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富山県、学術会議への出展報告①

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予定通り朝8時に会場の富山県民会館に到着し、入り口に入ってすぐ近くの、指定の場所に用意されていた長テーブルに1時間ほど掛けてスピーカーのセッティングを始めました。
企業出展の展示場所は地下にあるホールなのですが、当社のブースは音出しをするという事で特別に1階フロアにして頂きました。そこはメインであるポスター展(医師や学者が行った臨床実験などをポスターで発表する)の会場入り口であり、企業展示の地下ホールへも続く階段の前で、入場者全員が必ず通る恵まれた場所でした。
まだセッティングが終わらないうちに開場の9時になり、ブースの前を多くの人が通りすぎます。スマホに繋いだUMU-131XSとTVに繋いだサウンドバーを交互に音出しできるようにしていましたが、10時過ぎになるとブースの前の人通りはピークになりました。
この会は小児科と産婦人科の学術会議なのですが、見たからに医師という感じがする男性。凛とした雰囲気が漂う女医さんらしい女性。若い方たちは看護師かインターンだと思いますが、会館の入り口を入られた皆さんは速足で目的のホールへ一直線に向かわれ当社のブースは素通り。たまに横目でスピーカーを見ながら通り過ぎられる方がおりますが、その足の速さは変わらない。今回は会場が市内3か所に分散していて、その間を巡回バスで移動するのに時間が掛かり、限られた時間で少しでも新しい医療の情報を得ようと皆さん必死のようでした。

地下の企業展示ホールにも見学に行きましたが、想像していた出展企業とは大違い。学会の企業展示は全国から集まられた先生達のお土産売り場で、富山なのでホタルイカや鱒寿司、奥様へのお土産用に指輪やネックレスなどの宝飾品が売られているのだろうと思っていましたが、大きな勘違い。そんな物は一切なく、乳児用の保育器や酸素呼吸器、特殊な分娩台らしきもの。見ても訳の分からない専門の装置が数多く展示されていました。医療と関係ない展示は当社のみでした。

それでも午後から、お客様から立ち寄って頂けるようになりました。勉強を終えられた医師や看護師らしい方々が当社のブースに立ち止って「音がきれい、良い音ですね」「面白い構造のスピーカーですね」と声を掛けて頂きます。すかさずバックロードの特長を説明してカタログをお渡しします。

「真空管アンプを組立てしたがそれで鳴らす能率の高い小型スピーカーを探していたところです。カタログください、検討します」「最近アナログプレーヤーを買って自分の部屋で聴いているが部屋に行くのが面倒だ。リビングで、皆で聴く小型のスピーカーが欲しかった。帰って妻と相談してみます」「バックロード、懐かしいな~。若いとき作ったことがあるが、それよりも良い音だ。音が籠らない開放的な鳴り方ですね」と声をかけて頂きました。

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