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2017年5月19日  「燕三条 工場(こうば)の祭典」に初参加します。②

当市、三条市では終戦後に私の父親にあたる年代の多くの人達が、自宅の土間や空き地などを利用して鍛冶屋や木工屋などの商売を始めました。
私の親も本家の土地を借りて、掘っ建て小屋のような簡易な工場を建てて玄能作りを始めました。
今から見れば夢のような好景気が続き、営業などしなくても作れば作っただけ物が売れた良き時代でした。

その初代の方たちが、今は70~90歳代になって殆どの方が引退され、私も含め2代目も親の会社を引き継ぎ頑張ってきましたが、時代は巡り、そろそろ3代目にバトンを渡す時期がきています。
商工会議所などの講演会や業界のパーティでは、若い出席者が殆どで、私ら同年代が年々少なくなって肩身の狭い思いをすることがあります

人口減少、社会不安などで、かつてほどの勢いのない日本で商売を引き継ぐ3代目世代は大変苦労すると思っていましたが、それほど心配はいらないみたい。その若者たちが今、大変頑張っていて心強いのです。

例えば、木工屋の3代目が、よそでは入手しにくい黒檀などの素材を利用して高級箸を作って大ヒットさせていたり、本職用和包丁工場の3代目が、外部デザイナーのアドバイスで開発した家庭用のパン切包丁が大好評で、マスコミの影響もあり現在入手まで1~2年待ちとのこと。
親とは違う感性を持った3代目が、そのアイデアで新分野、新製品開発で業績を伸ばしている社も多いのです。

今回の「工場の祭典」の他にも、工場から出た端材やアウトレット品などを一般に販売する「」も、若者たちが中心になって盛上げたイベントです。

当社初参加の「工場の祭典」も、昨年秋に入社したばかりの息子たちが中心になって、現在いろいろな企画を練っているようです。
「MMバックロードを切り抜き加工するNCルーターを実際に動かして見てもらおう」
「試聴室が狭いので、スピーカーの試聴を工場の中で行えないか?」
「スピーカーを実際に組立ててももらおうか?」
私はあまり口を出さないようにして、できるだけ彼らに任せることにします。

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