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兵庫県 銑野様 UMU-191Mを購入されて。③ ④

新しい発見、一つ。

このスピーカーは、音楽ソースの録音レベルをかなり正確に差し示してくれます。
そして、もう一つの稀有な能力として、オーディオの構成コンポーネントの良し悪しも教えてくれることを発見しました。

それは、LP再生コンポーネントの1つですが、普段はあまり注意を払う事が少ない「カートリッジ・リード線」に対しても驚くほどの結果を示してくれました。
その内容は、先の第1弾で報告した「低音の不足」を取り消さねければならない程の改善がこのリード線交換で発揮されました。

その詳細は、市販のターンテーブルに付属していたヘッドシェルに付属していたリード線を「OYAIDEHSR-AG<https://www.shimamusen.com/shopdetail/018007000004/018/007/X/page1/order/>」に交換したことです。交換当初から想像はしていましたが、やはり「0.2mmの5N純銀単線の7本に撚り」の効果は凄まじく、低音不足を不満としていた数々のLP再生をことごとく、満足に変えてしまいました。

この効果が発揮されるLPをできるだけ多く見つけ出すことにより、「低音不足」を解消するために新たなカートリッジ購入計画を取りやめようと思っております。

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25年愛用した、16センチ2ウェイ・スピーカーと異なる音、響きに思いをいたしております。

スピーカー本体の構造には大きな違いはなく、ただ一つの違いを挙げるとすればアンプから銅線を経て、スピーカー本体に繋がる間に「オーディオ・ネットワーク」という、ある意味厄介な、コンデンサーとコイルで構成されるユニットがあるか、ないかの違いがあるのみです。
しかし、この有る・無し、は音楽再生の電気信号には大きな「試練」を課していると私は思っています。
なぜなら、このUMU-191MMark3には、その「試練」がないおかげで、ライブ盤での聴衆の拍手の音、レコードに針を落として最初に立ち上がる「音」の「速さ」が以前のスピーカーと異なることが、聴けば聴くほど思い知らされている訳です。

この特徴は、聴く人に長い間、どんな影響を与えるのか?

やはり、「生」に近い音は、感動するが、疲れるのか?

どれくらいの時間、聴き続ける事ができるのか?

リタイヤしたら試してみます。

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