の感動なのか?涙が少し滲んできた。その後の披露宴は職場の同僚、友人が主体で、こちらは親戚テーブルでゆっくり式と料理を楽しませてもらいました。モデルの様にきれいな新婦、一流商社に勤める努力家の花婿は、大勢のお仲間に祝福され大変幸せそうでした。

「日ごろの看病疲れを忘れて、東京観光したら?」という妹の計らいでホテルを一泊とってもらって、翌日の日曜日はゆっくり東京見物することにしました。しかし、普段東京へは仕事でしか来たことがないので、いざ「どこへ行く?」となるとどこへ行ったらよいか解らない。午後から雨になるかもと、一番にいつかは行ってみたかった上野公園の花見を楽しんできました。上野駅公園口から予想通りの大混雑。まだ3分咲きくらいでしたが、歩きながらの缶ビール1本でも花見気分は十分味わえました。

花も縮むほどの寒い日でした。缶ビールを買ったものの冷たくて持っていられないほど。


テントがいっぱい並んだ野外イベント会場でパキスタン料理を食べながらパキスタンの民族楽器の演奏も楽しみました。

民族楽器の名前は何度聞いても覚えられませんでした。

続いて、最近人気の新しい観光スポット、建設途中のスカイツリーを見に浅草へ。駅前から見ただけで十分満足したので建設現場まで行かず、急遽予定を変えて隅田川の水上バスを楽しみ、そのあと国立新美術館を見てもまだ時間はたっぷり。最後に東京ミッドタウンでショッピング。予想とおり素晴らしい造形の建物。テナントのお店も商品もファッショナブル。その殆どが女性向けの店。娘が入ったファンシーショップのコーナーにかわいらしいデザインの小型スピーカーが数点飾られていました。その何台かが音だしされていましたが、よくあるブーストを掛け過ぎたような篭った低音。私的にはとても我慢できない音だが、それでもデザインと手軽さが受けるみたいで、女性客がそのカタログを片手に店員の説明を熱心に聞いていました。別のショップにも個性的なデザインの小型スピーカーが何台か置いてあり、そこもiPodにつなげて8ビートの曲でいかにも「低音が出てるぞ!」という鳴り方をしていました。こういう鳴らし方をした方が客集めできるのでしょうし、実際多くの若い人はこういう音の方が好きなのかも知れませんね。好みなので、それはそれでとやかく言うことはありませんが、普段からピュアな生演奏を聴いている方には生とは違う音と気付かれると思います。あらためて、これからも音楽で感動してもらえる、より生に近いサウンドのスピーカーを追求していかなければとこういう店を廻って感じました。

久しぶりに楽しかった休日でしたが、翌日の月曜日に地獄が待っていました!朝から歯が痛くてご飯が食べれない。歯科に駆け込んだら「こりゃ、だめだ」と言われ、その場で歯と神経を削られた。そして、麻酔が切れた途端、キリに突かれるような激しい痛みがはじまり、頭まで痛く、それが一日中続いた。前日、美味しい料理を食べたとき、慣れない肉料理で歯が欠けたらしい。天国から地獄へと墜落。頂いていたメール多くのメールにやっとのおもいで返信させてもらいました。

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2010/3/23

言語の違いと音楽的センス。

3連休の中の日曜日、この日は午後から試聴のご予約を頂いていたのですが、午前中はのんびりと家に過ごさせていただきました。
ゆっくり朝寝坊し、バイオリンの朝練習にも飽きた10時頃、何か面白い番組はないかとテレビのチャンネルをまわしていたら、BSジャパンのビジネスハンターという番組が丁度始まろうとしていた。たまに見る番組だが、その日紹介される企業の欄には「○○音響研究所」と書いてあった。新進のオーディオメーカーかな?よく見るとそうではなく「傳田聴覚システム研究所」。聞いたことない会社。ひょっとすると補聴器のメーカー?。コマーシャルが終わると、その社の社長がゲストとして紹介された。話の感じでは補聴器のメーカーでも、オーディオメーカーでもないみたいで、英会話などがすぐに覚えられるソフトの開発メーカーみたい。いや、アルファーファが出る癒しのCDの開発メーカーみたい?いや、違うかな?ゆっくり話を聞くことに・・・・。

インテリ風なその社長は元々はクラリネットの奏者で、ある大学音楽部のクラリネット講師をしていたそうです。その際、自分が教わったのと同じような方法で学生にクラリネットを教えても、なぜか日本人の学生はどうしても西洋人のようには上手くはなれなく、ヨーロッパ人の素晴らしい先生から習ってもやはり結果は同じだったそうです。西洋人とは根本的に音楽的なセンスが違うのだそうです。その理由を学生と一緒に考えたことがあるが「骨格が違うから?」とか的を得ない答えばかりだったとのこと。教授はずっとそのことが気になり考えていたが、どうも言語の違いが音楽的センスの違いではないかという結論に行き着いたそうなのです。“McDonald”と外人が言うと、日本人は“マ・ク・ド・ナ・ル・ド”とカタカナで翻訳する。日本語の耳で聞くので英語が聞こえない。日本語なまりで翻訳する。英語が英語のままで(頭の中で翻訳しないで)聞き取れるようになれば、西洋の音楽が西洋人並みのセンスで理解できるのではないか?日本語は人を気遣う言葉。西洋の言葉はストレートな表現。その辺の違いではないか?と考えたそうです。
(この番組を見てて思い出しました。20年ほど前のNHKラジオでゲストの学者がやはり同じようなことを言っていました。「日本人がクラシック音楽を聴いても西洋人が聴くのとは違うように聴こえているようだ・・・・」。このときの教授は右脳(左脳だったかも?)の構造の違いとか言っていた記憶があるのだが・・・・・。)

「これは日本人だけではなく、フランス人がベートーベンを弾くとホニャホニャな演奏になり、ドイツ人の演奏のジャズもなにか違う・・・」と説明が続き、言語の違いが音楽的センスの違いに間違いないと考えた所長は、その研究のため大学の職を辞め、20年間かけて “加工された音楽を専用ヘッドホーンで聴くことによりリズム感や演奏テクニックが向上し、脳と心と体のバランスが整う”商品を開発されたのだそうです。そのCDソフトには@原音、Aその原音に加工を加えた音、B原音の英語の三つの録音がしてあり、番組の司会者とアシスタントの2人が実際にそのCDを専用のヘッドホーンをして聴いた後に感想を述べていましたが、@で解らなかった英語が、加工された音のAを聴いた後は@と全く同じ録音のBがゆっくり聴こえて少し聞き取れるようになったそうです。氏いわく、「母国語の習慣が聴覚を形成し、言語や音楽における音の認知や発声、芸術における表現や思考パターン、さらには行動様式や運動能力にまで深い影響力があるということが判ってきました。つまり「言語=聴覚=リズム感覚」ということだそうです。
ご興味のある方にその研究所のHPをご紹介します。http://www.denchoh.com/what.html

確かに、言われることは本当かもしれない。英語で夢を見るほど英語が堪能な友人が私によく言っていました。「英語が解るようになったら物事の考え方、見え方が大分変わってきた」と。その友人に勧められて彼の通う英会話のサークルに参加して数年、サボってばかりで未だ満足に話せないが、音楽の感性が伸びるのならもう少し一生懸命通ってもいいかな・・・・。


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2010/3/17

PARC AUDIO ウッドコーンユニットのバックロードタイプ。

千葉県のドリームクリエーション様は創業され僅かの期間に、PARC AUDIOブランドで8〜17cmのウッドやパルプ、PP、ケブラーコーンのスピーカーユニットを矢継ぎ早に発売され、フルレンジ、ウーハー、ツイーターとほぼフルサイズの商品を品揃えをされました。そのあまりの速さで、このコーナーでその都度のご紹介ができませんでした。アルテックなどの撤退でいつかは市場からスピーカーユニットの単体販売がなくなるのではと危惧したときもありましたが、ドリームクリエーション様の存在はSP自作マニア同様、私どもBOXメーカーとしても大変ありがたく思っております。

そのドリームクリエーション様から近日バックロードホーン向けの10cmウッドコーンが発売される予定です。
ご好意で、その試作モデルを1ペアお貸し頂いております。
そのユニットに組ませる箱として弊社のMMキットを推薦していただけそうで、大変光栄に思っております。
MMのどの機種に一番適合するか暫く聴かせていただくことに・・・・。

一番最初に発売された10cmフルレンジウッドコーン、DCU-F121Wをベースに開発されたものと思いますが、外観的に違った点はマグネットが2枚のWマグネットになり、フランジのモールにウレタンでできた可愛らしいピンク色のリングがあしらってDCU-F121Wとデザインの差別化がしてあります。ユニット単体で鳴らしただけでもマグネットの強力さが解ります。力強い低音が振動板の背面から弾んで出ます。
多分、MM−151Sが一番適合すると思いますが暫く試聴させてもらいます。


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2010/3/9

お久しぶりです。

このコーナー久しぶりの更新です。長らく更新できない状態が続きました。すみません。

母が昨年暮れに入院してから3ヶ月、その間、仕事や家庭環境、全ての歯車が狂ってしまいました。手術後の経過が思わしくなくて病室で半日、ときには24時間付添いをしなくてはならない日が続き、殆ど仕事が手に付かない状態でした。
お客様から頂いた質問メールのお返事が2日も遅れたり、発送ミスを繰り返したりで皆様に大変ご迷惑をお掛けしてしまいました。WCWをはじめ特注品スピーカーの製作も1〜2ヶ月ほど遅れており、大変申し訳なく思っております。

幸い母の容態は好転し先週やっと退院ができましたが、後を引き受けてくれる介護病院のベットが空くまでの二ヶ月間、ショートスティなどを使いながら自宅で待機しなければなりません。なのでもう少しの間落ち着かない状態が続きますが、これ以上皆様にご迷惑が掛からないように頑張ります。

しかし、家族が一人入院するとこんなに大変なことになるとは思いもしませんでした。病人本人が一番苦しいと思いますが、それを看護する家族も大変です。付添いで殆ど眠れない日もあり、疲労と不安感でこちらも情緒不安になってしまいます。寝不足でイライラしたり、気持ちが落ち込んだり・・・・。そんな時、疲れた心を癒しリラックスさせてくれるのはやはり音楽でした。ソファーに身を深く沈めてスローな癒し系バラードを聴くのが一番の慰め。けだるい曲調のボサノバも気持ちが癒されます。好きなCDを流し、何も考えずにソファーに身を沈めてただボーっとしているだけで気持ちが落ち着いてきます。その際、歌詞の内容などはどうでもよい。単調なリズムに身を任せるだけ。優しい歌声の女性ジャズボーカルが良い。持田香織のバラード集にもだいぶ癒されました。そんなときに聴くスピーカーは決まって試作機のパイン材MM−151Sでした。指向性が弱く刺激のないほんわかとした音色。こんなときにはぴったりなスピーカーです。これぞ音楽浴、音楽療法。

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2010/2/22

ハセヒロ・春の試聴会、順延のお知らせ。

いつもですと4月に行う東京日本橋での試聴会「聴こう!ハセヒロ・バックロード IN 日本橋」はこの4月の良い日が選べなかったのと、入院している母の転院とが重なりそうなので、毎年恒例だった4月の開催を断念し、6月に順延させていただくことにしました。
首都圏に進出したい新潟の企業のために、県が日本橋の一等地のビルを借り上げてくれているイベントホール「にいがた館NICOプラザ#2」はその立地の良さで最近は人気で中々思い通りの日にちを押さえられません。

6月19(土)〜20日(日)の開催です。まだ大分先の話しですが、その頃には新たな新機種も増えているかもしれませんので、宜しくお願いします。

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2010/2/12

「カノン」に挑戦。

「次回からこの曲をやりましょう」マンツーマンで習っているバイオリンの先生から次の練習曲の楽譜を渡された。その曲名はパッフェルペルの「カノン」これは私の大のお気に入り曲なのでラッキーと思ったのですが、頂いたその楽譜は所々だが五線譜にオタマジャクシがぎゅうぎゅう詰めの状態で弾くのは大変難しそう。先生が1回見本に弾いてみせてくれるのですが、やはり難易度が今まで習った曲より段違いに高い。弦を押さえる指の動きの速さが今まで習った曲とは訳が違う。♯♭の記号も多く、曲の長さも8分程ある。しかも同じメロディの繰り返しは殆どない。こんなに長くて複雑な曲を弾けるだろうか? 大変そうだが私にとって初めての本格的クラシック曲。しかし楽譜を見ながらあらためて聴くと何とも変化にとんだ素晴らしい曲。この美しい旋律を自分のバイオリンで思い通りに弾けたなら気分は最高だろう。

ゆったりと始まるイントロ部分が弾けるまで1週間。美しいメロディに自分で弾いてても心地が良い。続いておごそかで尊厳なムードの旋律。その後の少し早いメロディが弾けるまでに3週間。指使い、弓使いが大変楽しい。先生から悪いところを直してもらって、この曲の一番代表的な早くて難解なメロディに挑戦。最初は難しかったが繰り返し練習していると指が自然に動くようになる。好きな曲なので家での練習が楽しくてしょうがありませんでした。毎朝毎晩練習し、3ヶ月ほど経った今では殆ど楽譜を見ないで最後まで弾けるようになりました。
普段聴きなれたメロディはこんな楽譜で書かれているんだ。全ての小節が新鮮でした。よくもこんな叙情的な美しいメロディが浮かび上がるものだ?と、作曲者の才能、感性、名曲の素晴らしさにあらためて感心しました。曲の終盤に差し掛かると前半に弾いたメロディを静かに懐かしく思い返すような、遠い昔の思い出を懐かしむような、そんなノスタルジーな雰囲気にさせる不思議な旋律になります。NHKのBS「クラシックミステリー、名曲探偵アマデウス」でもよく解説されているが、きっと半音などを使った楽譜のマジックが秘められているに違いない。クラシック音楽の芸術性、奥深さをあらためて感じました。

下手なりにも最後まで弾けると、その楽譜に2重丸をもらって次の曲に移るのですが、先生に頼んでもう少しこの曲を練習させてもらうことにしました。今のところはただ弾けるというだけで、“棒弾き”状態。楽譜には“徐々に音圧を上げて”とか“歌うように弾く”などの指示があり、まだまだ中途段階。この曲を完全に弾きこなしたい。この曲に自分なりの感情を込めて、聴く人に感動を与えられるようにもっと練習したい。それにしても、この曲は何回弾いても飽きが来ない。

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2010/2/10

ご依頼のWCW−F200Aの製作状況

O様ご依頼のWCW−F200Aが完成いたしました。
大変お待たせいたし申し訳ありませんでした。3ヶ月掛かってしまいましたが、O様のWCW−F200Aが完成しました。ご指示通り今週末にお届けいたしますので宜しくお願いいたします。



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2010/2/3

メープルパイン積層材MM-151SにSSC塗装のその後。

以前お伝えした、メープルパイン積層材を使用したMM−151S。その後ずっと他の機種と聴き比べていますが、どういう形で販売しようか迷ってきました。
MDFより質量の軽いメープルパインは木の響きを伴いふわっと柔らかい音質で、女性バラードなどを聴いていると包まれるような心地良さに眠気に誘われます。エンヤ、鈴木重子、ELTの持田など緩キャラな歌い方の曲は特にです。その直後に通常のMDF製MM−151SやRR−10などに切り替えるとあまりにハッキリした音質に夢心地状態のまま冷水を浴びせられ、現実に戻ったような気分になります。使用した木の材質によりこんなに音が変わることを今更ながら感じさせられました。逆に言いますと質量の重いMDFはオーディオ的に優れた材質ということがあらためて解ります。


メープルパイン製は音が緩い分、楽器の演奏にも芯がないので片側だけSSCを塗ってみました。音が締まって解像度は改善され、丁度SSC薄型平面スピーカー(写真中央)と従来のMMスピーカーの中間的な音になりました。
SSC薄型平面スピーカーはご購入頂いたお客様から「まるで日だまりのような音」とそのイメージを例えられますが、バックロード独自の音の抜けの良さはそのままに、ほんわかとしたその雰囲気を残したまま、ホーンの増幅で楽器が力強くよりメリハリのあるコントラストの強い音になりました。エンクロージャーが全体に響いているので指向性は弱く、その分演奏会場のホール感も感じられます。ボーカルが目の前に心地良く拡がります。より高解像度を求めるオーディオマニアには受けないかも知れませんが、リスナー個人にとってその音が心地良ければ、その人にとってそれは最高のオーディオ機器。しかし、私を含めそれは少数派みたいで、社内の意見もいまひとつ。
試聴室に初めて聴きに来られたお客様にとっても、志向性があって解像度の高い生々しい音質のWCWやMMスピーカーの方がより新鮮聴こえるのでしょう。
「この音を好きと言われる方もいると思いますよ」と人事みたいに言われてしまう程度。解像度の良いスピーカーに聴き慣れてしまった私にとって緩キャラはかえって新鮮なのかも?SSCをもう片方にも塗って、もう暫くお客様の意見をお聴きしてから、製品化するかどうか決めたいと思います。

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2010/1/26

母の入院、その後。

母が入院して1ヶ月以上が経ちました。腸の手術でしたが運悪くその傷が化膿してしまい退院までまだ大分日にちが掛かりそうです。
寝たきり状態が続いたので歩行も困難になり認知度も進んできました。元々気丈な母でしたが、長い入院生活ですっかり気が弱くなってしまいました。
一人部屋なので寂しがり、食も細くなっているので、できるだけ病院へ通って無理に食べさせるようにしています。幸い家から病院まで15分くらいで行ける距離なので家族交代で日に何度か顔を出して寂しがらせないようにしています。

そんな訳で週末の試聴室は留守になりがちなので、試聴ご希望の方は必ずご予約をください。電話もつながりにくいかもしれませんが私の携帯に転送されますので気長にコールをしてください。

私と母との年齢差は24年です。そう考えてみれば私がこの仕事を続けていけるのも、もう20年位かも?20年なんてあっという間ですよね。いつか老いは必ず訪れる。なので健康に留意して少しでも長い間、この仕事を続けていけるように努めなければ。そして、少しでも多くの方にHaehiroのバックロードサウンドで音楽の感動を味わっていただきたい。これが私のライフワーク。ずっと休んでいたエアロビクス教室とバイオリンのレッスンを再開して健康維持と脳トレに励まなければ!

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2010/1/15

雪景色。

今年はエルニーニョ現象の影響で暖冬という話だったが、それとは裏腹に昨年の年末から結構雪が多く、毎日の雪かき作業にうんざりしています。
と言っても降ってもすぐに溶ける雪なので山間部にお住まいの方に比べたらまだ楽な方だと思います。

夕方5時になると会社の近くの鉄塔から時刻を知らせる音楽が流れます。今、工場の終業ベルが壊れているので、当社の社員はいつもその鉄塔からの音楽で終業の5時になったことを知ります。しかし、最近なぜかその音楽がよく聞こえないみたいで5時を過ぎても気付かず仕事をしていることがあります。どうも降り積もった雪が吸音材になって音がここまで届かないみたいなのです。早く時計を直さなければ。
しかし雪が積もった時の夜景はご覧のように結構ムードがありますよ。


雪  三好達治

太郎をねむらせ、太郎の屋根に雪ふりつむ

二郎をねむらせ、二郎の屋根に雪ふりつむ。

三郎をねむらせ、三郎の屋根に雪がふりつむ

四郎をねむらせ、四郎の屋根に雪がふりつむ

五郎をねむらせ、五郎の屋根に雪がふりつむ


雪国の静けさ、神秘さをうまく表現した詩ですね。このように、夜、雪が深々と降り積もる静かな夜。
このように静かな夜は音楽を聴くには最高の環境なのです。流れる音楽が周りの冷たい空気に浄化されるみたいで、よりクリアに聴こえる気がします。多分それは周りの雰囲気によるもの思いますが、雪が喧騒な世界に白いベールを掛けて静かにしてくれることは確か。そんな夜、一人会社に残ってノラ・ジョーンズみたいなまったりとした曲を聴いている何とも癒される。

何年も前から考えているのですが、会社の脇に雪を積上げて子供の頃のようにかまくらを作り、その中にオーディオセットを持ち込んで音楽を聴いてみたらどんな音に聴こえるだろうか?そこで甘酒代わりにココアなどを飲みながら・・・、きっと素敵でしょうね。上手くできたら試聴室常連さん達を呼んで一緒に聴いてみたいですね。
でも、現実は雪抜け作業に追われる毎日に疲労困ぱい、それどころではありません。今年も夢で終わりそうです。

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2010/1/8

桜材使用のWCWの製作状況。

S様の桜材WCWはコンクリート部の塗装がやっと終わり、今は木部の仕上げに掛かっています。
透明ニスを塗ったら、また写真をUPさせていただきます。



ご指示通りバッフル角のRを小さく取りました。

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2010/1/4

新年のご挨拶。

皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年1年も昨年同様、宜しくお願いいたします。

今年は母の入院で正月気分どころではなかったのですが、親戚同士の新年挨拶の行き来を控えさせていただいた分、病院に行く前の午前中は毎日ゆっくり休むことができました。しかし雪国特有の鉛色の空みたいに晴々しないグレーな気分の正月でした。同じような病気でご家族を看護された経験のある方々から、その経験談と励ましのメールを頂き大変心強く思っています。暖かいお言葉を頂き本当にありがとうございました。


まだ確定ではありませんが、今現在の予定では今年は下記の予定で試聴会を行う予定です。



日時      4月下旬
イベント名  「聴こう!ハセヒロ・バックロード in 日本橋」
会場     にいがた館NICOプラザ#2 (東京日本橋)


日時      10月上旬
イベント名  第16回真空管オーディオフェアー
会場     東京秋葉原損保会館


日時      11月上旬
イベント名  「聴こう!ハセヒロ・バックロード in 日本橋」
会場     にいがた館NICOプラザ#2 (東京日本橋)

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