ユニット振動板の振幅が小さい中高域においては、背圧が掛かりませんが、振幅の大きい低域では、適度な背圧が掛かるるため、ユニット自身で、低域から高域まで、ハイレスポンス、ハイリニアリティーな音の再生が可能です。
自動車に例えると、バックロードホーンはターボエンジンで、逆ホーンは研ぎ済ませれたF1のレーシングエンジンですね! どちらが優れているというのではなく好みの問題ですね。
第9回真空管オーディオフェア−での試聴会で両方を聞き比べていただきましたが、2割くらいの方がバックロードホーンよりもこちらが好きといわれました。
低域はバックロードより少ないですが、よりすっきりした音質で、定位はこちらの方がハッキリします。
逆バックロードシステムはエクスポネンシャルホーンのMMだから出来る技です。
逆BHはB&Wのノーチラス等で有名ですが、このシステムはユニットの背圧を先細り管で自然に減退させる効果があります。無限大バッフルのような効用です。
逆BHはユニットの中高域では背圧が掛らないので、コーン紙が動きやすく微細な信号に反応し、しかも、その背圧の音がフロント音に加わることが少ないため、密閉より量感を稼げて、質感も犠牲にならないのです。
BHほど量感は稼げませんが密閉式より量感は優れます。