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第22回 真空管オーディオフェアー 出展報告②

2日目は天気に恵まれて朝からお客様が多く、1時間に1回のデモの度にいっぱいのお客様から集まって頂きました。

1ホールに2個口しかないコンセントから6社が電気を分け合って使うので会場全体の電圧が下がり、非力な真空管アンプを使う当社は毎回実力以下の音しか出ずに損をしていましたが、今回はその電源対策としてマジックボックスという力強い助っ人を連れてきました。
その効果は抜群で、自社の試聴室で聴くのと遜色ない音質で鳴り、さらに自信を持って試聴して頂く事ができました。

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WCW-WE755Aで流した「夜霧よ今夜も有難う」の、心地良く響く若き裕次郎の声と汽笛ように図太く吹き上がるテナーサックスとの掛け合い。今回はこの曲が一番受けたようです。
長谷川きよしの叫ぶように歌い上げる魂の声と生々しいギターの弾き語り。これまた懐かしい「黒の舟歌」もお客様の心をつかんだと思います。
皆さまシーンと聴き入って頂けました。他には、ちあきなおみの「黄昏のビギン」、諌山実生の「糸」など。

どれも優秀録音でも、オーディオチェックに使う音源でもありませんが、そもそもオーディオは音楽を楽しむためのもの。音を分析して何になる。音楽の楽しさ、感動を伝えるには詩の意味の分かる日本語の曲がなによりと思い選曲しました。

デモが終了する度にお客様からご質問や感想を頂きます。

・UMU-171Mには驚きました。音が後ろまで飛んできてビックリしました。

・UMU-191Mは個性的な音ですね。まさにジャズ向けですね。

・755Aをバスレフに入れているが、こんなにレンジが広くない。コンクリートホーンに入れるとこうなるのか?

・UMU-171Mに付いているユニットは見たことないけど、どこのメーカー? 
良い音ですね、ユニットのみの販売はされないのですか?

・バックロードをいっぱい作ったが、どれもこんな音はしない。やはりカーブの音道が効いているのですね。

・今鳴らしたのは本当にこれ(UMU-131XS)ですか?こんなに小さいのに何故あれほど大きく響くのですか?

毎回、デモ終了時に来年1月の東京日本橋、ブリッジにいがた館での
「聴こう!ハセヒロ・バックロードin日本橋」の試聴会をお知らせすると大勢の方がその案内の入ったカタログを貰いに来てくれました。

今回は思う存分の音を出せたこともあり、本当に楽しい2日間でした。デモが終わるたびに50分後のデモではどんな曲を鳴らそうかとワクワク会議が始まります。
フェアー常連さん達との楽しい立ち話も次作品のヒントになったりします。
今回も大勢のお客様からご試聴頂き本当にありがとうございました。

次の試聴会は1月14日(土)、15日(日)
東京日本橋のイベントホール「ブリッジにいがた」で行います。

でも、その前にもう一つのイベントがあります。

来月11月4日(金)~6日(日)、ビッグサイトで開催される
2016楽器フェアーにも参加します。
有料(大人1500円。高校生以下、70才以上無料)

後日、こちらの案内もさせて頂きます。

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